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花火大会、夏の思い出
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【まだまだ屋台は大賑わい】
「零、団子ひとつ」
夏神 零
の店を訪れた
灯 斗南
が、零の作る
団子
を買い求めた。
簡易な屋台で、零は自分で作った団子を売っている。
真っ白で丸い団子には、タレで顔文字が描かれていた。
「斗南殿、来ていたのでござるか」
「まあな。零のこれ、手作りなんだろう? ずいぶんと安いんだな」
小さな容器に入ったたれとセットで手渡された団子を受け取り、斗南は尋ねた。
「支援部に籍を置く者として、暴利を貪るわけにはいかぬからのう。それに、拙者の神社でも団子を出しててな、祭りにはよく出店しているのでござるよ」
「そうか。……ああ、柔らかいな」
団子にかぶりつき、斗南は言った。
「お口にあったなら、よかったでござる」
そこへ、にぎやかな声とともに、両手に食べ物を抱えた
薄野 五月
と
御薗井 E セレッソ
がやって来た。
「あーっ、斗南クンだワ~!」
「やあ。御薗井と薄野」
いつの間にかイカ焼きを購入し、ヨーヨーをつきながら、五月が挨拶を返す。
「こんにちはー。あれ、お団子ですか? 安いですねー」
「それにとってもかわいいお顔がついているノ!」
「……ここでお団子を売っているの~?」
はしゃぐ声につられて、
千鳥 雅人
も現れた。
こちらは、りんご飴にたこ焼き、ベビーカステラを持っている。
雅人の手元を見つめて、五月はつぶやいた。
「たこ焼きも捨てがたいですねー」
「たこ焼きおいしいよ~。でも、イカ焼きもいいよねぇ」
にこっと笑って、雅人は屋台をのぞきこんだ。
「わ! 顔つきなんだ。ひとつくださいな~」
「ワタシも!」
声を上げた雅人とセレッソに、零は団子を差し出した。
「元気がいいのう。そんなときは、これじゃな」
にっこり笑顔の団子を見て、二人はますます元気に笑った。
「ごちそうさまナノ! じゃーねナノヨ~!」
立ち去る五月とセレッソに続き、どこかへ行こうとする斗南に、団子を頬ばりながら雅人が尋ねた。
「ねぇ、一人なの~? もしよかったら、俺と一緒に花火見ない?」
意表を突かれたような顔をして、斗南はしばらく固まった。
「僕、は……」
ためらった後に、斗南は静かに首を振る。
「悪いけど僕、やることがあるから」
「そっかー」
「ごめん……」
どこか寂しそうな顔をして片手を上げ、今度こそ斗南は、人気のない路地の方へと去って行った。
鬼崎 あやめ
の店である定食屋『おにざき』も、ずいぶんと人でにぎわっている。
「炭火焼き、いかがですかー!
富士山牧場で話題のプリン
もありますよー!」
「わあ~、焼きとうもろこしの、いい匂い! でもやっぱり今は焼きそばかなぁ……」
くんくんと鼻を鳴らして、雅人がふらふらと訪れた。
「いらっしゃいませーっ」
「こんにちは~。焼きそばちょーだい!」
「ありがとうございます! はい、どうぞ~」
「わあぁい!」
そこへ、
桃川 圭花
と
夢宮 瑠奈
も、仲良く手をつないでやって来た。
「あ、千鳥くんだ~っ」
「こんにちは~、瑠奈ちゃん、圭花ちゃん。お祭り楽しんでる?」
「楽しんでるよーっ」
「千鳥君、食べ物たくさん持ってるのね」
「そういう圭花ちゃんと瑠奈ちゃんも、たくさんだよねぇ!」
二人が持つ、鯛焼き、りんご飴、わたあめを見て、雅人がにかっと笑顔になる。
「つい買っちゃうんだよね~、楽しくて。ほら、普段はお店のないところに、ここでしか買えないようなものが売ってるんだよ! あっ、あたしも焼きそば買いたいな。すみませーん!」
「はーい。ありがとうございまーす!」
あやめは焼きそばを、瑠奈に手渡す。
「あつあつでおいしそう!」
「甘い鯛焼きと、しょっぱい焼きそば……。いいわね」
「いいよねぇ、夏は花火! それにやっぱり、屋台だよねぇ~!」
瑠奈と圭花、それに雅人が立ち話をする横で、あやめはせっせと呼び込みをし、マタタビロイヤルパフェやトロピカルカップルドリンクを売っていく。
「焼きとうもろこしに、焼き鳥と豚串は4本で1セット! カップルのためのドリンクとパフェもありますよ-!」
スキンシップと笑顔をふりまき、あやめは商売っ気を出していた。
あわよくば、ろっこん【リリスの微笑み】を発動してでも買わせようと試みているのだが、こういった場での5秒は思った以上に長く、発動率はかなり低い。
それでも、明るい呼び込みの声とあやめの笑顔、それに商品につられて店を訪れる客は多く、忙しそうに働くあやめはほくほく顔だ。
「それじゃあ、圭花ちゃん、瑠奈ちゃん、またね~っ」
あやめの接客の声を聞きながら、圭花と瑠奈、それに雅人は手を振って別れた。
そんな頃。
路地裏で悪さをしていた悪漢を、人知れず叩きのめしている者がいた。
灯 斗南
だ。
地面に転がる者どもに、どこかへ行ってしまえと冷たく命じる。
怪我を負った者たちのうめき声を聞きながら、斗南は先ほどの雅人の誘いを思い出していた。
優しい人たちのフツウが脅かされずにすむならば、たとえ自分が付き合いが悪いと思われても構わなかった。
素顔を仮面で隠したまま、斗南は闇にまぎれた。
路地裏で、ゆらめく炎を見た気がして、
神助 天佑
は足を向けた。
不穏な空気に、気が引き締まる。
身なりの悪い若者が、支え合いながら去って行く。
暴力の残り香が強く漂う。
何か事件が起こっていたのだと察知しながらも、素行の悪そうな者どもをこらしめた何者かの姿は見当たらなかった。
「……やはり、警邏は必要ですね。僕もしっかりと見て回らなければ」
小さくつぶやいて、天佑もまた、自主的な治安の維持につとめた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月06日
参加申し込みの期限
2014年09月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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