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ドラゴン喚ぼうぜ!【蛤】
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【ただ一人、恋人の為だけのナマ足】
しかし、全ての人が状況把握出来た訳ではない。機動力は奪ったものの、その巨大ハマグリの危険区域内に、一組のリア充がいたのである。
否、リア充というのも失礼な話であろう。何しろ、それは『結婚を前提としたお付き合い』なのだから。
二人は水着で夜の海を堪能していた。それは今にも海に落ちようとする夕日を眺めながら、二人で砂浜に寄り添い幸せを誓い合っている最中の出来事だった。
どんっ、という僅かな浮遊感と共に叩き込まれた世界。
一瞬前には夕暮れだった世界が夜に時間進行していた事など、目の前の巨大ハマグリに比べれば、流石に気にしている余裕など無い。
──しかも、
「うっ……。せんせいどこぉ? せんせい、いないよぉ……
ひぐっ……」
白沢先生の、ろっこんの影響で身も心も記憶もすべて4歳ごろに戻ってしまった恋人との熱愛中の
雨崎 荒太郎
。
肝心の目の前にいる想い人を置いてきぼりに、幼稚園の先生を頼ろうと不安で泣き出し兼ねない勢いだ。
「うわ、おっきいハマグリやね……ね、こーた……ん?
ち、ちっちゃいこーたんや! こーたんちっこなっとる!!
かわえええぇぇ!!!」
側にいた、その想い人、
西野町 かなえ
はその余りの年齢差に衝撃を隠せなかった。
かなえも寝子島での異常現象には慣れっこではある。
しかし、相手は愛すると言っても差し支えの無い相手。
その幼少期は、個人的には「可愛い、見られてラッキー」レベルのものであった。
しかし、その幸せも、原因かも知れない巨大ハマグリのせいで、何か全てが台無しだ!
必死に幼稚園の先生を探して、かなえはボロボロと泣いてしまっている荒太郎に、自分の記憶は残っていない事に気付いて。
「うちのことは、覚えておらんのやね……」
かなえは少し悲しい思いをしながらも、
「うん、うちがしっかりせな!
よしよーし、こーたろー君こんばんは、うちかなえって言うんや。
こーたろー君は先生探しとるんかな? よかったら見つかるまでお姉ちゃんと一緒に探そっか」
「かなえおねえちゃんっていうの? ぼくのこと知ってるの? せんせいいなくて、う、うぇっ……」
かなえは、こっそり自分が幼稚園の先生に思ってくれたら良かったのに、と僅かなジェラシーを寂しさと共に胸にそっとしまい込んだ。
巨大ハマグリが怖くて、荒太郎はかなえの足に思わず全身をもってしてしがみついて、その後ろに隠れてしまった。
「な、なに? なにあれシジミ……? ちがう?
ハマグリ、こわい…? やっぱり、こわいょぉ…… やだやだやだぁー!!」
そう泣きじゃくりながら、かなえの足にすがり付く荒太郎。
「怖くないでーお姉ちゃんが守ったるからなー」
「でもでも、なんかおいしそう……」
荒太郎の言葉と共に、幼児のお腹が大きな音で空腹を可愛らしい音を立てた。
「あれ……あはは、さすがこーたろー君やで」
その可愛らしさに、普段では身長さを言い訳にした気恥ずかしさ等で撫でづらい頭を、この上は無いとばかりに、幸せそうに優しく撫でつくす。
「よーし、じゃあ早くやっつけてお腹いっぱい食べようか。
こーたろー君を守りながらハマグリに攻撃や!」
かなえは、砂浜に流れ着いていた金属パイプを手に取った。
全ては可愛らしい姿になってしまった恋人の為。それを手にして、全力で貝柱にスイング。
金属パイプでは切断こそ出来ないが、かなりの手ごたえがあった。
確信を持ったかなえは、更に大きくパイプを振りかざそうとして、
巨大ハマグリが弱りつつありながらも、かなえの側にいた荒太郎に向かって、霧を吹き付けて来た!
「こーたろー君あぶない! させるかぁっ!」
それをいち早く察知したかなえは、突然の事で回避不能であった荒太郎を庇うように。霧から背を向ける形で、荒太郎を守るように抱きしめた!
煙の痕跡が無くなるのを、薄目を開けて確認して、かなえはやっと荒太郎から腕を解く。
「この……っ!」
再び、金属パイプを拾い上げ、立ち上がった瞬間、
「パ、パレオが溶けとるーーーっ!」
立ち上がったかなえの姿は纏っていたロングパレオを見事に溶かされていた。
良く締まった美しい両脚がパレオなしで露となっている!
レオタードは全裸でしたが、何故今回はパレオだけですか?
──パレオは、水着の上に穿くスカート代わりなので、『服』です。
……非常に残念な結果だったと言わざるを得ない。
仕事しろよ、ハマグリ! という声はともかく、二人の犠牲はかなえのロングパレオ一枚で済んだ。
側では荒太郎が戦慄している。
「お、おねぇちゃんの足っ!」
4歳知能にして既に生足に興奮を隠さない荒太郎。
恋人同士で同じタイミングで落ちてこなければどうなっていたか等は、かなえにとって考えもしたくない事だった。
何故ならば、自分の恋人は完全な『足フェチ』であったのから。
しかも、見渡せば今は下着姿の男女が、わらわらしているのだ。
考えたくないが、更には幼い今である。これでは誰に付いて行ってしまうのかも分からない。
しかし、例えどんな相手であっても、かなえは脚線美には絶対の自信と素質を持ち合わせていた。
──何しろ、想い合っている相手が、生粋の足フェチ故に、徹底的なケアだけは忘れない。
「かなえおねえちゃんを、いじめないで!」
そんな脚の魅力を最大限まで引き出す為の努力を恋人の為に走馬灯のように走り抜けた瞬間に、つい思考をめぐらせてしまっている間。
荒太郎はかなえの後ろから飛び出し、貝柱に全力で噛みついた。
小さなダメージが着実に積み重ね、ハマグリ自体は明らかに弱っている。
しかし、霧の影響を受けていない人が殆どいなくなってしまった上に、縮小しつつも未だに拡散するビームに、今、ハマグリに致命傷を与えられる様な、案を出せる余裕がある者も殆どいなくなっていた。
挟んでいる櫂もいつまでもつか分からない。
このまま飢えた&下着姿では絶対に帰れない──そんな絶望にも似た雰囲気を出す一同。
「はーい、みんなあつまれー」
そんな最中、まさに天使のような声が響き渡った。
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担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
29人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月01日
参加申し込みの期限
2014年07月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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