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*1年5組
春山 小枝
と
森 蓮
、
八神 修
、
野々 ののこ
の場合
「それでは……宿題の提出を……おねがいします」
教壇で、担任の
五十嵐 尚輝
がぼそぼそと言う。蓮もまた夏休み中に終わらせた宿題を提出する。そして、こんな提案をした。
「宿題を忘れた生徒には、補習を行ってはどうでしょうか?」
「補習……ですか」
尚輝が前髪の奥で瞳を細め、考える。蓮は「宿題の丸写しになるよりは、本人の為になると思います」と付け加える。
「そうですね……。もとよりその予定でしたので……」
「わかりました。ありがとうございます」
蓮が一礼し、感謝を表した。
因みに蓮は課題のほか、意欲的に自己学習も行っていた。夕方ゆっくりと目を通した尚輝が感嘆の声を(僅かにだが)漏らしたのはここだけの話である。
一方その頃。小枝は宿題についた鉛筆のうねりの跡などを一生懸命に消していた。
(全部消したと思ったのに……っ!)
必死になって消していたので、提出が最後のほうになってしまった。それでもしっかり頑張った事を褒められて嬉しかった小枝であった。
ちなみにののこはというと……どうにかぎりっぎりで宿題を終わらせていたようである(ホームルーム前に残っていた問題を必死に解いた)。
次に体育祭実行委員の選出となった。これに周囲の者達が話しており、蓮もまたののこに声をかけてみた。
「え? 体育祭実行委員?」
「ええ。興味深いので私も参加しようと思いますが、どうですか?」
蓮の言葉に、ののこは満面の笑みで答えた。
「やってみたい! 私も体育祭を盛り上げたいなっ!」
「だったら決まりですね」
蓮はののことにっこり笑い合い、共に手を上げる事にした。
その会話を聞いていた小枝は、眠い目をこすって考えていた。興味はあるのだが、気が弱くて迷っている。
「大変そうかなぁ。私でもできるかなぁ」
思わず言った言葉を聞いていた蓮が、ゆったりと柔らかい笑顔で小枝に言う。
「出来ますよ。皆で作り上げていくんですから」
「ねぇ、小枝ちゃんも一緒にやろうよ~。きっと楽しいよ!」
誘われて嬉しいのだが、それでも悩んでしまう。うーん、と悩んでいる横で、修が不思議そうに様子を見ていた。
「春山はどうしたんだ?」
「うーんとね、実行委員に立候補するか否かで悩んでるんだって」
ののこの言葉に修はなるほど、という顔になる。傍らにいた蓮はちょっと気になって修に問いかけた。
「八神さんは立候補予定ですか?」
「俺? まぁ、そうだな。全体的な事と報道をやりたいと思っているよ。記憶と記録に残る体育祭にしたいんだ」
修は穏やかにそういいつつもやる気は十分なようだ。そして、内心では……。
(部としてどう関わるかは部員と話し合うが、新聞部部長は委員会に加わるべきだろう)
とも考えていたりする。
そんなこんなでぎりぎりまで悩んでいた小枝も含め、4人は体育祭実行委員に立候補したのだった。
*1年7組
岡野 丸美
の場合
その頃、丸美は担任の
樋口 弥生
に宿題の提出をしていた。
「どっさりの宿題もばっちり♪ 夏休みの前半で済ましてあるわよっ!」
と自信満々なのだが肝心の宿題はうっかり何問か飛ばしたり適当に書き飛ばしたり……と残り数日で必死にやったのと変わらないレベル(もしくは残り3日を徹夜して仕上げたようなレベル)と同じだった。思わず弥生は苦笑してしまうも、ちゃんとやってきたことについては褒めていたのだった。
(……冬休みは、少しずつでもといていこう)
改めて決意を固める丸美であったがそれが実行されるかは神のみぞ知る、という所だろう。
*1年8組
旅鴉 月詠
の場合
「なかなか面白いな……」
月詠は丁度、担任の
泉 竜次
に宿題を提出していた。一面のヒマワリ畑を描いた水彩画『太陽の畑』や蛍とそれを鑑賞する子ども達の姿を描いた『光る川』など幾つもの作品を提出している。
「残業確定だが、全部見せてもらうぞ。夏休みは充実した創作活動が出来たようだな」
「ありがとうございます」
月詠が一礼すると、竜次はネタで作られた豚の蚊取り線香置きを色々な角度から見つつ「ロックだなっ」と愉しそうにしていた。
ネコミケへ出品してみたり、奈良へ行ったり、と本当に充実した日々を過ごす事が出来た月詠。その様子が見えそうな作品群に、竜次は彼女の魂を、ロックを感じていた。
*1年9組
志波 拓郎
と
後木 真央
の場合
――こちらもホームルーム直前へと時間を巻き戻す。
(今なら、まだ間に合うっ!! 俺の本気を今出さなきゃ……!)
残り1ページだけ宿題を残していた拓郎は必死になって問題と格闘していた。幸いとくに難しい問題ではなかったのでどうにか解くことが出来る。一方、真央は真央で縮こまって額の汗を拭う。
(やばいのだ、きちまったのだ……。で、でもがんばったのだ)
自由課題は編みぐるみやぬいぐるみ、無駄に派手な刺繍のされている6尺の布(水褌用)である。その他、宿題はちゃんとしていた。但し、数学と英語は8割しかやっていない。
(うぅ、補習になるならしかたないのだ。でも、補習は週半分以下がうれしいのだ……)
としょんぼりしていると、拓郎と目が合った。必死に問題と格闘する姿に感化され、真央もまたどうにか問題と向き合う。けれども、英語と数学の宿題はちょっと解けただけだった。
「が、がんばったよ……、後木さん……」
拓郎は、おやつストックのキャンディーを真央に手渡した。そして……力尽きて机に伏せた。
「それじゃあ、宿題から提出してもらおうか」
転入生である
楢木 春彦
の自己紹介が終わると、担任の
高野 有紀
がはっきりとした声で言った。
(って事は次は体育祭実行委員決め……。俺は学級委員だから……)
眠気を堪えて身を起こす拓郎。一方、真央はというと……有紀の前でちょっともじもじしていた。
「にゃふっ。出来る範囲は頑張ったのだ! 残りは解けなかったのだ……」
補習バッチこいなのだ、と虚勢を張る真央に有紀は言った。
「ま、宿題はちゃんとこの日に出している訳だから、補習の対象ではないぞ?」
その言葉に、真央は感涙を流した……らしい。兎も角、真央は補習を免れて脱力したのだった。
因みに、今回は学級委員長の仕事は無く、拓郎はのんびり夢の中へと溶け込んだ事を付け加えておく。
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担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
98人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月04日
参加申し込みの期限
2014年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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