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「オラは大将首が欲しいんじゃ! 雑兵どもは退けい!」
鈴野 海斗
は、長巻を振るって敵兵を次々となぎ倒していった。織田軍が今川軍本陣に突入を命じた瞬間、「突撃準備よし」の掛け声によって「旧軍の亡霊《勇》」のろっこんが発動していたのだ。アドレナリンの作用は強化され、筋力は増強し、痛覚は麻痺していた。すなわち、戦闘に特化された体質になるのだ。
攻撃を刀で防がれたら、刃を傾けて刃同士を擦れ合わせ、手首が下がったところを突いて首元を狙う。それが効かない相手なら、大上段から振り下ろして、刀ごと叩き折る。
歴史は変わらせぬ。
オラたちの大切な、フツウの根っこがそこにあるんだべから。
織田を負けさせるなんて、そんだけはやらせぬ。
やらせは、しねえっちゃ。
激しい鍔迫り合いの末、長巻は刃こぼれして使い物にならなくなった。それでも海斗はひるまない。今度は、腰後ろに装着していた鉈を敵兵に向かってぶん投げた。そして、倒れた兵卒の刀を拾って、口に砂利を入れる。
「突撃準備完了! その首、貰い受けるっ!」
一時も勢いを減ずることなく、海斗は義元に突っ込んでいく。
袈裟懸けに斬りかかった海斗に、義元も応戦する。予想以上に、早い。
義元の目に向かって、砂利混じりの唾を吐きかけ、少しでもひるませようとするが―――
「小手先の手段など、通じぬわ」
目にも止まらぬ速さでよけつつ、義元は攻撃の手を緩めない。一瞬でもいい、隙があれば首を一突きして終わりにできる。後一歩のところまできたというのに―――
「お主は確かに強い。だがわしには勝てぬ」
じりじりと海斗を追い詰める義元。
「執念の差じゃ。わしには天下を手中にするという大義がある。だからこそ、この今川義元の危機の時に、天はわしに力を与えた。お主は勝てぬ」
違う。
思いの差で、こいつに負けているというのは、違う。
海斗は極限状態の中、なぜか全く性格の違う妹のことを思い浮かべた。オラの、守りたいもの―――
「兄ちゃんは、負けるわけにはいかねえんだべ!!」
絶叫とともに、弾かれた海斗の刀は宙を舞った。
妖刀と化した「左文字」とともに、人間離れした戦闘力を手にした義元の精神に、一瞬のほころびが生まれた。
―――あの者にも、兄弟が。
難なく退けたはずの相手が放った言葉が、義元の心中で連想を起こしたのだ。
―――玄広恵探どのに従いな。
少し前に、「木曾方の巴」を名乗る娘が残した言葉。
出陣前に夢枕に立ち、「お前は死ぬ」と言った異母兄。
自分が殺した兄。
いや、弱肉強食の世の習い、自分の行いは恥ずべきものではない。
勝った者だけが、正義なのだ。
勝った者だけが―――
義元は、異母兄の幻影を振り払った。
「織田家にもののふはおらぬのか! わしを殺せる者は、出て参れ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月14日
参加申し込みの期限
2014年11月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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