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【ネコミケ】萌えろ!2日目の幻想バトルロイヤル!
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<7>
御剣 刀
は、駆け付けた現場を見るなり絶句した。
「なん……だと……?」
向かう途中で光線を浴びた彼は、いつの間にか新撰組の土方歳三になっていた。
きちんと帯刀をしており、御剣は「このまま今回の原因を全て斬り払う!」と意気込んでいた。
だが、目の前の戦いのインパクトに気圧されてしまった。
「あれは……、なんて大きな蝶の羽なんだ……」
御剣の視線の先には、屋敷野が背中から生えた漆黒の蝶の羽が、朱雀の分身から仲間を守っていたのだ。
「まさか……。“始刀”だけじゃなく、“命与卍壊(めいよばんかい)”まで使せるとは……」
オサレ死神と化した屋敷野がひとり呟いた。
「もう知りませんからね……? この能力、少々セーブしづらいのです。なので本当に負けそうになった時以外発動しないと誓っていたのです……」
彼女の羽は宵闇のように怪しい黒い輝きを放つ。
「イヤーッ!!」
忍者の分身が背後から屋敷野へ斬り掛かっていくも、羽に包まれた途端に真っ白の塩の像となって砕け散った。
「この羽は死の羽……。無差別に命を吸い取る禁忌の能力。……だから使いたくなかったのに」
屋敷野の顔が一瞬だけ曇った。
「な、なんなのだ、その羽は!?」
朱雀の言葉に、屋敷野は確かな口調で答えた。
「
“晦冥黒揚羽(かいめいくろあげは)”……!
それがこの斬火刀の本当の名前です」
屋敷野の斬火刀の真の力は、『他者の生命力を漆黒の羽で吸い取るエナジードレイン』であった。
生命力を吸い取られた生物は、塩の塊となって体組織が崩壊してしまう、脅威の能力を持っていた。
「皆さん、私の羽に触れないように。この羽が破られない限り、分身たちを押さえ込むことが可能です!」
羽が分身たちをひと撫でするたび、無数の塩の像が風化していく。
御剣は「ぞっとしないな……」と身震いしつつ、同じ姿をしている忍者の1人を斬り伏せようと得物に手を描けた。
だが、先に忍者が持ち前のニンジャ第六感で攻撃を察知。
手を止めてお辞儀をした。
「ドーモ、シンセングミ=サン。南の朱雀です。……挨拶なしの攻撃はすごく失礼だぞ」
注意された御剣は慌ててそれに倣った。
「どうも、
御剣 刀
です。またの名を、新撰組の鬼の副長です!」
お辞儀の後、再び柄に手を掛けた御剣は神速の太刀で忍者を斬り伏せた!
「イヤーッ!!」
「グワーッ!!」
だが、斬り付けた忍者の姿が陽炎のように消えていってしまう。
「分身か。ちくしょう、本体はどこだ?」
剣鬼と化した御剣は、バッタバッタと分身どもを斬り捨てながら前進していく。
彼は分身の1人に疑問をぶつけてみた。
「ちっ、おまえ等は何で暴れているんだよ!」
「無論、人々の記憶に未来永劫残るような、最強の存在として世間に知らしめることだ!」
「最強? その称号を得る事が目的? 馬鹿が、それはただの手段だろうが!」
御剣の怒りのヴォルテージが急激に上昇していく。
「その強さを以て大切な物を守り、助けたいと伸ばした手を届かせる……。
それが出来ない
なら、最強である事に意味なんかないんだよ!」
御剣は突発的な頭痛に悩まされながらも、頭の中で撃鉄をガチンッと落とすイメージを浮かべる。
発動したろっこん『加速』を用いて、次々に分身を真っ二つに切り裂いていった。
旅鴉一行も、遅れて戦場へ到着。
早速、舞華は朱雀にお辞儀をした。
「ドーモ、ケン=サン。メンズスレイヤーです」
朱雀も攻撃を一度止め、丁寧にお辞儀した。
「ドーモ、メンズスレイヤーさん。南の朱雀こと、ケンです」
「愛読しているテンチュウシノビのケンさんと直にお会いできるなんて、何だか不思議ですねー」
