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◯そうめんわっしょい!
探索を行った人々も降りて、流しそうめん大会に交じる。
旅鴉 月詠
はキャンプ用の椅子に腰掛け、その様子を絵に描いていく。まずは、川。眩しいほどに輝いて、そうめんを抱く、天宵川。川の水で絵の具を溶いて、スケッチブックに筆先を置く。さらりさらりと筆を流せば、あっという間に川の出来上がりである。
「ん」
そこに白い色鉛筆でそうめんの軌跡を描いて、目の前の風景と月詠の感性の交じり合った作品が出来上がる。
(さて、と)
次は誰を描こうか。月詠がぐるりと辺りを見渡した。
(ん?)
そこでまず目についたのは――
「やっぱり思った通りです! 中津川さんとっても可愛いですよ」
控えめではあるものの、飛び跳ねて喜ぶ
久良木 優菜
の姿であった。長く柔らかい髪の毛は、レースかフリルのように波打っている。そしてその彼女の目の前には三人の女性が。まずひとりは彼女が名前を呼んだ通り
中津川 笹鳴
。
「あ、あの……私、こ、こんな、ひ、ひらひら……!」
笹鳴は『KIDDY,THE MOON LUCENT LIGHT』のフリルをたっぷりとあしらったブラウスと、ブラウンのバッスルスカート。可愛らしさを前に押し出しすぎず、けれど女性らしさと品の良さを兼ね備えたその装いは、笹鳴によくよく似合っていた。
(それにしても、あれは)
月詠からすれば高価というほどでもないが、それでもそれなりにお値段がするブランドであったはず。まぁおそらく優菜は細かいことは気にしていないのだろうが。ただ笹鳴が風邪を引かない格好をしているということと、可愛らしい格好をしているということに満足して頷いている。対し笹鳴は優菜の押しの強さにタジタジだったが、けれど悪気はないことも、善意でしてくれていることも笹鳴自身がよくよく感じ取っている。だからこそ為されるがままなのだろう。
「な、なに言ってんだよ。お、俺の方があり得ないだろっ! こ、こんな、か、可愛い服なんて……!」
悲鳴を上げているのが
吉祥寺 黒子
。彼女はモノトーンカラーの生地が幾重にも重ねられたジャンパースカートワンピース。身長はそれほど差がないはずなのに、胸のサイズの差がやけに誇張される結果となるが、優菜はその辺りも気にしていない。むしろ『せくしぃ&きゅーと』でバッチリですと大喜びだ。それにしても川に流されても服には困らない。相変わらず彼女は『なんて幸運なのだろう』と月詠は思う。本人からすれば幸運でもなんでもないのかもしれないが。
「中津川さんもクロもとっても似合ってるわ」
うっすらと余裕さえ感じさせる微笑みを浮かべているのは、
芽森 菜々緒
。彼女の洋服は、胸にレースと大きなリボンがついたエンパイア型のミニワンピース。色は彼女の肌の色と髪の色と同じように透き通った白で、そのまま空気に溶け込んでいってしまいそうなほど菜々緒によく似合っている。
「……似合ってると、思う」
流された中でも、
月居 歩
は当然ながら優菜の服を借りるわけにもいかず、濡れたままだ。いっそソッチの方がよかったというように黒子は彼を見ているが、男からすればどっちに転んでも美味しい状況だろう。
月詠はそうしてじっくり観察してから、その三人と、もともと同じ系統の可愛らしいブラウスとスカートを着ている優菜をスケッチブックの次のページに描いていく。そうして簡単にスケッチをして再び顔を上げると、彼女たちの後ろのぼんやりとした影に気がついた。
黒崎 俊介
だ。彼はなにか言っていたが、4人もの女性相手に、彼の薄い存在感では太刀打ちできそうもなかった。
次に月詠が目をつけたのは
結城 正義
。目をつけられたとも知らず、正義は
御剣 刀
に頭を下げている。
「あ、あの、本当にありがとうね」
ぷかーぷかーと浮くことしか出来なかったことを思い出すと、正義は顔から火が出そうになる。
「いや、気にするな。怪我がなくてよかったな」
いくらか疲れたような顔をしている刀だったが、それでもまだそうめんを食べている辺り、問題ないのだろう。と正義が思っていると――
「あらおふたりともそんなに濡れて大変です! そのままでは風邪を引いてしまいます!」
優菜だ。
「え、ぼ、僕!?」
も、もしかして女の子と間違えられてる!?
正義の頭の中が、そうめんの如く純白に変わる。しかも優菜はにこにことまったく悪意のカケラもない笑顔を浮かべていた。
(これを、断るなんて、僕には)
たしかに正義には難易度が高すぎる出来事だった。
(どどどどど、どうしよう……!)
正義が必死に考えを巡らせていると。
「いや、遠慮しておく」
刀が彼の代わりにすっぱりはっきり答えてくれたのだった。
「うう……まだ、そんめんが服の中に入ってる気がするよ」
霧生 穂月
がじとーっと
六月一日宮 檸檬
を睨みつける。
「も、もともとは穂月が悪戯するからだろっ!」
それはたしかに正論だったが、相手は小学生。檸檬は高校生。どうにも大人げない。おそらく檸檬は自覚しているのだろう。顔を赤く真っ赤に染めていた。そんな兄弟喧嘩さながらの姿も容赦なく月詠は描いていく。
真っ赤な檸檬と涼し気な穂月。なかなかいい対比になったと月詠は満足する。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月08日
参加申し込みの期限
2014年08月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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