this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ろっこん・トラブル・シューティング
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
20
つぎへ >>
【寝子島シーサイドタウン】
「強盗だー!」
「え?」
散歩がてら寝子島を警邏中だった
御剣 刀
は、その大きな声に振り返る。すぐ横の道路を厳ついバイクが走り抜けていく。ヘルメットはしていない。
「はぁはぁ、だめや絶対追いつけへん」
服部 剛
が息を切らして膝に手を付く。
「さすがに疲れが来てるな」
霧生 深雪
もろっこんを使用した反動かどっと押し寄せている。
「あのバイクを捕まえればいいのか?」
指差し尋ねる刀。
「コンビニ強盗なんだ」
手短かに説明する
霧生 渚砂
。
「よし任せろ、これよろしく」
鞄を託すと、刀は頭の中でいつものイメージを沸かす。
ガチン!
ろっこん「加速」の発動。
「おー速いなーもうあんなとこ走っとる」
「渚砂、相手ももれいびだって言わなくてよかったのか」
「あ」
(今日は絶好調だぜ)
あっという間にバイクとの車間(?)距離が詰まる。少年はスピードについてくる刀に恐れの表情をしてみせたが、さらにアクセルを踏み倒した。が、刀もまだまだ伸びしろを残している。
(このまま跳びかかる!)
少年を抱き込みながらバイクから引き剥がし着地するイメージ。民家や人通りのない道路だから周りへの被害も少なくて済むはず。かなり無謀な作戦だったが、背に腹はかえられぬと敢行する。
「はっ」
短い気合とともに地面を蹴った。
——え?
身を空中に預けた途端、スローに見えていた周りがいつもの状態へと還った。バイクは刀を離していく。
(もれいびか!)
加速の能力を無効化されたようだ。バイクは交差点を信号無視で突き抜ける。ちょうど小型のトラックが横切っていた。バイクに向かってクラクションを鳴らし、慌ててハンドルを切る。衝突は免れたがトラックは見事に横転し、後部に積んでいた荷物が散乱する。
「大丈夫ですか!」
「あ、ああ……なんだ今の暴走バイクは!」
トラックの運転手は怪我一つなかったようでホッとする刀。
「ちくしょーあいつめ!」
(無効化……使えなくなったわけじゃないな。また全力でいけば追いつける)
バイクが向かったのは旧市街。刀の庭みたいなものだ。
(裏道から一気に追いついてやる)
旧市街の人気のない一角でバイクは止まった。
「ここまで来れば……」
少年はバイクを下りホッと息をつく。
「本部へ……連絡をしないと」
携帯を取り出したときだった。
「どこに電話するんだい」
「え?」
声の主はブロック塀の上から迫ってきていた。
「あ」
と少年が声を上げたときには、すでに後ろに回られ両腕を捕まれている。
「相手がろっこんを使ってからじゃないと弱められないんだろ?」
だから刀、塀から高く舞い上がり、持ち前の瞬発力と加速能力で一気に間合いを詰めた。
「旧市街に逃げ込んだのが運の尽きだったな」
ネコンビでは警察がすでに到着している。眼鏡の男が半分意識の飛んだままパトカーへ連行されている。口の中には豆腐、
西野町 かなえ
と
四野辺 蘭月
が無理やり詰めたらしい。
「結局何が目的やったんやろなー」
「お金やないの?」
「でもうちのコンビニ儲かってないやん。どうせ盗むならもっと栄えてるとこにするやろ」
「ほんまやなー。アホな強盗たちかもしれんな」
2人の会話に深雪が加わる。
「あえて人の少ないところを選んだんじゃねぇかな」
「そして偶然にも。客も店員ももれいびばかり。何か仕組まれていた感じはあるね」
顎を指先で擦りながら渚砂も振り返る。
「3人の強盗は寄せ集めだったみたいやな。バックに大きな組織がいるっぽかったが、それ以上は読み取れへんかったわ」
「あとは警察に任せよう」
(ろっこんの事件だぞ警察に任せておいていいのか?)
刀は納得がいっていない。
(もっと速ければ、あのトラックが事故に遭うこともなかった。ていうかそのまま放置しちゃったけど大丈夫だったかなあのトラック)
とにもかくにも、刀にはより一層の速さと冷静な対応力が必要だった。
(思考速度も加速化できればな)
「ありがとうな剛」
改めて礼を言う深雪。
「え?」
「お前の能力がなかったら3人とも大男にやられてたぜ」
「ああ……」
礼を言いたいのはこっちのほうや、と剛は思う。
(この能力が人の役に立つわかったんやから。儲けもんや)
「よっしゃみんなお礼にアイスおごったるわ!」
打ち上げだ、とばかりに提案する蘭月。
「お、いいね。遠慮なくもらう」
表情を緩める渚砂。
「西野町とうふの美味しい豆腐もあるで!」
リヤカーを引き引きかなえ。
そんな彼らに走り寄る警察。
「すいません、これから少しお話をうかがいたいのですが」
全員が同時にため息をつく。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
20
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ろっこん・トラブル・シューティング
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月14日
参加申し込みの期限
2014年08月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!