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*1年2組
天満 七星
の場合
――時間をホームルーム直前へと巻き戻す。
教室独特の喧騒に耳を傾けながら、七星は瞳を細める。そうしつつ教室を見渡せば個性豊かなクラスメイトたちが思い思いに過ごしている。
(教室はいつも騒が……もとい、賑やかですわね。でも、この空気、嫌いではありませんわ)
積極的に関わろうとはしないものの、この賑やかさは心地よい。そう思いながら様子を見ていると、風に乗ってこんな声が聞こえてきた。
――天満さんって、ちょっと近寄りがたいよね。
(……やはり、ですか)
心当たりがあったのか、七星の表情が僅かに曇る。彼女自身はふつうにしているのだが、周りに威圧を与えているのではないか? と考えてしまう。ならばどうすればいいのだろうか?
(もう少し、周りに話を合わせられるようにした方がいいかしら? 二学期はそちらを意識しましょうか。と言っても、あまり変なことを家に持ち帰るとお父様が……)
深いため息をつきながら考え事をしている間にチャイムが鳴る。同時に担任の
桐島 義弘
が入ってきた。ホームルームがはじまる。
(後でもう少し、考えて見ましょうか)
七星は考察を一旦止め、ホームルームに集中する事にした。
*1年3組
竹内 音羽
の場合
(……友達、できたらいいけれど……)
不安げに、音羽は黒板に立っていた。大好きな祖母が亡くなるまで、彼女は住民の殆どが高齢者の集落で暮らしていた。根は清楚で穏やかな少女なのだが、祖母が渡したギャル系雑誌と残した言葉が心に滲む。
――音羽、それを読んで一杯友達を作って幸せに暮らすんだよ。
普通にしていたほうが、いいかもしれない。けれども、祖母が遺した物を無碍に出来ず、音羽は覚悟を決める。大切な人を失い、心の整理が出来ていない状態で半ば意地のようなものでもあったが、彼女は顔を上げた。
(転校したてなのに制服を着崩して、スカートも短くしてしまって……。変な目で見られそうだけど……音羽、がんばります!)
「では、竹内さん。自己紹介をお願いね」
担任の
白沢 絢子
に促され前に出る。そして、軽く息を吸ってから音羽は口を開いた。漏れた声は少し強張っていたが、次第に穏やかになった。だが……。
「ただいまご紹介に預かりました、青森から来た
竹内 音羽
ですみたいなー? 得意科目は家庭科で料理とか大の得意っていうかー♪ お裁縫とか編み物も勉強中みたいなー。皆さんどうぞ仲良くして欲しいですって感じ?」
一気に言ってしまい、丁寧にお辞儀する音羽だが、一瞬教室が静まり返った。思わず実を強張らせる音羽。
(や、やっぱりおかしかったんでしょうか……?!)
内心泣きそうになりつつも席に戻ろうとしたとき、拍手が起こった。清楚な動きと無理やりな(?)コギャル語に唖然としたものの、クラスのみんなはそれが面白いとおもったらしい。ちらほらと「なかなか個性的な子が来たね」とか「清楚なのにギャル?」とか聞こえるが、悪意は感じない。
「竹内さん、ようこそ1年3組へ。焦らず、ゆっくり慣れていけばいいわよ」
おっとりと絢子にそう言われ勇気付けられた音羽はもう一度一礼し、席に戻った。ただ、このままギャル系キャラを通していいものか、悩むところであった。
*1年4組
綾辻 綾花
と
恵御納 夏朝
、
風宮 悠
の場合
さて、こちらは体育祭準備委員の募集から始める事になった4組。綾花は黒板の前で説明をしている
久保田 美和
の説明を聞きながら立候補しないでおこう、と考える。同じように見送ろうと考えていた夏朝は何気なく自分の生活を振り返った。
(図書委員会と演劇部もあるし……。3つも掛け持ちしたら、短期のアルバイトをする時間が無いからね)
そんな2人とは違い、悠は参加を頭においていた。確かに1学期の半分を頭痛で欠席していた事は気になる。が、興味があった。
クラスから挙手はまだない。美和は「やってみたら結構楽しいかもしれないわよ」と笑いかけるが、迷っているのだろうか。しかし、ややあって手を上げる人がいた。悠である。
「私が、やっていいのであれば……立候補、します……です」
緊張して僅かに震えていたが、美和はにっこり笑いかける。
「じゃあ、悠ちゃん、がんばってね」
「……はい。迷惑かけないように頑張ります……です」
最後の方は声が小さくなりがちではあったが、美和に肩を叩かれて、ちょっと安心した。
悠は、今年になってから時折頭痛に悩まされていた。実はその時近くでろっこんが使われており、『「他者のろっこんが発動した」という事実を頭痛という形で知覚する』事が出来る。それが彼女のろっこんで、『ヒズミノイタミ』であるのだが……悠はその事実を知らないのだった。
とりあえず一段楽したところで宿題の提出。綾花と夏朝は自由課題として合作の漫画を提出する事にしていた。
「渾身の出来栄えです! 夏朝さんと一緒に描けてよかった……!」
「ありがとう。あの、それは嬉しいんだけれども……」
喜ぶ綾花に、夏朝が申し訳なさそうに最後のページを見せる。そこにあったのは、カラスの物と思わしき足跡。一瞬固まる2人。
「修正するの忘れてたね」
「でも、もう時間が……」
二人は顔を見合わせ、このまま提出する事に決めたのだった。
そして、2人名義で出した漫画は……美和に好評だった。
「この展開って甘酸っぱくて好きなのよね~。三角関係って王道だわっ! クロネちゃんの反応が一々可愛くてたまらないわ~♪」
テンション高めの美和はそのまま恋愛話に突入しそうだったので、どうにか綾花が落ち着かせる。しかし、美和に「素敵な漫画をありがとう!」と笑顔で言われたのはとても嬉しかった。二人はハイタッチをして互いの健闘を称えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
98人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月04日
参加申し込みの期限
2014年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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