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灯篭流しの夜は更けて
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「そーいや、もうそんな季節だねえ」
灯篭流しのポスターに目を留めた
獅子島 市子
はひとりごちた。お盆の時期は、霊媒の血を引くという自分の家系のことを否応なしに意識させる。
ま、この手の行事もキライじぇねーし、足を運んでみるか。帰らねーゴセンゾがいたら困ったことだし、あたしの力も使えるかもしれないし。あとは寝子島独自のヘンテコな風習な。知らん奴に声かける、てーのができそうにない奴がいたら、こっちから声かけてやるさ。
市子はそんなことを考えつつ、旧市街の方へ向かう。たまには住まいに帰るとするか。この暑さじゃぶらぶらする気にもなれねーし。
「ミューちゃん!」
「ふぇ!?」
聞き覚えのある声でいきなり呼ばれ、
北原 みゆき
は肝を冷やした。
「えへへ。今夜も遊びに来ちゃった」
目の前に見えるのは、西洋人なのになぜか白装束に身を包んだ少女―――年齢は不詳なのだが、一応見た目通り少女と呼んでおこう。お盆で帰ってきて以来、毎晩みゆきの夢に出てくるようになった、「ご先祖様」だった。
みゆきは思い出す。灯篭流しの日に向けて、お手製の灯篭を作るべく夜なべしていたところ、ついうとうとと眠りこけてしまったのだった。そして、このお盆の夜のお約束となったご先祖様が出てきてしまったのである。
「ミューちゃん、何作ってるの?」
「その呼び方、やめていただけませんかぁ……。これは灯篭です。中に火を入れて、川に流すんですよ。灯篭流しって言って、すごく素敵な風習なんですよ」
「へえ……。で、どうしてそれを川に流すの?」
みゆきと同じ金色の髪と緑色の目をしたご先祖様は、作りかけの灯篭をまじまじと眺める。
「お盆が終わって、あの世に帰るご先祖様をお送りするため、だそうですよ」
「私を見送るため!? だめだめ、こんな地味な見た目じゃ。もっとこう、ゴージャスにしてもらわないと。とりあえず、角は金色にしてちょうだい」
「ええ……和紙を貼って蝋燭入れるんですから、あんまり派手にしちゃダメですよ」
みゆきの言葉に、ご先祖様は不満げに横を向く。
「ふぅん……。それじゃ、私帰るのやめよっかな」
「お、おっしゃる通りにします! ほかにご注文はありませんか?」
態度を豹変させるみゆきに、ご先祖様はにっこりと微笑んだ。
「そう来なくっちゃ。そうねぇ、まず、水に浮かべるなら船の形がいいわねえ……」
ああ、せっかくの灯篭が台無しに……。みゆきは肩を落とした。目が覚めたら、注文通り灯篭を作り直さなければ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月29日
参加申し込みの期限
2014年08月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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