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寝子島高校
夏休みの終わり、真夜中のプールで
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●夜のプールに来てみれば●
【寝子島高校・プール】
雲間から漏れ出る月明かりが、夜の校舎を洗う。
残暑の陽射しに灼けたグラウンドも、今は夜の底でそのほてりを冷ます。
そんな学校の敷地内に今、こっそりと忍び込む、1つの人影があった。
ひょこっ。
闇夜に揺れる寝ぐせ頭と、フカフカの、これは日なたの名残りの布団の匂い。
参道商店街・猫島寝具店の息子、
猫島 寝太郎
だった。
(夏休みの宿題も、ちゃんと終わらせたし〜。
ラジオ体操にシェスタ、お祭りも家族旅行も行ったし、
フツウの夏休みはたっぷり満喫したけど……)
でも、何か物足りないような、どこか完璧じゃないような。
そんな思いに誘い出されるように、夜の学校にやって来た猫島だったが、
カチャ、キィ……
「あれ? 鍵が……開いてる?」
ダメモトで押してみたプールの入口の扉が、思いの他あっさり向こう側に開いて、当の本人がびっくりだ。
「自分以外にも、誰か来てるのかなぁ」
きょとんと首を傾げながら、プールに足を踏み入れる猫島……と、その時だ。
「夜のプールに忍び込むのって面白そうじゃねーデスカー!
ハロウィンみたいにワクワクしやがりますデスヨ!
ワーイ! ワーイ! キュルビスも仲間に混ぜやがれデスー!」
プールの中からではなく、自分の背後から、ギョッとするほどの大声が聞こえてきて、
(わわっ、だ、誰か来た!?)
慌てて、ササッと更衣室の建物の影に隠れる。首だけ出して様子をうかがうと、連れ立って賑やかにそこにやって来たのは、
キュルビス・ラムズイヤー
、
夢宮 瑠奈
、そして
野々 ののこ
の女の子3人組だ。
「うきゃぽー! だよねっキュルビスちゃん!
夜の学校って、なんかワクワクするよねっ!」
「グーテン・ターク! グーテン・ターク、同志!
お会いできてキュルビスはウレシーデス!」
ののこにガッチリ握手を求めて、ぶんぶんその手を振る、ハイテンションな彼女。こっそり物陰で話を聞いていると、キュルビスと名乗るその女の子。どうやら校門の所で、ののこと瑠奈の2人に出くわし、さっそく意気投合してここまでやって来たらしい。
でも……
(って、か、カボチャのお化けぇ!?)
頭がカボチャのその女の子の姿に、思わず悲鳴を上げそうになる猫島。自分はうっかり、魔女の集会にでも紛れ込んでしまったのだろうか?
「しーーっ。キュルビスちゃんに、ののちゃん、声が大きいってば……
って、あれれ? ねえ見て、プールの入口がもう開いてるよ?」
今しがた猫島が押し開けた扉に、そこで
夢宮 瑠奈
が気が付き、3人娘がきょとんと不思議そうに顔を見合わせる……。
「んもーダレーこんなベタな日にプールの鍵あけたのー!」
「あっ、志波先輩だ!」
そこにニコヤカにやって来たのは、水泳部の2年生、
志波 武道
だった。
「今日部活で使った後は、ちゃんと俺が施錠しといたはずよー!」
「ち、違うよ? あたし達が来たら、もう開いてたんだよ!」
茶目っ気たっぷりにメッて顔をする武道に、瑠奈が身振り手振りをまじえて弁解を始める。
「そりゃお休みの最後くらい、悪いことしてもばれないかなって思ってたけど!
こっそり寮から抜け出して、プールに忍び込もうよっ☆
って、ののちゃんを誘ったのも、何を隠そうこのあたしだけど!」
こらこら。ののこを悪の道に誘惑したのは、君だったのか。
「うきゃぽー! 寮母さんの目を盗んでここまで来るの、
ドキドキしたねっ、瑠奈ちゃん!(ぴょんぴょん)」
「でもでも、鍵を開けたのはあたしじゃないよ?
だって鍵があることすら知らなかったし!(あせあせ)」
「HAHAHAジョーダン、ジョーダンだってば☆」
瑠奈の慌てっぷりにこらえきれなくなった武道が、破顔して笑っていると、そこに闇を掻き分け、新たにプールにやって来たのは、
七峯 亨
、
花風 冴来
、
飛吹 勘助
、
北条 冬華
の4人である。
「おー真夜中なのにこんなに居るか、この悪い子さん達め。
こっそり遊ぼうと思った俺も、まーお仲間だけどさ……
ってーわけで、宜しくさん」
ひとクセありそうなメンバーを見回し、ニヤリと
七峯 亨
が笑えば、
「意外とたくさん人が……。皆、悪い子だね」
と
花風 冴来
も、長身の連れを見上げて、ふふっと目配せで悪戯っぽく微笑む。
その冴来と、ここで落ち合う約束をしていた
飛吹 勘助
の方は、思わぬ人数を前に、さっきから背を丸めてびくびくオドオド。彼は、極度の人見知りなのである。
(何だか、頭がカボチャになってる人までいるし……。怖いよ、もふもふ……!)
