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月夜に囚われし姫君を救え
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「つばめ姫。そちら側のやり方を知らず、申し訳ないことをした」
「?!」
修は、その光景に驚く。全ての者が白鋼の行動に目を向けていた。瓢が「なんじゃそりゃああ!」と叫び、頭を抱える。仲間の妨害をし、結婚式を整えた上ですべてひっくり返そうと思っていただけに、悔しいものがある。
ややあって白鋼が鳥篭に触れると、音もなく消える。変わりに出現したのは中華風な四阿(あずまや)だった。
「結界も貼る故、飛び道具なども飛んではこないだろう。これなら大丈夫だと思う。戦いが終わり次第、そなたを街へ返す事を誓おう」
「じゃあ……」
つばめの声に白鋼を肯く。
「白鋼様、よろしいのですか?」
透と名乗った虎が、問いかける。白鋼は「ああ」と肯き、改めて宣言する。
「月の国の遣り方ではなく、そなたの世界の遣り方で、私はそなたにもう一度求婚しよう。だが……」
白鋼はどこか楽しげに寝子島の住人達へと向き直る。
「そなたらの力、もっと見せてもらいたい。私のように術を使う者もいるようだからな」
どうやら、戦いは続行らしい。白鋼はふぅ、とため息をつくと……ちらり、ともう1頭の虎を見……片手で顔を覆い、盛大に困った顔をしていた。真央のマタタビ粉によって戦えないほどふにゃふにゃになっているのだ。
「かわいいのだ。巨猫さまもふもふなのだぁ」
服が非常にボロボロな状態なのにも関わらず、恍惚とした表情を浮かべる真央。天懸と月は苦笑し、透の方も武道によって麻痺させられ動けない。
美咲紀はこの間に白鋼を戦っていた者たちの治療をしていく。どうやら、白鋼もそれを望んでいるらしい。
「甘いんじゃないかぃ?」
呆れた、とでも言うような瓢の言葉に、白鋼は肩をすくめる。そしてその視線の先に佇むたおやかな青年、蛇那伊と楽しげな青年、武道を見やる。
「そなたらも、かかってくるが良い。中々の猛者と見ているのだ。是非手合わせ願う」
「あら? ご指名かかったならばお相手しなくちゃ失礼よね?」
蛇那伊はくすり、と笑う。用意ならば既に出来ている。美しくも纏う闘志は修羅か羅刹か。月光の中、静かに彼は身構えるのだった。一方の武道はおどける。
「あれー? そんなに強そうに見えたかなー? ご指名されるなんて思ってナカッター! てへ☆」
そうしつつも恐らく透を麻痺させた姿を見られたからかな、と推測。それでも指名されたとあらば、戦うしかなかろう。
そして、白鋼は美咲紀へも目を向ける。
「そなたはつばめ姫の傍に。この戦いで傷つき、リタイアした者がいればその介抱をその場所で行って欲しい。よろしいか? そこのお茶やお菓子も振舞う故……」
「わ、わかりましたっ」
僅かに緊張しつつ美咲紀は肯く。つばめは小さくため息をつき、顔を上げる。
「確かに、あのボロボロさは見ていられなかったから助けたけど……。まさかこんな事になるなんて思わなかったよぉ~」
「と、とりあえず無事に帰ることができそうですから」
困惑した様子のつばめをフォローしながら、美咲紀はテーブルに置かれたポットからお茶を茶碗に注ぎ、お茶菓子も進めるのだった。
そうしながらも、今まで黙って事の成り行きを見守っていた陽太はつばめへとしっかりした口調で言う。
「……小日向先生。結婚する気がないならその理由、もう一回詳しく話した方がいいかも。納得しないと、また攫いに来るかもしれないし」
そういい苦笑する陽太に、つばめは小さく肯く。
「そう、だねぇ。正直、まだ結婚とか考えてなかったし、先生として大変だけど楽しい事もたくさんあるし……きちんと話さなくちゃいけないね」
つばめは小さく笑って頷き、それを聞いた美咲紀もくすり、と笑った。
仕切りなおして、再び繰り広げられる白鋼との戦い。今回は新たに蛇那伊と武道が加わり、更に白熱しそうだった。
(うぅ……、青春しやがって……)
リア充=スレイヤー(
日野 舞斗
)は説得から今までに至る一連の動きを見、暗い炎を胸で燃やす。彼からしてみれば、甘酸っぱい青春の1ページにしか見えないのだ。
彼はちらり、と離れた場所を見る。と、途方にくれる瓢の姿が目に入った。彼は説得する面々を邪魔しようとしていたが陽太のろっこんにより動くようになった粘土細工と、宙太郎に止められたのである。傍では刀が睨みを聞かせている。ふと、目が合った彼らは何故だろう、その瞬間互いにやりたい事が同じのような気がした……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月02日
参加申し込みの期限
2015年07月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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