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【ネコミケ】行かねば。フツウに大変なネコミケ@1日目!
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◆
鹿嶋 洋美
は
ジニー・劉
の隣を歩きながら、ふと反対側の二人を見やった。
二人――
紅林 柳霞
と
荒井 景貴
は、本当にお似合いのように思える。
(でもまだ付き合ってないんだよね…うまくいくと……)
「おい、どうかしたか?」
ジニーの声に、ハッと意識が引き戻される。
「あ、いえなんでも――って、あれ?」
思わず、素っ頓狂な声を上げる洋美。
いつの間にか、すごい人混みの中に紛れてしまっていたのだ!
◇
正式にお付き合いはしていなくとも、景貴に誘われるのは嬉しい。
可愛らしい夏の装いに身を包み、柳霞はデートに浮かれていたのだけれど――。
いつの間にか、周りがすごい人混みになっていた。
はぐれないよう、景貴の腕に触れる。
彼も気をつけてくれているのか、少しだけ距離が縮まった。
◆
「あー、祭典と被っちまったか」
やっちまったなーとばかりに、ジニーは寝癖でボサボサの髪を掻く。
洋美と景貴と柳霞、三人の視線が集中した。
それぞれの目に浮かぶのは、一つの疑問。
――この人混み、一体何?
「どうやら、ネコミケ会場に紛れ込んぢまったみたいだ」
ため息混じりジニーが言うと、
「あの、ネコミケというのはどういうイベントなんですか? すみません、名前しか知らないのでよく分からなくて……」
景貴が、ちょっと戸惑ったような表情で訊いた。
その隣では、柳霞が「あー、これがネコミケか」と何かに納得したような顔をしている。
「柳霞ちゃん、知ってるの?」
小首を傾げる洋美は、ネコミケのことは噂くらいしか聞いたことがない。
柳霞が言うには、従弟がえらく気合を入れて出て行ったらしい。
「まー、アレだな。色んな趣味のヤツが集まるイベントだと思っとけば概ね間違いはねえ」
というジニーの言葉に、景貴はなるほどと頷いた。
「折角だ、ただで帰るのも何だし見物してくか」
と、そんな感じで固まってふらふらとしていた四人。
コスプレ広場の近くへ来たところで、
「あの、すいません! そこの方々!」
いきなり呼び止められた。
何事かと立ち止まると、声の主は必死な様子でまくしたて始めた。
なんでも、本来予定していたコスプレイヤーが遅刻だか迷子だかで、予定していた撮影の時間に間に合わなくなってしまったのだとか。
で、その代役をジニーと景貴にお願いしたい、と。
「え? 劉さんと荒井さんがコスプレを?」
「景貴さんとジニーさんコスプレするの? 見たい見たい!」
「やんねーよ。なあ、景貴」
「そうですね……。コスプレをやった事がありませんので、突然言われても……」
しかし、相手も必死なのか「そこをなんとか」としつこくすがってくる。
さすがにその様子を見かねて、結局二人はほだされてしまった。
「しゃーねえなあ。景貴も一緒ならまあいいか」
「分かりました、ジニーさんもやるならいいですよ」
「やったー! 景貴さんとジニーさんのコスプレ楽しみ!」
隣で長らく見たい見たいと言い続けていた柳霞も、頼んできた人ばりに喜んでいた。
洋美も、柳霞ほどではないがわくわくし始めていた。
というわけで、更衣室へと連れて行かれるジニーと景貴。
コスプレ広場で待っていると、一人の女性が柳霞に声をかけてきた。
「すいません、写真撮影の人手が足りなくて……手伝ってもらえませんか?」
「え、私? いいよ、私で力になれるなら」
「ありがとうございます!」
がしっと手を掴まれ、連れて行かれたのは更衣室。
手渡されたのは、一着のコスプレ衣装。
「えっ? これ着るの?」
目をぱちくりさせる柳霞に、女性はとてもいい笑顔で頷いた。
「荒井さんとジニーさん、どんなコスプレするのかな」
他人事だと思って、わくわくしながら二人待つ洋美。
二人のコスプレ姿に思いを馳せていたからか、
「気になるね柳霞ちゃ――あれ?」
柳霞が居なくなっていたことに、今の今まで気付かなかった。
「い、いつの間に……」
迷子になってしまわないよう、ちゃんと待たないと――と思っていたら。
どういうわけか、洋美まで声をかけられた。
人が多いイベントだから、その分アクシデントも多いのだろうか。
困ってるようだし、自分にできることなら……と引き受けてしまう。
すると連れて行かれたのは――
「……更衣室?」
案の定、コスプレ衣装を渡されてしまうのだった。
◇
養い子に会うべく、寝子島を訪れていた
ハクア・クロスフォード
と
リリー・コルヴィッツ
。
折角なので観光をしようということで、二人で歩いていたのだけれど。
いつのまにか、ネコミケ会場へたどり着いてしまっていた。
「あら、ここは人が多いけれど……何をやっているのかしら?」
「寝子島の名所かもしれないな」
ハクアのその考えは、ある意味では正解だ。なんせ島外からも大勢の人が訪れる一大イベントなのだから。
「行ってみましょうよ、ハクア」
「そうだな、観光がてらに……」
会場へと向かう二人。
そのまま、流れで中へと入ってしまう。
二人を出迎えるのは、大勢の人と凄まじい熱気。
午後になって比較的空いてきたとはいえ、それはあくまで午前中と比べてという話だ。
「すごい人……はぐれたらおしまいね」
辺りを見回し、唖然とした表情でリリーは呟く。
「ああ……しかし、一体なんなんだここは」
ハクアの声には、困惑の色が滲む。。
イラストがそこかしこに飾られ、あまりにもたくさんの人と本が存在する空間。
それは、二人にとっては異様なものに思えた。
これが寝子島の名所なのか、とただただ困惑するばかり。
どうにか情報を得ようと思っても、人の波にのまれてうまく進めないし、もうさっぱり。
それに――
「……なあリリー。さっきから妙に視線を感じないか」
「言われてみれば……そうねえ」
ちらちらと、周りの人達から見られているような気がする。
それもそのはず。
ハクアも、
リリーも、
司祭服、シスター服のままだから、コスプレと勘違いされているのだけど、それと気付くはずもない。
「お二人の格好って、それ司祭とシスターのコスプレですよね!」
しかし、不意にそんな声をかけられて――
「コスプレ?」
ようやく、どういうわけかが理解できた。
「違うわよ、本職の――」
苦笑交じりにリリーが否定しようとするが、
「あっちで写真撮らせてください!」
「ってえ?ええっ?」
「写真? どういう――」
聞く耳を持たない勢いで、コスプレ広場へ連れて行かれてしまった。
ちなみにこれはルール違反である。皆気をつけよう!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
63人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月26日
参加申し込みの期限
2014年08月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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