this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
スイート・タイフーンにご注意を?
<< もどる
1
…
12
13
14
15
16
…
17
つぎへ >>
月詠達がエレベーターに乗ってまもなく。
伊織 源一
と
山田 勘三郎
が駅ビル前へと到着し、中に入る。勘三郎はショックな事がありちょっとガックリしていたものの、途中で源一が拾ったお菓子を食べて気力を回復させる。
「この上なら、届きそうだな」
武人という言葉が似合う源一は自然体で肯くとちらり、と勘三郎を見た。彼は「俺もそう思う」と付け加えた上でニヤリ。
「綿菓子なんてもんは、大きく見えても元のザラメはほんのちょびっとなんだよ。押しつぶして片っ端から食っていけば、どんどん減らせる筈だぜ! それに……」
そこまで言った勘三郎はちょっと苦笑して言葉を続ける。
「俺のろっこんは変身している間どんどん腹が減るからな」
だから、いくら食べても大丈夫、と胸を叩く。源一は少し考えるとビルの売店に小銭を置き、お茶やミネラルウォーターを数本買った。
「そうは言っても、水が欲しくなるだろう。受け取れ」
「! ありがてぇ!」
実は内心、「ずっと綿菓子ばっかってのはきつそう……」とも考えていた勘三郎としては、ありがたい差し入れだった。
そうしている内に、刀たちもまたビルへやってくる。源一と勘三郎は彼らと共にエレベーターへと乗り込むのだった。
動いていたエレベーターを利用して屋上へ。璃亜が鍵を差し込み、屋上へと通じるドアを開ける。
「いよいよ、わたがしのくもが手にはいるねっ」
「よーし、がんばっちゃうぞー! ぞー!」
嬉しそうな海美と玲音の視線の先。いつの間にか駅ビル上に巨大な雲の塊(真ん中から青空が見える)が迫っていた!
「これが……」
「……って、量が多すぎですよぉおおお!」
思わず見入るアリサの横で思わず叫ぶ璃亜。空に浮かぶ綿菓子の雲の大きさにこれにはちょっと涙目だ。その傍らで、月詠はさもありなん、という表情で太陽を描いた紙を雲に向け、早速封印していく。一度にたくさんは無理なので、何枚もの絵に閉じ込めていく。
「少し骨が折れるな」
怜もまた力強く跳ね、左手で虚空に十字を刻む。途端に生み出されるかまいたちが綿菓子を切り刻む。同時に落ちる個別包装済みお菓子。
「凄いですね……きゃっ!?」
運悪く璃亜の頭に降り注いだ上に、バランスを崩した怜が思わず倒れこむ。「す、すまない!」と彼に助け起こされ、思わず目があって「こちらこそごめんなさいっ!」と真っ赤になって璃亜は謝る。
そんなやり取りに苦笑しつつ、愛らしいクマのあみぐるみを取り出した彩葉は「おねがい」と優しく心で囁くと叫んだ!
「ショータイム! いっけーっ!!」
届くか解らない。それでも届けと思いっきりあみぐるみを投げる。と、あみぐるみは雲の上に乗っかった。そのままたしたしと踏みつけてもらう。
(いいよ! その調子!)
すると、ぽとん、ぽとん、とお菓子が降って来る。中にはビニールパックに入った綿菓子も落ちてきて思わず「えっ?」と声を上げてしまうが、彩葉はきっちりとゲットした。
「わぁ、すっごぉい!」
海美はそんな中思いっきりジャンプしていた。アリサと共に跳ねて綿菓子を食べていたのだが、勢いあまって雲の上まで出てしまったらしい。澄み渡った青空に浮かぶ太陽を見、海美はにっこり笑った。
(すっごくきもちいなぁ。この雲でおひるねできたらいいのに)
ぴょん、と雲の上に乗ってしまった海美は、綿菓子の雲をちぎって食べたり、掘って出てきたお菓子をゲットしたり、とのんびり空中散歩(?)を楽しんだ。
一方のアリサは「ホップ・ステップ・ジャンプ!」と三段跳びの要領で雲に飛びつき、綿菓子をちぎって食べていた。ここへ来る途中もこの方法であとちょっと、という所まできたのだが、やはり屋上まで行かないと届かなかったようだ。
(これ、案外美味しいかも……)
何度もジャンプして口に入れる。どこか懐かしい香ばしさも感じつつ、アリサは綿菓子を食べ続けた。
「ボクもいくよー♪」
玲音もその横でぴょんっ、と元気にジャンプ!うーん、と手を伸ばして綿菓子をゲットすれば、おいしそうにむしゃむしゃ食べる。ところが勢いあまって思わず綿菓子の雲の上に着地してしまった。しりもちをつくと同時にぱらぱらと落ちるお菓子の音。
「わぁ! ゆめのなかでもおそらってきれいだねぇ~、ねぇ~♪」
辺りを見渡して喜んでいると、海美がお菓子を掘り出していた。玲音もそっちの方へと向かい、一緒にお菓子を探したり、綿菓子の雲を食べたり、無邪気に楽しんでいた。
「風が強いよ馬鹿野郎!」
不意にそんな声がした。鈍い音がしてドアが開かれれば、刀と時子、美弥子、源一、勘三郎の5人が姿を現した。
まず、流れそうになった雲を美弥子がどうにかこうにか大きなくしゃみをし、ろっこん『春一番』が発動! 風が巻き起こって、流れようとする雲を押し戻す。
「きゃああっ?!」
再び璃亜の悲鳴が上がり、思わず刀と勘三郎の顔が真っ赤になる。璃亜のスカートがめくりあがり、白いショーツがちらりと見えてしまったのだ。
「わ、悪い!」「ごめんっ!」
と思わず謝る2人。璃亜はなぜそこまでトラブルに巻き込まれるのか……。
<< もどる
1
…
12
13
14
15
16
…
17
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
スイート・タイフーンにご注意を?
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月26日
参加申し込みの期限
2015年02月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年02月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!