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「あれ?」
路上ライブを見に来ていた
夢宮 瑠奈
は一瞬目撃した『常に天を見ているアイツ』に瞬きをした。
(あれって、サンマさん……?)
一瞬で人ごみに紛れた影に首をかしげつつ会場へ到着。わくわくしながらステージを待つ。と、ちょっと目の鋭い少年が近くにいた。刀である。
「夢宮、この人だかりは何だ?」
「もう直ぐ『DOG110』の路上ライブがあるんだよ!」
瑠奈の言葉に、刀は「面白そうだな」と笑顔になる。2人はこのままそこでライブのスタートを待つことに。そうしているうちにメイドカフェでのランチを終えた
御巫 時子
と
桜庭 円
、
瓜山 メイ
の3人もやってきて、このまま5人で楽しもうという事に。
「瓜山先生も、このライブが目的ですか?」
「実は、時子さんに誘われて、なんです」
「そしてメイ先生と時子ちゃんと散策中なんだ!」
刀の問いかけにメイが笑顔で答える。傍らの円が妙に「どやっ」とした顔をしていて刀が思わず「なんでそんな得意げなんだ」とつっこむ。
「そういえば、寝子高にもこのグループのファンだ、という生徒さんも多いですね」
メイの言葉に、時子達は肯いた。
「今回は新曲の披露会でもあるみたいですね……」
「えーっと、『フライディスク・ゲット!』だっけ? どんな曲だろう?」
時子と円が貰ったチラシを見ていると瑠奈が声を上げた。
「そろそろ始まるみたいだよっ! わぁっ! あの衣装、『フライディスク・ゲット!』にあわせているのかな?」
瑠奈の声で刀たちもアイドルを見る。割れんばかりの声援と拍手が起こり、いよいよ路上ライブは始まった。
今回路上ライブに登場するのは、最近話題になっている天川 燕(通称:つばめ)の他に総選挙第19位の本田 明日葉(通称:あすたん)と25位の須藤 稔(通称:みーの)の3人。明日葉の方はダンスを得意とする事で有名な一方、スタントもこなす、小柄だがパワフルな女の子だ。稔の方は声優としての活躍が最近目立ってきている。特に『希望戦士ニャンダム』ではクローネ大佐の幼少期とアオの役を演じた事で有名である。
賑やかな音楽と共に、3人の少女が姿を現した。3人の中で一番背の低い明日葉がバク宙を決めると拍手が沸き起こり、人々の注目を集める。
「おぉ、『DOG110』の路上ライブじゃん! つばめもがんばってるな!」
通りがかった
吉祥寺 黒子
は応援しているアイドルの姿に瞳を輝かせた。傍らの
鷹峰 凪
もこの賑やかな光景に瞳を細める。
「皆、楽しそう♪ とてもいいね」
「あぁ」
凪の言葉に黒子は肯き、つばめへと声援を送る。と、彼女も黒子に気付き、笑いかけてくれた。前に会った時よりいい表情をしているな、と黒子は思わず嬉しくなる。やっぱりがんばっている姿を見ると、応援したくなる物だ。
そんな彼女たちに混じって踊りだしたのは、天を見続ける魚眼のアイツ。その存在を見つけ黒子がおもいっきり言ってしまった。
「って何でサンマさんがいるんだよっ!」
それで気付いた人々が、ざわめき出すがアイドルたちは何食わぬ顔でサンマさんとのダンスでコラボレーション。実に楽しそうだ。曲が終わると同時に、サンマさんがアイドルたちの横に並んだ。
「今日は、路上ライブに来てくれてありがとうなっ!」
登場したサンマさんに、驚く人多数。
(見間違いじゃなかった……! なんで!? いいなぁ! さすが親善大使だねっ)
瑠奈が口を押さえて嬉しさや興奮を抑えていると、刀が困惑した様子で首をかしげていた。すると、サンマさんの傍らにいた燕が事情を説明し始めた。
「今回、『フライディスク・ゲット』のPVは寝子島を舞台に撮影されました。そして、このサンマさんもゲストとしてPVに登場しています!」
「なんと! サンマさんも一緒に踊ってくれてるんですっ!」
「「えっ?!」」
黒子と凪が顔を見合わせて驚いていると、サンマさんがびしっ、とポーズを決めている。その微妙にカッコいい雰囲気を纏ったサンマさんはのりのりな調子で言った。
「それじゃあ、早速新曲行ってみようか!」
「聞いてくださぁい! 『フライディスク・ゲット』!!」
癖のある短い髪をふわりと揺らして稔が叫べば、イントロが流れ出す。アップテンポで激しいメロディーが流れれば、観客たちのテンションも上がっていった。
音楽に合わせて見事なダンスを披露する『DOG110』の3人。盛り上がる観客。微妙にフリが違うサンマさん。その光景をみつつ、瑠奈はその全てに見蕩れていた。
(アイドルって、ほんとうに人に幸せの時間を分け与えられる存在だよね……)
サンマさんへ手を振ってみれば、彼は嬉しそうに返してくれた。そして、ノリノリで踊り、それもアイドルたちの動きと見事にシンクロする。
「なにか手伝えたらとか思ったけど……、これなら大丈夫かな」
刀は何故かほっとした顔で、サンマさんの様子を見る。入念に打ち合わせをしていたのだろう、サンマさんのダンスはとてもキレッキレでかっこよかった。
「サンマさんも凄いなぁ! うん、皆素敵!」
「ああ。なかなかかっこいいよな!」
瑠奈と刀は顔を見合わせ、ノリノリで声援を送る。時子達も音楽に合わせて身体が動きそうになっていた。
「一体感、がありますね……。皆、楽しそうです……」
その言葉に瑠奈や刀も肯いていれば、いつの間にか黒子と凪も近くて声援を送っていた。
「ライブってのは、やっぱりこういうノリが楽しいぜ! なぁ?」
黒子は自然と誰に言うでもなくいい、聞いていた者達は自然と同意の笑みを浮かべていた。
この新曲を含め、全て5曲披露した『DOG110』のメンバー。サンマさんもまた自作と思わしきダンスを披露したり、マイクパフォーマンスで路上ライブを盛り上げた。
「実に充実したライブでしたね」
メイが感嘆の息を漏らしていると、瑠奈はぐっ、と拳を握り締めた。アイドルを目指す彼女としては、何らかの決意を新たにしたのだろう。
(目の前で輝いているトップグループへ追いつきたいなら、寝子島で行動だね。いつか、この地でも有名になるために……!)
真剣な眼差しになる瑠奈に、円が楽しげに笑う。
「なんか、燃えてる感じがするね、瑠奈ちゃん」
「うん。私だって、輝きたいから。皆と一緒に音楽を作りたいから、ね」
そういいながら、胸の奥が熱くなるのを実感する瑠奈であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年02月23日
参加申し込みの期限
2015年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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