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【ネコミケ】萌えろ!2日目の幻想バトルロイヤル!
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<6>
一方、少し離れた場所で。
北条 冬華
は忍者の大群に唖然としていた。
「ぶ、分身の術? あ、えっと、どうも、はじめまして! 黒き氷雪少女キオネです!」
「「ドーモ、キオネ=サン。朱雀です」」
やはりユニゾンで自己紹介してきた。
「忍者相手には挨拶が大事ってきいたことあるし、これでいいよね? こほん、それじゃ……」
キオネは仕切りなおして、氷の大鎌を構えた。
「貴方たち、覚悟しなさい! 氷の刃で切り裂いてあげるわ!」
キオネは先手必勝とばかりに氷魔法を発射!
「コールドクレセント! 飛び出す氷の刃を喰らいなさい!」
大鎌を振り回し、三日月上の氷の刃を次々に発射させていくキオネ。
「イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ!」
忍者の分身たちは容赦なく輪切りにされていく!
「グワーッ! グワーッ! グワーッ! グワーッ! グワーッ! グワーッ! グワーッ!」
だが、斬られた直後に実体が消えていくので、そこまでグロくないのが救いだ。
奮戦するキオネに、この3人が駆け付けてきてくれた!
「漆黒の三兄弟、助太刀する!」
ブロドがリフレクターを展開、キオネへの攻撃をガードした。
「俺たちにまかせろー! 『オーガ・スレイヤー』、『アンサインド・ストレート』! 頼むぜお前等!」
ウーサは赤い鞘に収められた二振りを引っ張り出し、二刀流で無双劇を披露する。
「女子を守るのは男子の努めだ! 俺のビットから逃れられると思うなよ?」
キリーは指先と思念プログラムで操作するビットによる全方位攻撃を繰り出し、分身たちを圧倒していく!
「ありがとうございます! この調子で蹴散らしましょう!」
キオネも援護の甲斐あってか、徐々に分身たちを押し退けていく。
「お前たち! 挨拶もなしに攻撃とは失礼行為だぞ! 恥を知れ!」
忍者が礼儀に対してクレームを付けるが、ウーサが「勝てばいいのだよ、勝てば!」と攻撃を続行。
「よし、覚醒からの攻撃連携に入る!」
「「了解!」」
ブロドの指示を受け、弟2人とブロドは覚醒モードへ移行。
覚醒とは、ニャンダムR内でパイロットが身に付けている超能力である。
R内のニャンダムに搭乗するパイロットは、遺伝子操作を受けた新人類という設定だからだ。
ブロドは瞳が金色に、ウーサは赤に、キリーは青に染まる。
そして常人以上の超反応で行動が可能なのだ。
「今だ、行け、2人とも!」
ブロドがリフレクターを波動砲のように射出すると、分身たちが吹き飛び、道が切り開かれた。
続けてウーサがその道の中へ切り込んでいく。
「行くぜ糞野郎! 降りかかった火の粉は、振り払う!」
キュピーンッと直感を働かせ、忍者の懐へ果敢に飛び込んでいく。
「オラオラ! 手数で勝負だ!」
「攻撃は兄貴が受け流してくれるから操作に専念できる!」
キリーはビットビームで攻撃しながら、原作通りの戦術を遂行していく。
【よし、ウーサの攻撃をかわせないように俺が遮る!】
ただ残念なことに、キリーの背後にセリフが入った吹き出しが出現してしまう。
しかし、漆黒の三兄弟は全く気が付いていない。
「おかしい……、敵の動きが妙だ。作戦がばれている?」
ブロドが何かを察し始めていた。
「ブロド兄ぃ、気が付いたか? 俺たちの攻撃、何故か先読みされてるぜ!?」
ウーサが必死に食い止めるが、段々と立ち回りが苦しくなってきていた。
「なんでさっきから攻撃が読まれるんだ……? まさか敵は新生人……?!」
キリーのツッコミを聞いて、ブロドとウーサが思わず振り返った。
「あ、キリちゃん、コレヤバイワー。新生人同士のコンタクトよりヤバイワー」
ウーサが白目を剥いて驚愕していた。
「キリーの背後に何か出てる!? キリー! うしろー、うしろー!」
ブロドも大慌てでキリーに呼び掛ける。
呼び掛けられたキリーは、何のことだかさっぱり分からず怪訝な表情を浮かべた。
「え? 後ろ? って、あー! お、俺の思考が出てるー!」
「消えろ! 消えてくれって! ヤバイ、マジこれヤバイ! ってうわーいっぱい出てきたチクショー!」
キリーのろっこんは、『心の中でヤバイと思った瞬間に発動』するのだ。
「くそ、これじゃあ兄貴達の足ひっぱちまう!?」
パニックになっているキリーに、ウーサは攻撃を捌きながらブロドに目配せする。
「どうする、ブロド兄ぃ!」
「こうなったら、これだ!」
ブロドは表紙がいかにもイヤ~ンな同人誌を拾い上げると、適当なページを開いてキリーの眼前に押し付けた。
「キリー、これを見て落ち着くんだ!」
「サ、サンキュー、ブロド兄、貴、ってブフォォッ!?」
その時、キリーの鼻の両穴から大量の血が出そうになった。
「あ、あぶねぇ! キリーは鼻血出さないからな……。キャラ崩壊するところだったぜ」
キリリッとニヒルにキリーは凛々しい顔付きをなんとか保った。
……しかし、背後の吹き出しは、フルカラーでイヤ~ンアッハ~ンなイラストが再現されていた。
「おい、しっかりしろ! キリーも早く吹き出し消してくれ!」
「なななななんてもん見せてんだよ兄貴! 俺はそういうのはっ」
「好きなのか?」
ブロドの直球な質問に、キリーが激怒した。
「違うってば! 興味ないってば! って、なんか忍者の動きも鈍ってる?」
キリーの指摘通り、吹き出しの肌色成分を見た忍者が立ち尽くしているではないか。
ブロドは今が好機だとウーサに指示を飛ばす!
