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寝子島高校
歌え! 笑え! シング・ア・サンドー
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「さあ、早いものでもう半分。どんどん参りましょう、続いての参加者は
御剣 刀
さんです!」
刀はひとつ咳払いをし、ゆっくりとステージへ立つ。
「寝子島高校1年1組、御剣刀! 旧市街を盛り上げようと思って参加しました。今日は幻の寝子島高校校歌を歌います!」
そのチョイスに、おおっと会場がはやし立てる。
「今回は寝子高の生徒さんの参加が多くて華やかですね。ところで、その幻の校歌って何ですか? 私、ここの出身ではないもので」
「実はうちの高校には、正式な校歌の他に、もうひとつの校歌があるんです。誰が作ったか分からないんで七不思議と考えられることもあるんですが、その割に陽気な歌詞で」
「興味深い校歌ですね……。では、歌って頂きましょうか。御剣刀さんで、寝子島高校校歌幻版です、どうぞ!」
マイクを持たない片手で握り拳を作り、刀は仁王立ちになった。
「正式な校歌として残らないこの歌を、俺達は後に伝え続けなければならないんだ!」
♪
ここは寝子島 マジで良い島 セーイ?
寝子島高校 我は親孝行イェー!
全てのものに感謝 特にかーちゃんマジ感謝!YO!
今日も外では猫のさかり声
おおフリーダム おおフリーダム
今日も外では猫のさかり声
(サンマさんもがんばってるよー!)
寝子高 寝子高 寝子高 寝子島高校
「お、いい心意気だな」
託志はマイクパフォーマンスに唸る。
「校歌がラップなんて斬新ですねえ」
なぎさは肩を揺らしてビートに乗っている。
「やっぱりこの校歌は乗れるな。ブルーも楽しそうだ」
「乗れますね。野良ちゃんは…あれ、おねむですか?」
現役高校生のふたりは合いの手に余念がない。
曲が終わると、司会者が驚いたような顔で近づいてきた。
「今時の校歌はラップなんですね」
「あ、いやこれ裏校歌なんで」
「そっか。忘れてました。あの、比較で本家の校歌もちょっと聞かせてもらえませんか?」
刀は快く頷くと、マイクを使って呼びかけた。
「他の参加者の皆さん、審査員の方も、分かる方は一緒に歌ってくれ。せーの!」
♪
陽光そそぐ学び舎に
我らを育む 寝子ヶ浜の風
また旅人が耳を澄ませば
波音安らかに聞こえん
自由な日々(ねこじまメモリーズ)寝子島高校 寝子島高校
かなりの人数が校歌を斉唱してくれたようで、会場はしばし、一体感に包まれた。
何も知らない通行人が校歌斉唱に驚いているのが面白い。
「御剣くんありがとう。その他の皆さんも流石、ご存知なんですねえ。では御剣くんの評価をみてみましょうか。どうぞ旗をあげて下さい!」
審査員組の4人はみな黄色い旗だ。
「どうやら圧倒的多数で黄色ですね。さあイケメン、鼻メガネとカツラをつけるがよい」
「かたじけない」
刀はなんの抵抗もなく、云われた通りその場でアイテムを装着する。
自分の姿が見えないのでなんとも云えないが、会場は爆笑の嵐だ。
「二枚目も三枚目もお手の物、御剣刀くんでした!」
「どうもありがとうございましたー!」
裏を抜けると、刀はすぐさま公衆トイレに入り、鏡で自分の恰好をみた。
確かに自分でもクスリとくるくらいに鼻メガネが似合っている。
「どうせなら、このまま商店街を回るか。宣伝がてら。……なら、それとわかるモノを持ってた方がいいな」
真っ先に向かったのは刀たち参加者が控えていたのと反対の袖口。裏方の控えている場所だ。
いらない看板やたすきがあれば恵んでもらおうという算段だ。そのついでに、裏方についている友人のすばるを笑い死にさせてやろうという刀の目論みである。しかし、それはもろくも崩れ去った。
「お疲れ様刀っち! ……おっと、今日は鼻メガネの客が多いなあ」
にやつくすばるの横にいたのは、同じく鼻メガネをつけた佐助だ。
「くそ、先を越された……っ」
「oh! ミルツギさんも似合いマスネ!」
「み、つ、る、ぎ、だ。それはそうと新井、いらない看板やたすきなんかないか? あったら恵んでくれると嬉しい。俺、このメガネかけて企画の宣伝しようと思ってたんだ」
「その心意気、しかと聞いたんさ!」
肩を叩かれ振り返ると、満月が感慨深げに頷いている。
「いやあ、嬉しいねえ。胸が熱くなったよ」
「じゃあ満月さん、余ってたたすきひとつおろしますね」
「勿論さ! 字は感謝を込めてあたしが書こうかねえ」
すばるは傍の箱からまっさらなたすきを取り出す。
そこへ満月が達筆な字で『歌え! 笑え! シング・ア・サンドー』と書き入れた。
朱墨か乾くのを待って刀がたすきをかけると、鼻メガネの佐助が突然横からぬいっと出てきた。
思わず吹き出してしまったが、佐助は構わず話しかけてくる。
「宣伝、僕も一緒にイイデスカ?」
「ああ。そうだな。カツラと鼻メガネの使いどころだしな」
「アリガトゴザイマス、ミルツギさん!」
「だから……! はあ、まあいっか。それでも」
刀は訂正することを諦め、佐助を連れて商店街へと繰り出す。
「刀っち、アレハンくん、頼んだよー」
不思議な出で立ちの一行を、すばるは大手を振って送り出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
貝
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月30日
参加申し込みの期限
2014年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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