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灯篭流しの夜は更けて
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各々が胸に思いを抱いて迎えた、灯篭流しの当日。
CDショップ『Pioggia d’aprile』―――『四月の雨』でも、小さな人間模様が繰り広げられている。
午後5時前。
神嶋 綾瀬
は、普段より早く「Closed」の札がかけられた扉をそっと開いた。『Pioggia d’aprile』の店主、
樹雨 蓮太朗
に灯篭流しへの誘いを受け、待ち合わせ場所の店までやってきたのだ。
「こんにちは、樹雨さん」
「やあ、早かったね」
蓮太朗が店の奥で待っているのが見えた。綾瀬はつとめて落ち着いた風を装っているが、やはり蓮太朗を意識する気持ちに嘘はつけない。でも、いい年をしてはしゃぐようなはしたない姿は見せられない……本来しっかり者のはずの綾瀬の心はいつになく揺れている。
「今日は誘ってくださって、ありがとうございます……」
「気にしなくていいよ。普段から店を手伝ってくれているし、その感謝を込めてね。おや、綾お嬢さん、浴衣、よく似合ってるよ」
「そんな……本当は、この歳でちょっと恥ずかしいんです」
綾瀬が身にまとっているのは、藍色をベースに、薄い青の藤柄が入った浴衣だった。同僚に「男性と一緒に行くなら浴衣の方がいいですよ!」と言われ、尻込みしながらも落ち着いた色のものを選んできたのだった。俯く綾瀬に、蓮太朗は屈託なく声をかける。
「年齢は関係ないさ、とても綺麗だよ。それに、君は僕より一回りも年下じゃないか」
蓮太朗の微笑に、綾瀬は顔が少し火照ったのを自覚した。蓮太朗は綾瀬の父の友人で、幼い頃から綾瀬や彼女の弟のことをかわいがってくれていた。だが、そのせいで蓮太朗に異性として見てもらっていないきらいがある。そのあたりの認識を変えてみせたい、という思いがないといえば嘘になる。嘘になる、が……。
(「綺麗」だって……どうしよう、きっと顔が弛んでる……目を合わせられないわ……)
「では、早めに行きましょうか。混んでいてはいけませんから」
綾瀬は、自分の顔を見られないよう、蓮太朗の先に立って歩き始めた。
猫又川に向かって歩いていた
桜 月
は、手にしていた愛用の和傘を眺めた。生まれつき色素が非常に薄い月にとって、日光は大敵だ。だが、灯篭流しが行われるのは夜。傘などいらないはずだが、外出するときに染み付いてしまった習慣を変えるのは難しい。
朝顔の模様の入った藍染の浴衣が、白い肌と髪の毛とコントラストをなしている。蒸し暑い日本の夏は、和装の長所が最も実感できる季節だ。
「灯篭流し……どんな光景が見られるか、楽しみだ」
普段見られないような光景が、服をデザインするときのヒントになるかもしれない。冷静な彼女だが、今日はいつになく好奇心を刺激されている。ひぐらしの声を聞きながら、月は歩を進めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月29日
参加申し込みの期限
2014年08月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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