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味覚の秋・米フェスティバル!
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「わぁ、いい匂い! いろんな料理が沢山あるねぇ♪」
澄んだ空にも負けない、明るいハイトーンボイス。
ポップなファッションに身を包んだ、黒髪の少女は
軽音楽部
の部長・
雨寺 凛
。
フレッシュなオレンジのような爽やかさを振りまきながら、凛はまずキャットロードを一巡り。
「今日はいっぱい食べる気で来たから、もうお腹ぺこぺこ! 色々あって迷っちゃうなぁ……あれ?」
凛は、ふと足を止めた。
大勢の中でその少年が浮いていたのは、場違いな程きちんとした身なりをしていたからだろう。
「修くん……? 何やってるんだろう?」
一重瞼のスッキリ整った顔立ちの、
八神 修
はタブレット端末で、何か検索しているようだ。
「なぜ皆、米くらいでこんなに盛り上がっているんだ?」
星ヶ丘寮住まいの、修。米に拘った経験が無い。
リッチな八神家では、息子が勉学に集中出来るよう、専属シェフを付けていた。
シェフは仕事に誠実な人物だったので、修はそれと知らずに、毎日、上等な食事をしていた。
それが当たり前だと思っていた。
きっと彼に不味い料理を出したのは、
七夜 あおい
が初めてだろう。
ともあれ。そんな修の目に留まったのは、『ご飯のお供』の文字だった。
気になってシェフに電話して尋ねれば、何故か聞こえる笑い声。
「知らない事は恥じゃない、聞かない事が恥なんだ!」
甘えもあるのか、ついむきになってシェフを追及しかけた修だが、凛に気付いて通話を切った。
「修くん! こんにちはー♪」
「雨寺も来ていたのか」
「どうしたの? ご飯のお供がどうとか、言ってたみたいだけど」
「え、もしかして……ずっと見てた?」
体裁を取り繕ったものの、思わず赤面してしまう修である。
「だが丁度良かった。雨寺、俺に御飯のお供を教えてくれ」
真剣な眼差しに、凛はシェフと同じように明るく笑ってから、答えてくれた。
「ご飯の供ってのは、一緒に食べるとご飯が進むおかずってことだよ!」
的を射た回答に、修はポンと手を打つ。
「成程! 確かに米が主食なら、そういう発想になるのも頷ける」
知的好奇心を満たせた事が嬉しいのか、笑顔の修を見上げて、凛は小首を傾げる。
思い出すのは、
北海道物産展でのエピソード
。
(あの時も、さらっとセスナ出すとか言ってたし、やっぱり修くんはいいとこのお坊ちゃまなんだなぁ……)
よし、と凛は提案する。
「せっかくだし、今日は一緒に思いっきり庶民の味を堪能してみない?」
「ありがとう雨寺、喜んで」
修の瞳が輝く。
「どういたしまして! まずはー、定番のTKGいってみる?」
「TKG、って何だ? アイドルグループか?」
真顔の修に、凛は思わず噴出した。
「修くんてば、可笑しい!」
「え、そんなに変か……?」
耳まで赤くなって、口元を押さえる修に、凛は優しく微笑む。
「来て!」
手招きする凛の背中を、修は小走りで追いかけた。
「賑わってるなあ……なあ、深雪!」
はしゃいでいる
霧生 渚砂
に、
霧生 深雪
は「ったく、ガキかよ」と辛辣な言葉を返しながらも、その表情はどことなく晴れやかだった。
(渚砂が楽しめるなら、来て良かったかな)
なんて、心で呟く。
「はじめは、ご飯だけで食べよう!」
「おかずなしかよ?」
クォーターの深雪には不思議な感覚だったが、渚砂は白米をワクワクしながら口に運ぶ。
すぐに感じる弾力と、優しい甘さに渚砂は納得して頷いた。やはり新米はこうでなければ!
「んー、甘くて美味しい。さすがだな!」
渚砂が褒め称え、深雪も好奇心をくすぐられ、瞼を落とす。
いただきますと手を合わせると、渚砂に倣った。
「なるほど美味い、ご飯って甘いんだなぁ……」
素直な感想が、口をつく。
それを自分の事のように喜びながら、渚砂は深雪を先導した。
「行こうぜ! お金は自分の内職で稼いだやつで出すから、大丈夫だ」
片っ端から食べたいと言う、無邪気な渚砂の背中に、不安を感じる深雪だった。
「あれ、修君と凛君だ」
人混みに知人を見かけ、呼ぼうとした渚砂だが、深雪は遮った。
「女連れだろ、無粋な真似はやめとけって」
「でも」
「シュウとはいつでも会えんだろ、それよりあっち見たい。行こうぜ」
渚砂の腕を反対方向へ引いて、深雪は澄まして出店に向かう。
「米の美味しさ、引き立てる物を合わせて食べたいな……漬物とか? 味噌汁も美味しそう」
「おおっ、色々あって迷うなぁ。コロッケもカレーも美味しそう!」
深雪の思惑通り、渚砂はコロリと話に乗った。
「カレーは、飯の味潰しそうな気がする……でもいい匂いだな!」
こくこく頷く渚砂、そうそれでいい。深雪は小さな笑みを零した。
今日くらいは気兼ねなく、家族水入らずで過ごしたい。
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担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月29日
参加申し込みの期限
2014年11月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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