this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
幸せのブルー・ブルー・バード
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
【epilogue】
「や、やったのだ……?」
宿題完了を願った
後木 真央
さんは、はっと我に返り確認用に持ってきたノートを取り出しました。
すると。
「た、確かに終わってるのだ……。でも、これじゃズルがすぐバレてしまうのだー!?」
なんと真央さんのノートには宿題の解答が『活字』で書かれていました。
「……宿題はちゃんと自分でやれってことか」
八神 修
くんはノートを手に取り、頬を掻きます。
(俺の願いを言ったとしても同じような結果になったかもな……)
修くんは改めて本当の『幸せ』の意味を考えます。
「修ぢゃ~ん……! 英数壊滅なのだ……、宿題見てくれなのだ~!」
「……ああ、もちろんだ。夏休みも残りわずかだ。頑張らないとな」
「あ、ありがとうなのだ! あと、今回は協力できなくてゴメンだったのだー……!」
「気にするなって」
涙目の真央さんに苦笑しつつ、
(俺ももう少し頑張ってみるよ。自分の力で『好きな人ともう少し仲良くなれるように』――)
修くんはそう考えて、想い人――
七夜 あおい
の笑顔を頭に思い浮かべたのでした。
一方そのすぐそばでは。
「わ、私のサンマさん……」
野々 ののこ
さんが消えてしまった鳥を見て、涙目でがっくりと地面に膝をついていました。
「……ののこちゃん、泣かないで」
宮祀 智瑜
さんはそんなののこさんに近づき、そっと肩に手を添えます。
「う、うっ……。だって、サンマさんがぁ……」
ののこさんはしくしくめそめそと声を震わせ続けます。
(ののこちゃん、可哀想……。でも、青い鳥さんの『願い』を思えばこれでよかった気がします)
智瑜さんはそう考えて、笑顔でののこさんにもう一度語りかけます。
「また一緒にガチャガチャまわしましょう? 頑張ってまわし続ければ、いつかきっと当たりますから」
「……う、うん」
智瑜さんが優しく手を握って慰めると、ののこさんはようやく落ち着きを取り戻したようでした。
そんな騒ぎの中、
御巫 時子
さんはそっと手のひらで青い光の粒子を掬い取って、言いました。
「青い鳥さん、あのときは私を助けてくれてありがとう……」
その青い鳥があのときの鳥であったかはわかりません。
それでも時子さんはお礼を言うべきだと思っていたし、言いたいと思っていたのです。
やがて、青い光の粒は手の温もりに溶ける雪のように消えていきます。
時子さんのまなじりには小さな涙が見えました。
(そっとしておいたほうがいいんだろう、ね……)
夏夜さんはその様子を静かに見守っていました。
(夏朝や寝子島に害のある結果も残らなかったし、これでよしとしようか)
内心で呟きながら、夏夜さんは小さく安堵の息を吐きました。
その頃、
大天使 天吏
さんはその日の予定を終えて麓まで下山したあたりで山頂付近で青い光が飛び散るのを見ました。
「……青い、光?」
天吏さんは灰色の瞳で空に溶ける青の粒子を見つめます。
「……そう。ようやく解放されたのね」
天吏さんは小さく呟きました。
彼女は青い鳥を『そんな都合の良い存在はいない』と言いつつ、
もし本当にそれが存在するのなら早く最後の願いを叶えて、人間の欲望から『自由』になって欲しいと考えていたのです。
「……よかった」
と小さく吐息し、天吏さんは九夜山をあとにしました。
こうして寝子島を騒がせた幸せの青い鳥事件は人々の心に様々な余韻を残しつつ、静かにその幕を閉じたのでありました。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
水月 鏡花
ファンレターはマスターページから!
というわけで、ご参加頂いた皆様、お疲れ様でした!
幸せのブルー・ブルー・バード、これにて閉幕です。
実のところ、未経験・無名の新人MSということで、一人も参加者がいなかったらどうしようと内心ガクブルだったのですが、思っていたよりも大勢のPCの方々に参加のお申込みを頂き、こうしてリアクションを書き上げることができたことに心の底からほっと安堵している次第であります。
皆様から頂いたアクションはどれもPCと寝子島への愛が感じられ、それらをもとに一篇の物語を書き上げるというのは、ちょっとほかでは味わえない感覚でした。本当に良い経験をさせてもらったなぁと感謝することしきりです。
さて、長々と語ってしまいましたが、結局のところ、ここで書くべきことなど一つしかなかったのでしょう。
というわけで。
皆様、今回は本シナリオにご参加頂き、まことにありがとうございました!
それでは、またどこかでお会いできることを祈って。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
幸せのブルー・ブルー・バード
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月27日
参加申し込みの期限
2014年09月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!