盾のように縫いぐるみのもふもふを抱きかかえながら、
「おろ? 勘助くんもイルジャナーイ、真夜中のプールにうぇるかむ☆」
それでも、以前水泳部を見学した時に応対してくれた先輩、知り合いの武道などに声を掛けられて、「は、はい……」とちょっぴり安心してみたり。それに何より、
(冴来さんと真夜中、一緒だなんて、そっちの方がドキドキ、です……!
他に人がいるから、2人きりじゃない、けど……)
ちらちらと綺麗な横顔を盗み見る、その当の冴来の方は顎に指を立てて思案げに、
「鍵が開いてなかったらヘアピンで、
ピッキングの真似事でもしてみようかと思ったんだけど……
いったい誰が開けたのかしら?」
「あのー」
そこでようやく、どうやら考えてたことはいっしょだったみたい、と悟った
猫島 寝太郎
が、驚かせないように声を掛けてから、物陰から姿を見せた。
「みんな同じ目的? プールに忍び込むなら、自分も一緒していいかなぁ〜」
「あっ、寝太郎君だっ(ぴょんぴょん)
ほらねっ、やっぱり先に来てる人がいたんだー!」
快く ののこたちから迎え入れられ、けれどプールの鍵を開けたのが、その猫島でもないことが分かると、一同不思議そうに首を傾げるのだったが、
「HAHAHA、まー細かいコトは気ニシナーイ☆」
「うん、開いてるなら別にいいよねっ。
このままみんな忍び込んで遊んじゃおう!」
あっけらかんとした武道や瑠奈の一声で、謎を残したまま、この一件はうやむやになったのだった。
◇
「あれ、北条さんも来たんだねぇ」
同じ1年4組の
北条 冬華
がメンバーにいることに気付いて、
猫島 寝太郎
は彼女にも声を掛ける。
「ええ。一度、夜中のプールを泳いでみたかったんです。
誰もいない綺麗な星空の下で、1人で泳ぐなんて面白そうじゃないですか」
皆さん考えることは、どうやら同じだったみたいですけれど、と苦笑して付け加える冬華。少女の微笑みにつられて、猫島もまたプールを見る。まだ誰にも割られずに水面で揺れる、月のゆらめきを並んで見つめながら、
(こうやって……ばらばらのみんなが、同じことを考えて集まった、この夜は。
ちょっとフツウじゃない、特別な秘密の時間なのかもしれないなぁ……)
そんなふうに、ちょっぴりしみじみした気分になってみたり。
「それに夜なら、私の身体に視線を感じずに済みそうですし」
「えっ、し、視線?」
「ええ、何故か水着になるとみんな、私のことを見るんですよね……?(きょとん)」
(うおおおおおっ、その通り! 服の上からでも、けしからんバストだぜっ!)
その冬華の胸から全力で目を逸らしながら、フンフンフ〜ンと素知らぬ顔で準備運動なぞをしているのは、こちら
七峯 亨
だ。
「ま、こんなに悪い子が多いなら、気兼ねなく?
俺もイタズラしちゃうから覚悟しな〜、なんつってね……って、のわああああっ!?」
ドンガラグワシャーーン!
その頭上から、いきなり真っ逆さまに落っこちてきた人影に、七峯が悲鳴を上げて飛び退る。
「あれぇ思ったより人が少ないのだ?(きょろきょろ)」
呆気にとられている生徒たちの前で、ぴょこんと何事もなかったように跳び起きたのは、猫鳴館からやって来た
後木 真央
だった。今夜の彼女は、学校ジャージの上下に赤猫リュックという格好。この姿で、わざわざプールのフェンスを乗り越えてきたみたい。
「鼠返しも鉄条網もないのだ乗り越え侵入簡単だったのだ♪」
「イヤその割には、何かすごい音シタヨ!?」
「あっ武道ちゃんセンパイなのだ、こんばんはなのだ〜」
そう突っ込む
志波 武道
の姿を見付けて、真央がにゃふっ!と元気よく挨拶を返す。
「武道ちゃんセンパイは絶対来そうな気がしたのだこゆこと好きそうなのだ♪
(きょろきょろ)でも思ってたより人が少ないのだ、
真央ちゃんが思いつくくらいだから全校生徒の3分の1は来てイモ洗い状態かと思ったのだ!」
あっけらかんとそんなことを言う彼女に、顔を見合わせて苦笑する皆だったけれど。ともかく、派手に侵入した真央を含めて、ここに総勢10名の「悪い子」たちが集まったのである。
◇
「ああん、ドキドキすぎるー! 夏休み最後の日なんだもん、
今日だけは! 宿題のことなんか忘れて、みんなで楽しもー!」
それでいいのか、ののこ。宿題と聞いて、ほか若干名の目が泳ぐけど、力強く武道がその後を引き取って、
「HAHAHAまー最後の日は特別でありたいよな……
こんなベタな日だからこそ、考えることは皆同じ! 俺もその1人!
さぁ、いつもと違うプールで、今日は楽しもうZE☆」
「「おー!!」」
「(ひそ)但し静かめになー!」
「「(ひそ)お、おー!!」」
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3人まで
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日常
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スポーツ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月03日
参加申し込みの期限
2014年10月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月10日 11時00分
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