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歌え! 笑え! シング・ア・サンドー
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商店街をうろついていた輝夜は、店と店の間の路地で立ち止まっている真珠をみつけた。
「みっけ!」
「あ、あのあの」
「こんなとこで何してるの? 探しちゃったじゃん」
真珠はあたふたしながら輝夜をみつめた。
なぜ輝夜が自分を探していたのか分からず、何かしてしまったのではと不安になる。
「あの私なにか」
「萌木さん、アイドルすきなの?」
期待と希望の入り混じった輝夜の瞳が、まっすぐに真珠をみている。
それに気圧され、気がつくと真珠は頷いていた。
「やっぱり! あたしもなんだー! 小っちゃい頃みてたアイドルに憧れて、自分もそうなりたいって目指してるの!」
「私は、自分の声がいやで、でもアイドルになりたくて」
輝夜は相槌を打ちながら真珠の話を聞く。そして時折満足そうにため息をついた。
「あー、やっぱ話しかけてよかった! 私、アイドルのこと話せる友達ってあんまりいないのよね」
「私もです。こう云うことあんまり話せないので、嬉しいです」
「ところで萌木さん、この後暇? 実は、雨寺さんがバイトしてるってお店に行ってみようかなって思ってたんだけど、よかったら一緒に行かない?」
あ、忙しかったら全然いいから! と断りをいれる輝夜に真珠は大きく首を振った。
「ううん。行きたいです! あ、あと私、本名宇井真珠って云うんです」
「オッケー、真珠ちゃんね。私は燕三条輝夜。好きに呼んで!」
よろしく、と差し出された輝夜の手を真珠がそっと握った、その時、新たなアナウンスが流れた。
「続いての参加者は『るな』さんです!」
「ほわほわ緩やかドリーマー! あなたも一緒に夢の世界へ!? シーサイドタウンからきました、るなです!」
同時に動きがぴたりと止まる。
「「この声……せれねちゃんに似てる?」」
見事にハモったセリフ驚くより早く、ふたりの体が動いた。
「みにいかなくちゃ!」
「そうですね!」
ステージでは司会者と瑠奈の押し問答が繰り広げられている。
「いやね、私、ネットでるなさんによく似た声の方を知ってるんですよ」
「でも、結構声って分かりにくいですよねえ、ネットですし」
「それが瓜二つなんです! 実は関係者とか?」
「あー、でも最近、よく似た子がアイドル始めたっていう話は、聞きました! 応援したいです!」
それでも食い下がろうとする司会者に、裏から満月の声が飛ぶ。
「いいからさっさと進行しないかい!」
「あー、ボスから怒られてしまいました」
るなはくすくすと笑い、ふわふわの衣装を揺らめかせる。
「気を取り直して、今日はどんな曲を歌いますか?」
「ラブリィパークさんの『なんでもないまいにち』を歌います。恋する女の子の気持ちを表現できたらなって思います」
「それでは歌って頂きましょう、るなさんで、『なんでもないまいにち』」
瑠奈はシフォンのスカートを閃かせながら、会場へウインクした。
そのとたん、風が瑠奈を中心にして辺りに広がる。ろっこん『風のいたずら』の発動だ。歓声に包まれながら、瑠奈はマイクをかまえた。
♪
"なんでもないまいにちが とくべつないちにちになる"
そう思って生きたら
ちょっと不思議な 毎日がはじまる
声にならない想い あなたにだってあるでしょ
気づかなかった気持ち あなた求めて動き出すの
あなたはどうおもっているの?
わたしはこうおもっているよ?
なんでもないふりして、伝えたい……
"なんでもないまいにちが とくべつないちにちになる"
そう思って生きたら
黙ってられなくて じっとしてられなくて
"なんでもないまいにちが とくべつないちにちになる"
この時間が好きなの
ちょっと不思議な 毎日がはじまる
「ほわほわしててかわいらしいですね」
「そうねえ、女の子ならああいうの、憧れちゃうわ」
なぎさと綾花が女子トークを満喫している横で、男性陣はひらひらと揺れるスカートのすそをみていた。
「なんだか、試されてる気がするぜ?」
「そうですね。風も相まってみえそうでみえない感じが……」
曲と同時に風も止み、瑠奈は「ありがとうございました」とお辞儀をした。
「いやあアイドル顔負けのアイドル力でしたね。ふわふわの衣装があざとい、そこがいい」
司会者の語感のよさに、会場からもちらほら笑い声が聞えた。
「俳句ですか?」
「いやあ、あまりのかわいさに一句出来てしまいましたね。では、るなさんの判定をみてみましょうか。皆さんどうぞ!」
なぎさと綾花は黄色をあげ、修と託志は白をあげる。会場も半々ほどの評価だ。
「みたところイーブンですね、少々お待ちください、集計いたします。……なるほど、白が多かった! ではるなさんに進呈するのはこちらですね」
「ありがとうございます、嬉しいです!」
のど飴とうがい薬を貰い、瑠奈はステージを後にする。
そんな瑠奈を出待ちしていたのは、輝夜と真珠だ。
「『銀の船』聞いてます!」
「あの場では否定されていましたけど、やっぱりせれねさん……ですよね?」
(さっきステージに出てたぱるるちゃんと輝夜ちゃん? もしかしなくても、あたしのこと知ってたのかな)
ふたりの真剣なまなざしに、瑠奈も絆される。
(今日はせれねちゃん封印だったけど……歌も歌い終わったし、いいよね)
瑠奈はこそばゆい気持ちになりながら、いつものアイドルスマイルでふたりの手を取った。
「いつも私の歌を聞いてくれて、ありがとね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
貝
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月30日
参加申し込みの期限
2014年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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