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【ネコミケ】行かねば。フツウに大変なネコミケ@1日目!
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◆
「ドリームキャット!」他、可愛い猫の載った同人誌を買いあさった夏朝。
しかし、なれない人混みをかきわけて進んで、少し疲れてしまった。
それにお腹も空いてきたし、お昼にしよう――と、出店ブースへ。
ふらふらと見て回っていると、『ネコミケ饅頭』の文字が目に留まった。
「……ネコミケ限定、なんだ」
足を止めて、少し考える。
せっかくだし、買ってみようか?
ふらっと足を踏み入れると、
「いらっしゃいませ、ようこそ和菓子屋『萩屋』へ」
黒髪ロングが艶っぽい店員さんが迎えてくれた。頬を染め、なんだか照れた様子なのが可愛い感じ。
(……あれ? この店員さん、見覚えが……まぁいいか)
とりあえず、注文しよう。お腹空いたしね。
「すみません……ネコミケ饅頭2つと、レモンのかき氷ください」
ついでに、食べながら行けなかったサークルをカタログでチェックしよう。
その店員さん――咲はと言えば。
(え、恵御納さん……っ!?)
何故か――自分でも詳しく覚えていないが、とにかく恐怖を抱く対象である夏朝が客としてやってきたことに、内心思わずぎょっとした。
恐怖心はわきあがってくるし、自分だとバレたらどうしよう。恐いし恥ずかしい。
そこはかとなく、本当に微かにぷるぷると身体を震わせながら、精一杯の笑顔で接客。
「ネコミケ饅頭2つに、かき氷のレモンですね。かしこまりました」
大丈夫、バレてないバレてない。
注文の品を手に、夏朝がテーブル席へと向かうのをホッと胸を撫で下ろした。
しかしそれも束の間、またお客さんがやってくる。
精一杯の営業スマイルを再び浮かべ、
「熱い会場でのクールダウンにカキ氷はいかがですか? アイスやラムネもございます。ネコミケのお土産に、今日限定の『ネコミケ饅頭』はいかがですか?」
立板に水を流すように、セールス文句をつらつらと。
しかし、
「――あれ、矢萩さんだべか?」
その一言で営業スマイルは凍りついた。
見れば、毒気の抜かれるのんびり笑顔の憲兵――海斗が居た。
「す、鈴野君……?」
その発言が墓穴と気付き、口を覆うも手遅れで。
海斗は、ふんわりとした笑みを咲に向けた。
「おー、やっぱりそうだべ。その格好、似合っとるっちゃ」
瞬間、咲の顔が真っ赤に染まる。それはもう、湯気がでそうなほどに。
「ち、違うんです、これは仕事で仕方なく……いやー!? 見ないでー!」
両手で顔を覆い、これ以上ないくらいに慌てふためくのだった。
◇
キュアキュアな二人のライブは、ばっちり場を盛り上げて終わった。
「うまくいったね、ライブ!」
ステージを降りるや、ひびきはにっこりと達成感の感じられる笑みを浮かべた。
「上々上々、ご苦労さんでしたよぃ」
瓢も、にんまりと口角を上げる。グッズの宣伝効果も、期待ができそうだ。
しかし、すぐ戻ってしまうのも味気ない。
「このまま、ちょっと冷たいものでも食べに行こうかい?」
そんな瓢の提案に、ひびきはちょっとだけ胸の内が熱くなる。
もしかして、ちょっと疲れているのを感じ取ってくれたのかな――なんて。
頭も良いし、行動力とか発想力とか凄いし。そのうえ、
「……優しいんだね」
ぽつりと、こぼす。
「どうしましたかい? もしかして、冷たいものはお嫌ですかねぇ?」
覗きこむように見上げられ、
「えっ、ううん、なんでもないにょ!」
はやぶさを抱きしめ、てへっと笑ってごまかした。
いこいこっと差し出した手を、
「元気なお方だ」
瓢はくっくと小さく笑って手にとった。
「私、冷たいものならフラッペがいいなっ」
何故だろう。
なんか、ドキドキして瓢の顔がうまく見れない。
それに頬がなんだか熱いのは、スポットライトに照らされてたから? いっぱい歌ったから?
それとも――。
(はやぶさぁ……ひびきの心臓おかしくなっちゃったのかな)
手を引くように歩きながら、ほんの一瞬。
ちらりと、瓢の方を見やる。
手を引かれるように歩きながら、瓢は悪巧み以外では久しくなかった気分の良さを感じていた。
ライブ中に飛んだり跳ねたり、動きまくったからだろうか。
それに、なんだか心臓が痛む……ような。
ライブの疲労のせいだろうか? しかし、それとは何か――違う、ような。
その時、ちらりとこちらを見やったひびきと目が合った。
気づくと、どこか慌てた様子で彼女は目を逸らす。
そんな彼女の様子に、気づかないうちに笑みをこぼす。
( ひびき嬢はあっしにゃ眩しすぎる)
優しくて、脳までファンシーに侵食されていて。
自分のような手合とは、まさしく真逆と言っていい。
……だからこそ、惹かれたのかも知れない。
(が…まさか、ねぇ?)
始めこそ単なる商売仲間だったはずが、いつしか気に掛けるようになり。
そして今じゃ、元気を貰って癒されている気分だ。
収まる気配のない、心臓の痛みもどうにかならんかね?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
63人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月26日
参加申し込みの期限
2014年08月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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