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月夜に囚われし姫君を救え
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結:拳と拳の異文化交流
白鋼との戦いは、より激しくなった。
黒陽石のナイフでの攻撃も侮れないだが、それ以上に青白い光線が厄介だった。掠めただけでも表面が冷たく氷に覆われる。そして解けにくい。だいぶ前に光線を浴びた円の中華鍋が未だに凍っていることが証拠である。
ろっこんの力で重力から解き放たれた宙太郎や瞬間移動能力を持つサキリがアクロバティックな攻撃を見せれば、疲れた様子も見せず受ける白鋼。そこへ此方が身を透明にして傘で攻撃するとヒットする率も少し上がる。
蛇那伊は体力を温存していただけもあり、キレのある動きで一撃を放つ。その強さに白鋼はより笑みを強め、楽しんでいた。
蛇那伊の攻撃は重く、それを受け流すと風が起こる。彼の攻撃につづけと刀と円が手刀や拳を振るうと、すべて弾かれる。それはリア充=スレイヤーの一撃に対しても、であった。
(攻めづらい、な)
僅かに息を吐き、刀は首に流れる汗を拭った。傍らの円もまた、中華鍋とお玉を手に呼吸を整えていた。
「さっき、光線を間近で放たれたから鍋で堪えて、殴りかかったんだよね。効果はあったんだけどあんなに早く反撃されるとはなー」
肩をすくめる円だが、己のスタミナの限界が近づき、苦しくなってきた。だが、それは白鋼も一緒である。
「……仕方ない。アレを使うか」
刀はふう、と一息ついてタイミングを考える。真剣な眼差しの彼に、蛇那伊はふふっ、と艶めいた笑みのまま静かに言う。
「そろそろ、『力』を使うつもりね。いいわ、タイミング合わせてあげる」
「ボクにできる事あるならつきあうよ」
円も肯けば、刀は少しだけくすっ、と笑ってしまった。何故だろう、妙に楽しい気持ちになっていた。
「中々、集中力が切れないね」
少し離れて様子を見ていた此方の言葉に、陽太が肯く。粘土細工を再び使おうとしたのだが、警戒されているのだろう、動きの無駄がよりなくなったような印象を受ける。
けれども、陽太は僅かな特徴を見逃していない。「光線を放ったあと、一息ついてるからね。 あの光線放つ前は少し意識を集中するから、その邪魔をすれば放たれずにすむと思うよ」
陽太は戦いの中で観察し、得た事を呟けば此方は「なるほど……」と相槌を打つ。そんな2人に対し、「よく観察してるねー☆」と明るく言ったのは、体制を整えるために下がった武道である。
「でも、疲労は蓄積されている筈だよネ?」
「それなら、隙を作って一気に畳み掛けた方がいいのかしら……?」
彼の言葉に、此方はどこからともなく取り出した炭酸飲料の缶を見つめて呟く。それを見た武道と陽太は、それが使えるのではないか、と思えた。武道もまたどこからともなく炭酸飲料入りのペットボトルを取り出した。
その頃。戦闘不能となった白虎達はというと……中華風の四阿にて修に介抱されつつもふもふされていた。白鋼が戦う前、虎たちを運んだのでこうなった。
真央はというと恍惚状態で毛並みに包まれており、またたびに酔った銀穣はすっかり彼女に懐いていた。天懸は天懸で月をナンパするも、月の頭にあるのは衣装の事ばかり。彼女は
(婚礼の衣装とかも、あるのならば是非見たい……)
と色々イメージしていた。
「結局、みんな戦っていますね……」
美咲紀がそう呟く。視線を戦闘組からはずせば、修が虎を撫でて穏やかな顔をしている。
暫くして、透も目覚める。まだ身体を動かす事はできないが、話す事はできるようだ。
『白鋼様のお役に立てなかったようですね』
「あのっ、大丈夫ですか?」
美咲紀の言葉に肯く透。けれども彼女は傷を見つけ、消毒を施すのだった。
また、戦闘に参加していない者もいた。瓢である。彼は元々白鋼についていた。が、しかし。白鋼の心変わりに少々立腹していた。まぁ、策がおじゃんになったのだから致し方ないだろう。
「だが、まぁ、遣れる事はあるよぃ」
瓢は美咲紀からお茶を受け取りながらも、どうしようか考えるのであった。
「これでもくらえっ!」
リア充=スレイヤーがカラーボールをぶちまけていた。その中身はチーズのような臭いがするインクである。幸い受け流した白鋼だが、中身が破裂し、酷い臭いを放っていた。
「っ! こ、この醍醐のような臭いは何だ!」
「はっはっはっ、リア充滅ぶべし! 慈悲はないのだ!!」
小麦粉をさらにぶちまけて叫ぼうとするリア充=スレイヤーだったが、白鋼のタックルを食らって派手に転ぶ。そのまま白鋼は襲い掛かってくるサキリを迎え撃った。彼の瞬間移動を利用した攻撃は厄介である。それに気を取られていたら別方向からの攻撃に反応しづらいのだ。
がっ、と鈍い音を立てて受け止められるサキリの足。けれどもすぐさま別の場所へ移動し、蹴りを放つ。腹部を狙ったそれを受け流した所で宙太郎が急降下! 疲労の所為で反応が遅れ、僅かに掠めていく。
「そなたらの力、実に面白いな」
「褒めてくれているのか?」
宙太郎が笑う。その隙にサキリが虚空に移って頭を狙うも、白鋼は2人から素早く身を離し、拳を握った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月02日
参加申し込みの期限
2015年07月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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