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灯篭流しの夜は更けて
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八月半ばのある日の夕刻。湿気を帯びた熱風が、
浅神 悠樹
の頬を撫でた。まだ残暑は厳しいな―――せっかく散歩に出たのに、この気候ではあまり気分転換になりそうもない。
そんなことを考えつつ、ふと彼は街の観光案内板を見上げた。
「猫又川灯篭流し?」
そうだ、今はお盆の時期だった。悠樹は亡くなった実の両親のことを思い起こす。悠樹の実の両親は、彼が小学生の時に事故で他界。悠樹は実父の従姉夫妻の養子となったのだった。そういえば、今年はまだ両親の墓参りに行っていない。言い訳をするつもりはないが、今年は何かと忙しかったのだ。せめて、先祖の霊を見送る行事に参加することにしよう。両親のことだから、きっと今年のお盆もこの世に帰ってきているだろう。
悠樹はシーサイドタウンの浅神家別邸へと踵を返した。灯篭流しには、妹の千鶴を誘うことにしよう。
妹といっても、血は繋がっていない。最近になって、養父の隠し子が発覚。離婚した養母は、悠樹とともにその隠し子を引き取った。それが千鶴だった。全く突然に現れた妹という存在。養父のことは尊敬していただけに、千鶴の存在は彼を戸惑わせた。
無論、千鶴本人のことを嫌っているわけではない。むしろ、同じ名字を持つ者として、もっと屈託のない関係になりたいと思っている。この機会に、二人の距離を縮められればいい。そう、千鶴にも見送りたい人がいるはずだから―――悠樹は帰宅の足を速めた。
「灯篭流し、ですか?」
兄を出迎えた
浅神 千鶴
は、思いもよらない誘いにいささか驚いた。
「無理にとは言わないよ。もし忙しいなら、僕一人で行くけど」
「いえ……ありがとうございます。一緒に行きましょう。どうぞ、外は暑かったでしょう」
千鶴は悠樹にタオルを差し出した。兄は礼を言って受け取り、汗を拭う。
物静かな義兄から外出の誘いを受けるとは、正直彼女にとって意外だった。血の繋がらない自分を温かく迎えてくれた義兄には深い感謝の念を持っている。もっと近い関係になりたい、とも思っている。だけれど、温厚ではあるものの、感情をストレートに出すタイプではない義兄の気持ちを測りかねているのも事実だった。
きっと、実母のことを気にかけてくれているのだ―――千鶴は思った。彼女の実母は昨年の暮れに病気で亡くなっており、身寄りのなくなった千鶴は浅神の姓を名乗ることになった。この八月は、実母が亡くなってから初めてのお盆なのだ。おそらく、義兄なりに気を遣っているのだろう。
「どうした? 顔に何かついてるか?」
悠樹が不思議そうに言った言葉に、千鶴は無意識に義兄の顔を見つめていたことに気がついた。
「いえ……何でもありません……」
千鶴は顔を赤らめると、そのまま自室に引っ込んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月29日
参加申し込みの期限
2014年08月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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