「いやー良い天気だな!」
桜の季節が過ぎ、木々には若々しい新芽が芽吹き始める。
命をはぐくむ朝日を浴びつつ、学校に向かう面々は朗らかな気持ちで登校していた。
まだまだ春の陽気は続いている。
のんびりとした気候は気持ちにも余裕を生まれさせていた。
今日も良い日になりそうだ。
――ザッザッザッ。
突如届く足音。硬質な音がする方向へ目を向けると、校舎内から幾人もの生徒が出てきた。
あれは……?
「!? なんだって、あいつらは……!」
「やばいぞ!」
「え、なになに!?」
「まさか今日だというのか!?」
「に、逃げろー!」
「早く皆に伝えないと……!」
――ザッザッザッ。ぴたり。
蜘蛛の子を散らしたような騒ぎの校門前に、制服の集団が整然と立ち並ぶ。
腕に輝く腕章が彼らの正体を告げていた。その名は――風紀委員。
「いいわね? 徹底的に取り締まるの」
鋭い眼光で風紀委員長、
北風 貴子は委員たちを見回す。
「服装がなってない生徒に教えましょう。私たちは甘くはないということを」
新学期が始まって早幾日。
新しい生活に慣れ始めるこの時に、守るべきルールを意識に刻み込んでもらう必要がある。
寝子高生としての自覚、誇り。忘れたとはとは言わせない。
知らないのならば思い知らせなければならない。
彼らの目はどんな違反も見逃しはしない。
「各自、持ち場について。始めるわよ!」
号令と共に今、風紀委員の仕事が始まる。
片桐久乃(かたぎり・きゅうの)です。お世話になっています。
風紀委員の活動として登校時の服装を取り締まるシナリオです。
風紀委員のみ、それとわかる腕章を身に着けています。
◆行動例◆
・委員として取り締まる
・委員の網をどう突破するか考える
・普通に平和に登校する
(登校場面から1時間目の授業が始まるまでをアクションの幅とします)
ろっこんの使用は可能です。
ただ一般人がたくさんいると思うので、うまく発動するかどうかは怪しいと思われます。
◆注意点◆
・ジャンルにバトルとありますが、あまり過激な物は推奨していません。
●委員向け
・どう取り締まるか、取り締まって何をするのかは、風紀委員のみなさんに
かかっています。
もしも風紀委員がいなかったり、取り締まり方がおかしかったりしたら、
こちらで調整します。
・制服については【世界設定・寝子島高校の制服】をご覧ください。
●一般生徒向け
・友人と登校する際はGAをお使いください。
この後、委員長は基本的に何もしません。
委員の皆さんの活躍を、後ろから黙って見守っています。。
桐島先生は校内を見回っていらっしゃるようです。
ガイドに出てきていませんが、アクション内で触れて頂ければ出てきます。
それでは、皆様とまたお会い出来ることを願って。