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学校サボってどこいこう
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【始業前(1)】
「あーあ、授業なんて面倒くさいわよねぇ……」
通学路を眠たげな目つきで歩きながら、
壬生 由貴奈
はふわぁと大きく欠伸を噛み殺した。
(たまに行くくらいならいいけどさ。毎日ってのはツライよねぇ。というわけで)
由貴奈はそこでくるりと踵を返し、華麗にサボタージュを決意した。
「さて、何しに行こうかなぁ」
サボりは決めたが、具体的に何をするかは決めていなかった。
(……そういえば、クッキーの材料切らしてたっけか。それにクッキーのお供のコーヒーとか紅茶、残り少なかったなぁ)
歩きながら、由貴奈はサイドポーチに忍ばせた手作りクッキーを一つ口に放り込む。
(でも、寝子高の近くにその手のもの売ってるお店あったかなぁ……)
材料はいつも星ヶ丘にある自宅マンション近くの店で買っているので、このあたりの店にはまるで通じていなかった。
(ちょっと遠出になるけれどそっちまで買いに行こうかな。星ヶ丘の店って高いけど質はいいんだもんね)
こうして、由貴奈は星ヶ丘へと華麗にUターンを決め込むのであった。
登校中、
赤羽 勇樹
はあたりを不安げに見まわしている年配の女性を発見した。
「おばあさん、どうかしたんですか?」
「ああ、じつはこの場所に行きたいんだけどねぇ……」
人の良さそうな老婆は一枚のメモを勇樹に見せた。
(これは全然違う方向じゃないか……)
勇樹はちらと視線を老婆の向こう側にやった。彼の通う寝子島中学はすぐそこだった。
だが。
「わかったッス。俺が案内しますから一緒に来てください」
勇樹の言葉に、老婆は驚いたように彼を見つめ返す。
「そりゃあ有り難いけれど……、ぼうや、学校は?」
「まだ時間があるから大丈夫ッス! それに困っている人を放ってはおけないッスから!」
臆面もなく、真顔でそんなことを言いきる勇樹。
老婆はしばし呆然とした表情を見せたあと、
「じゃあお願いしようかねぇ」
目を細めて、静かにそう頷いたのであった。
猫島 寝太郎
は寝子高の校門前でおもむろに立ち止まった。
「学びたくないでござる……」
彼は昨夜、酔っぱらった父親に絡まれて、大変うんざりした気分になっていた。
(男子高校生の心はセンシティブなんだからねっ)
心の中で叫んでみるも、誰からも返事はない。
寝太郎の虚しさは募るばかりであった。
御剣 刀
は神魂に関わるようになってから、ときどき学校をサボって島を見まわるようになっていた。
(今日は九夜山あたりに行ってみるか)
そんなことを考えながら、校門前の通りを歩いていると見知った姿があった。
「……あれは猫島?」
刀は思わず首を傾げる。
遠目にもその姿からは学校に対する強烈な嫌気を感じた。
なにかあったのだろうか?
しばし、刀は考えたのち、
(あいつとは何回か神魂絡みの事件で関わったことがあるし、誘ってみるか)
と、サボりに誘うことを決めた。
「それでは放課後にまた来ます」
「ああ。慌てないようにね」
「はい」
御巫 時子
は微笑み、時間外診療に応じてくれた獣医の前を辞した。
幸い小鳥の怪我は大したことはないらしい。
(よかったですね)
時子は胸中で呟いた。
しかし、喜んでばかりもいられない。早く学校に向かわないと。
時子が駆けだそうとしたときだった。
「ああ、ほら。いい子だから泣かないで」
彼女の視線の先で赤子を抱き重そうな荷物を持った若い母親が我が子をなだめていた。
「あのお家はどちらでしょうか?」
気がつけば、時子はそう声をかけていた。
「え?」
「荷物、半分お持ちします。この時間帯は人通りも多いですし、ぶつかって転んだりしたら大変ですから」
「でも、あなた、学校は――」
「私のことはお気になさらないで。ちょっとくらい遅れたって大丈夫ですから」
時子はにっこり笑って、母親の手から荷物を半分預かる。
それに母親はふぅと息を吐いて、
「じゃあ悪いけどお願いするわ」
と、微苦笑混じりに呟いたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月29日
参加申し込みの期限
2014年12月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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