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歌え! 笑え! シング・ア・サンドー
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突き抜けるような真っ青の空だ。
予定時間より早く商店街に顔を出した
宇佐見 満月
は、運営委員の手伝いをしながら満足げに空を見上げた。
「自治会の詰所から立て看板と横断幕引っ張り出してきたさあ!」
てきぱきと特設ステージの用意をしながら周りの様子をみつつ、横断幕を持って人気のない場所へ向かう。
「人前に出るのも楽しいけれど、こういう方があたしの性にはあってるねぇ」
用意してきた朱墨を手に取ると、満月はゆっくりと蓋を回した。
そこへ通りかかったのは、猫を追いかけてきた
綾辻 綾花
だ。
「あ、そう云えば今日は催し物があるんでしたね」
着々と準備がなされている商店街の風景をみていると、「わあ!」と叫ぶ声が聞えた。
駆けつけてみると、猫が白い布の上でごろごろとくつろいでいる。隣で筆を持って固まっているのは満月だ。綾花は急いで猫を回収した。
「すみません! 準備の邪魔をしてしまって……」
「いやいや、気にしなくていいさ。急に足元がむずがゆくなったから驚いただけで、断幕も無事だしね」
満月はそう云って笑うと、よし、と掛け声を入れ、白い幕にためらいなく文字を書いていった。
「よし、次は墨汁!」
「私、用意しますよ」
「本当かい? 助かるねえ」
綾花は猫に煮干しをあげて大人しくさせると、新しい筆に墨汁をつけ、満月に渡した。満月は達筆な字でさらさらと断幕を仕上げてゆく。
「何かお祝い事ですか?」
『万年新婚夫婦 祝いたご&なぎさ 結婚記念日』と書かれた幕を見て綾花が尋ねると、満月は頷いた。
「まあそんなもんかねえ。いやほら、今日の出し物で知り合いが歌を歌うんさ。だからあたしも、ちょっくらサプライズを起こしてやろうと思ってね」
「そうなんですか? 楽しみです、私も審査員で参加しようと思っていたので」
二人が話していると、運営委員らしき人が向かってきた。
「宇佐見さん、ちょっと空いてますか? 機材のチェックして欲しいんですが」
「困ったね。あたし頼まなくちゃいけないことが……」
ちらりと横断幕をみた満月をみて、綾花がおずおずと手をあげた。
「あの、私でよければお手伝いします」
「え、いいの? 君部外者でしょ?」
「時間はありますし、この企画楽しみにしてるんです。お力添えになるか分からないですが」
「助かるよ! じゃあこっちに来てくれるかな?」
案内された方へ行こうとすると、強い力で腕を掴まれた。
「アンタ、名前は?」
食い気味な満月に圧倒されながら、綾花は自分の名前を名乗る。
「綾辻綾花です」
「綾花ちゃん、ね。ありがとう。あたしは『うさぎ屋』の宇佐見満月。催しが終わったら、うちのお好み焼きサービスするんさ!」
絶対さ! と云いながら断幕を持ち駆けてゆく満月の後姿は戦国武将のようだ。
綾花は申し訳ないと思いながらも吹き出してしまった。
「あれ、テンチョー?」
時間より早く着き、ステージ参加者の控え場所を探していた
雨寺 凛
は見慣れた人影をみつけて立ち止まった。向こうも凛を認識したようだ。
「なんだ凛。お前も来てたのか」
ずれた眼鏡を押し上げながら笑っているのは、凛のバイト先の店長、
典町 託志
だ。
「テンチョーもですか? あれ、お店は?」
「今だけバイトに任せてる。町おこしのカラオケ大会みてーだから、ちょっと気になってな」
「なるほど、今日の審査員ってわけですか! ならテンチョーも私の歌是非聞いてくださいね。 ステージに立つので!」
「そうか。なら審査は身内贔屓なしにやらせてもらうぜ?」
「望むところです!」
やる気に満ち溢れた凛の頭を撫で、託志はさきまで見ていた今回のポスターに目を向けた。
「しかし、云ってくれりゃあ俺たちも運営協力したのになあ」
託志の呟きに、凛は首を傾げた。
「でもそしたら、ステージに立ったり審査員やったりできないじゃないですか。店ではいつも運営側なんですから、今回は楽しみましょう! そして勿論その後はお店でカラオケ!」
「凛は今日シフトないもんな……。よし、会場を盛り上げられたら単品メニューサービスしてやる!」
やったー! とはしゃぐ凛をステージの方へ行かせ、託志はちらほら集まっている観客者の列へ並びに行く。
「よし、いっちょ観客として、町の盛り上げに貢献してみっか!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
貝
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月30日
参加申し込みの期限
2014年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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