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灯篭流しの夜は更けて
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「私も、灯篭を流していいかねぇ。ここに帰ってくるご先祖はいないんだけれども」
ピーター・ビアズリー
は飄々とした調子でスタッフに声をかけた。
え、と怪訝な顔をする若い女性に、ビアズリーは構わず続ける。
「だって、私の先祖だって、たぶんイタリア人あたりだろうけど、うっかり間違って日本に来ちゃったらびっくりするよねえ? 灯篭流し自体は見たことあるけど、自分が流すのは初めてだから、しきたりがわからなくてねえ」
「……あの、灯篭はどなたでも流せますよ……」
「おや、失礼。しゃべりすぎたね」
ビアズリーは女性に会釈をして灯篭を受け取った。さて、どのあたりから流そうか。自分には送るべきご先祖はいないけれど、愛する日本の風習に失礼がないようにしないと。
ビアズリーは、生まれたての赤ん坊を扱うかのように、両手でそっと灯篭を川面に浮かべた。
浴衣で着飾る若者も大勢いる中、Tシャツとジャージパンツ、赤のリュックという出で立ちでせかせか動き回る少女が一人。身につけているものにはことごとく猫のアップリケが施されている。
「川に灯篭なんか流して、今時怒られないのだ? 真央ちゃんちの方ではとっくに廃れたお祭りなのだ」
自分が怒られそうなことをつぶやいている少女こそ、
後木 真央
であった。寝子島のお祭りを取材してみれば、比較郷土史の切り口で新聞部の記事にできるかもしれない、という魂胆で、デジカメやインスタントカメラ、筆記用具を携えて参加したのだった。あとの所持品は軍手と着替え(きちんとビニール袋に入れてある)、ペットボトルの水におやつ。おそらく、半分遠足のつもりで来ている。蛇足であるが、Tシャツの下はサラシ、ジャージの下は水褌である。たぶん、和の心のつもりである。
「なるほど、海を汚さないよう灯篭は河口で回収されるのだ、メモメモ……。ふむ、真央ちゃんはおやすみからおはようまで、このお祭りを密着取材なのだ。それが寝子高新聞部員としての使命なのだ!」
真央は高らかに宣言し、流れる灯篭を写真に収める。あとは同じ寝子高からの参加者も撮ろう。
「ネタを集めて、修ちゃんから記事をゲットなのだ!」
自分が記事を書く気は、ない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月29日
参加申し込みの期限
2014年08月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月05日 11時00分
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