「今だウーサ! 超反応で蹴散らしてくれ!」
だが、吹き出しを見たウーサが顔を赤らめて硬直していた。
「ごはっ!? Vニャンダムニニカ隊長他5名の水着出撃の同人誌じゃないっすか! しかもちょうど『肌色成分全開、水着なんて意味なかった』みたいなシーン!」
ウーサ……宇佐見は初心であった。
「筆なんとか? 7P? 7ポイントかな? あわわわわわ……」
「ギャー! やっぱ男はエロ好きだよね! でもTPO弁えようぜぃ☆」
敗北を悟ったブロド――志波は、最期は素に戻ると、忍者の蹂躙を許してしまう。
ノビた志波は、鉄壁のブーメランパンツを今日も装着していた。
そして暴走した宇佐見と桐野の統率を欠いた攻撃では、忍者の分身を抑えきれず、半裸のまま敗走する他なかった。
「せ、せめて女の子だけでも!」
宇佐見がキオネのもとへ駆け寄ろうとしたその時、絶対零度の吹雪が辺りを氷漬けにしたのだった。
キオネは苦戦していた。
サマーソルトキックの要領で繰り出す新技、対空迎撃魔法コールドサイズまで使用するも、一向に数が減らない。
「こうなったら……一網打尽の必殺技!」
キオネは氷の大鎌の刃先を地面に突き刺し、呪文を詠唱し始めた。
「喰らいなさい、究極魔法! エンド・オブ・ブリザード! って、ええ!?」
彼女はいつの間にか、服がボロボロな状態になっている事に驚いた。
「もしかして……、ニンジャっていうからには素早い? ひょっとしなくても……、私と相性が悪い?」
そこへ忍者のひと太刀がキレイにキオネを捉えて一刀両断!
ダメージは全て衣服へ!
もとより生地面積の少ない彼女の衣装では、これ以上ダメージに耐えうる生地面積がなかった!
「きゃー! また全裸ですかー!? 同人誌で隠さないと!」
顔を赤らめて、大きな胸元をフルフル揺らすキオネ。
形のいいお尻も丸見えになってしまう!
その絶景ぶりに、忍者たちは攻撃をやめ、万歳三唱を始めたではないか。
「オッパーイ! オッパーイ! オッパーイ!」
「モモジリ! モモジリ! モモジリ!」
そこへ桐野の吹き出しが絶妙な倫理的ガードをキオネに施すと、忍者たちからブーイングが発生しだした。
キオネ……北条は確信した。
この忍者、むっつりスケベだ、と!
「この……ドスケベニンジャめーっ!!」
北条の怒りが最高潮に達したその時、ようやくエンド・オブ・ブリザードの詠唱が完了する。
「みんな……凍っちゃえばいいのよ……!」
漆黒の三兄弟もろとも忍者たちを氷像にしてしまった北条は、このあとやってきた八神と後木に保護された。
(……なぁ、武道ちゃん。俺様たち、いつまでこうしてりゃいいんだろうな?)
宇佐見は途方に暮れていた。
(まー、異変が解決するまでの辛抱じゃないカナー? 氷像になれるって、結構レア体験だし☆)
氷漬けのまま、八神と後木たちに忘れ去られた漆黒の三兄弟。
武道はブーメランパンツ姿で凍り付いていた。
桐野はほぼ全裸の志波の氷漬けの身を案じた。
(ブドー、それ、寒くねーの?)
そして吹き出しで【てか、俺たち意思疎通できるのは、ナンデ?】と飛び出していた。
志波は答えた。
(肌が麻痺して何も感ジナーイ☆ 意思疎通は、多分、新生人のテレパシー的なアレのことジャネ?)
(ああ、すごく納得した……。設定まじヤベェ)
(きりのんー、鼻から真っ赤なつららがデキテルヨー?)
志波の指摘通り、桐野はばっちり北条のオッパイをロックオンしてしまったため、さながら吐血の如く凍結していた。
キリーは鼻血出さないが、桐野であるなら通常営業なので出しても問題ないのだ。
宇佐見も集中線を出さんばかりの気迫をテレパシーで送ってきた。
(正也ちゃんは鼻血を、強いられてるんだ……!)
(見るなよ、ブドー、望月……。てか、あんなメロン2個を見たら、赤いつらら、誰だって出来る!)
(わかるぜ、俺様も。正也ちゃんの今の気持ち、よーくわかるぜ……!)
(不肖、志波武道、柄にもなく敢えて言わせてもらおう……)
宇佐見と志波、そして桐野が3人同時に心の声を合わせた。
((メロンごっつぁんです!))
こうして3人は、氷像になって友情を再確認し合いましたとさ……!
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コメディ
SF・ファンタジー
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定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月02日
参加申し込みの期限
2014年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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