舞華は戦闘中に似つかわしい笑顔で言った。
「あたし、4巻の『ナガタチョウ・ザ・ロンゲスト・デイ』の話が大好きなんです。満身創痍のケンさんが、仲間を救うべく孤軍奮闘! ラストのシャドー・ソーリダイジンとの一騎打ちのシーンは作中屈指の名シーンですよね!」
オタク女子の本領発揮のお時間です。
なんて言ったって目の前におわすは、主人公のケンそのもの。
戦闘する前に、色々聞いてみたいことが山ほどありすぎるのだ。
「他に、ケンさんといえば……!」
一心不乱に作中のケンについて語る舞華の熱狂ぶりに、周りの分身も「なんか攻撃しづらいんだけど」と思わず納刀してしまったではないか。
「ふむ、確かにあの騒動は、拙者も印象深きものだった。それにしてもだな、拙者のことをよくご存知のようで。いやはや、恐縮でござる」
分身たちはしきりにそわそわ。
メンポの下の表情を読み取るのは難しいが、目元は緩みきっている。
朱雀(分身)は、ちやほやされて上機嫌だ!
舞華の口元が弧を描く。
「ケンさん……。あなたは最強論争に振り回されるような御仁ではありません。どうか、お考え直して、作品へお戻りいただけませんか?」
舞華がお辞儀をすれば、胸元の開いた衣装から、肌色の球体の半分から上がこぼれそうに!
ケンの分身たちは、思わずそれを凝視してしまった。
舞華はこの瞬間を待っていた。
「はい、今、ケンさん、あたしのオッパイ見ましたね?」
胸元を抑える舞華の笑顔が眩しすぎる!
「ヒーローが痴漢行為だなんて、幻滅ですねー」
「ご、誤解だ! 拙者はオッパイ見えそうだなぁとか、あわよくば先端の色素が見えないかなぁとか思ってなどいない!」
「その発言は自白とみなします。覚悟してくださいね?」
朱雀の分身から言質を取った舞華。
「これはノロイ・ジツの一種『エンザイ』です。お色気を用いた呪術の名前です」
分身たちは顔面蒼白、そして右往左往してしまう。
完全にハメられたのだ。舞華のおっぱいハニートラップに!
「このキャラ、実は某格闘ゲームに出てくるキャラで最弱と自称する上級者向けなんですけどね、とんでもない壊れ性能の隠し技があるわけですよ」
次の瞬間、舞華は分身の股ぐらを狙い澄まして殴り抜いた。
「その名も『去勢拳』……という名の金的攻撃!」
「アバーッ!?」
分身はもがき苦しみながら消滅していった。
「いいですか? 今の金的はあたしのオッパイを見た罰です。あまりの痛みに分身が消滅してしまったようですが、それはオッパイを見た自業自得です。そしてこれもオッパイ見た罰の金的だッ! そして次のもオッパイ見た罰の金的だ。その次の次も。その次の次も次も。その次の次の次の次の……! 次の! 次も! オッパイ見た罰の金的だあああァァァァー!」
舞華の鬼神のごとき猛攻が、分身たちの股間を次々に抉っていく!
「これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも!」
「「アァイエェェェー!?」」
「全部金的だァーッ!!!!!」
舞華の周囲の分身が、総じて股間を押さえながら消滅してく様を、主である旅鴉は黙々とスケッチしていき、男装の桃川は我が身のように股間を押さえていた。
「って、私は女だったわ……」
なりきりすぎて、本来の性別を忘れそうになる桃川であった。
遠くから、緑髪のお面を被った少女が呟いた。
「新たな『くるみ割り美少女戦士』の誕生だ……!」
ワリタリーヌ・ゴールドナッツ・パックリー
は、後進の活躍を満足げに眺めて腕組みをした。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月02日
参加申し込みの期限
2014年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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