this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
風紀委員のお仕事~登校完了せよッ!~
<< もどる
1
2
3
4
5
…
10
つぎへ >>
●お仕事の始まり AM7:00~
校門が開かれると、生徒たちはちらほら学校内へ向かっていく。
部活動や他の委員会活動もあるのだろう。
しかしここに集まった生徒たちは、風紀委員。
白く輝く腕章をつけ、まさに活動を開始せんと言わんばかりに気合いが入っていた。
「ふふ、よろしくお願い致しますね皆様」
今年で風紀委員も三年目。
最上級生としてしっかりしている所を見せないと。
そうふわりと
アネモネ・アドニス
が微笑む。ただそれが向けられるのは女性陣のみだったが。
「新学期が始まってから、初めての委員会活動ですね。私も頑張りましょう」
眼鏡に触れ、並木道の向こうにある校門を見つめて
薄野 五月
は言う。
雪見 大福
もつられるように校門を見ると、こっそり息を吐いた。
「いったいどんな人たちが来るんだか……」
出来るだけ穏便にすんでほしいが、きっとそういう訳にはいかないのだろう。
そんな予感がする。
「どのような方々がいらっしゃっても、私たちがすることは変わりません」
「しっかりと取り締まりをしなくてはね。学校の風紀は僕らが守ろう」
間宮 芽瑠
が静かに宣言すると、
鷹司 凜太郎
はそう言って表情を引き締める。
「何だか頼もしいですねー」
「そう見えるなら嬉しいよ」
「一年生といっても、上級生に遠慮する事はありませんからね」
アネモネが五月や芽瑠に声をかける。
「将来有望な風紀委員がたくさん揃ったみたいね。嬉しいわ」
「ええもちろん、任せてください」
君にカッコいい所を見せるためにね、貴子! とその心の内で叫ぶ
佐久間 堂鉄
。
結果、貴子に向かって中途半端に手を差し出すという控えめゆえに妙なポーズで静止してしまった彼を冷めた瞳で一瞥し、
北風 貴子
は後ろに下がる。
その光景に苦笑しつつ、凜太郎は皆に向かって声をかけた。
「さあ、一緒に頑張ろう」
「おはようございます。朝早くからお疲れ様です」
自分たちの持ち場を確認していた風紀委員たちに元気な挨拶が向けられる。
登校してきた蓮が、開いたばかりの校門から顔を出していた。
「おはようございます。今日は風紀委員で取り締まりをしているので、ご協力いただいてもよろしいでしょうか」
「ええ、もちろん」
委員会の仕事であるからか、凛太郎の丁寧な物言いに、蓮もまた快く承諾する。
「大変ですね」
「ありがとう。ただ、これは必要な仕事だからね」
「皆が皆、森みたいな奴だったら楽なのにな……」
「……校則に反している方を注意するだけでなく、守っている方に感謝を示してみてはどうでしょうか」
ペンとノートを準備していた大福が思わず口にすると、蓮は少し考えた後に提案。
一瞬きょとんとした大福も、それはいいなと笑顔を返した。
「お仕事がんばってください」
「ああ。蓮君も意見、ありがとう」
見送った後、凛太郎は再び校門の先へと目を向ける。
まだ仕事は始まったばかりだ。
「オイィ……これは俺にとっちゃ非常にマズイ状況じゃあねぇか」
曲がり角の死角に隠れ、校門の様子を窺っている人影がいた。
屍 骸
は日陰で眉根を寄せる。今日が風紀委員の取り締まりなんて聞いていない。
「お天道さんがバリバリお仕事してるに加え、風紀委員もお仕事ってかぁ?」
1日の始まりとしちゃあ随分とヘビーだぜ、と骸は汗をぬぐう。
骸の胸に悠然と書かれた文字も、心なしか色を失くしている気がする。
「先輩のTシャツは完璧にアウトですよね」
「おおおう!? びびびびっくりさせんな! 何でいる!」
「いえその、自分の立てたフラグにはまって……まあせっかくだからよく観察をしようと」
骸の背後から声をかけ、あーすみませんと謝る天野はもう一度Tシャツに眼が行く。
「お? なんだ、逆巻もこのロイヤル級にイカしたTシャツ欲しいのか?」
「エンリョシテオキマス」
「そりゃ残念。しっかしロイヤル過ぎて目立ち過ぎるのも考えものだな」
「注目の的ですね」
「よせやい照れるだろ」
「褒めてな……とにかく、どうされるんですか」
再び正門の方を窺い見る骸。今の所、騒ぎになっている様子もない。
「ここはまああれだな。あれしかねぇ」
「?」
まあ見てろって、と天野に向かってサムズアップし、骸は校門前へととび出す。
「やべぇぜ……これはやべぇ」
先ほどから曲がり角の死角に隠れ、校門の様子を窺っている人影がいた。
握 利平
は冷や汗を流す。今日が風紀委員の取り締まりなんて聞いていない。
きっと奴らは制服是正、違反物没収を仕掛けてくるに違いない。
それは委員会活動として正しい事なのだろう。だが、しかし!
「このヘッドホンだけは何が何でも死守しなきゃいけねえ……!」
必死にバイトして稼いだお金で買ったもの。しかもあの有名なプロも使っているというモデル!
流れていたトランスミュージックのスイッチを切るのは決意の証。
よし、と戦いを心に決めると、利平は校門前へととび出す。
そして同時に飛び出した二人の男の視線が交差する。
それは一瞬の出来事。だが何か通じあえたような、そんな気がした。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
風紀委員のお仕事~登校完了せよッ!~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
片桐 久乃
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月22日
参加申し込みの期限
2013年01月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年01月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!