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【ネコミケ】萌えろ!2日目の幻想バトルロイヤル!
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宮祀 智瑜
は光線を浴びた姿に感動していた。
「すごいです……! ありのままの自分になれそうなほど、素敵なドレス!」
どこぞの女王が着ていそうな可憐なドレス姿になっていた。
「近くに更衣室があって良かったです。全身、見れば見るほどお姫様ですね!」
スカートがぶわっと膨らんでいて、腰元はコルセットでキュッと締まり、背中はフルオープン!
「セクシーですねって、あれ、もしかしてブラジャーしてない? やだっ、ヌーブラ……!」
ヌーブラとは、一般的なブラジャーにある 『肩ひも(ストラップ)』や『アンダーベルト』の無い、シリコン素材の粘着性と弾力性を利用して、胸の素肌に直接貼りつけて使用するタイプのブラジャーである。
紐がないため、締め付け感が緩和され、胸の形もよくなり、豊胸効果もある。
そんな彼女の胸は豊満だった。
背中をきれいに見せる衣装に最適であり、大人っぽい印象を与えることができるのだ。
「ちょっと恥ずかしいかも……。それにしても、なんでだろう? すごく、色んな物を蹴りたくなってきました……!」
宮祀が着ているドレスは、キック姫というスマホゲームのキャラである。
仲間やアイテムを蹴り飛ばし、ぶつけた敵を倒すゲームだ。
自我こそ宮祀本人のものだが、湧き上がるキックの衝動を抑えられなかった。
「とりあえず、パイプ椅子を蹴ってみましょう」
スカートを摘んで、小走りで助走をしたのち、角度を付けて思いっきりパイプ椅子を蹴っ飛ばした。
「えいっ! あっ、すごく飛びます!」
宮祀は大はしゃぎ!
「えいっ! えいっ! えいっ!」
調子に乗った彼女は、椅子、プラカード、暴れる不届き者など蹴って蹴って蹴りまくる!
そして蹴った物体の1つが、運悪くふわふわ飛んでいる天使に直撃するのだった。
「ぴぎゃー!」
あっけなく天使は墜落した。
「ご、ごめんなさい! 大丈夫ですか!?」
宮祀は慌てて天使のもとへ駆け付けた。
「ちひひー、“ぜんぽーふちゅーい”でぶつかっちゃったのー」
橘 明里
はたんこぶを作りながら照れ笑いしていた。
宮祀は「え?」と目を点にして言葉が詰まってしまう。
「違います、私が蹴っ飛ばしたのが偶然、天使さんにぶつかっちゃったんです。ごめんなさい……」
謝る宮祀に、天使は微笑んだ。
「お姫様は正直者なのー。だから天使あかりんは許しちゃうの!」
ちひひー、と無邪気に天使は笑ったのだった。
「あかりはみぃんなのガーディアンエンジェル! みぃんながあかりを信じてくれるなら、あかりはみぃんなに力をあげられるのなの!」
「本当に、天使さん……?」
宮祀はただただ呆気に取られていた。
天使……橘(以下あかりん)は、ネコミケで迷子になっていた。
居候先の先輩、
音海 なぎさ
とはぐれ、迷子センターにお世話になりたくても肝心の迷子センターすら見付からないので困っていた。
そこへ浴びせられた謎の光線。
当然、ぴぎゃっと鳴いて倒れたあと、彼女の背中に
本物の天使の翼が生えてきたのだ。
そのシーンは神々しいの一言に尽きる。ルネサンス時代に同じ現象が起きていれば、あかりんは聖女として奉られたに違いない。
「助けてくれたお礼なの!」
あかりんはふんわりと羽ばたくと、宮祀の頭上に小さな白い羽を落とした。
すると、白銀のベールが彼女の体を包み込んでいく!
「これは『エンジェリックレイヤー』なの! 邪悪な者の攻撃から身を守ってくれるのなの!」
「うわぁ! ありがとうございます! もう何も怖くありませんね!」
宮祀がそう言葉を漏らすと、「それは死亡フラグだから!」とツッコミが入った。
ネコミケに参加していた
北原 みゆき
だ。
「それは『上げて落とす』手法でよく使われる死亡フラグワード! それを言った人は、幸福なことがあった後に酷い目に遭うんだよぉ……?」
心配そうに北原は宮祀を見詰める。
だが、宮祀は笑顔で返した。
「そんな顔しないで下さい。大丈夫です、問題ありません! あ、私にいい考えがあります!」
「やめてよぉ! そんなに乱立したら取り返しが付かなくなるからぁ!」
そんな事をしている内に、光線が再び宮祀の方へ飛んでくるではないか。
しかも彼女は気が付いていない!
「危ない!」
北原は宮祀を突き飛ばすと、身を挺して庇った!
「大変なのー!」
あかりんは羽を北原に投げ付けた!
光線と天使の羽で超反応が起きた北原の体は、全身が蒼色の光に覆われ、衣服が弾け飛んでいた!
「アプリポワーゼ!」
魔法少女の変身シーンは、全裸になることが義務付けられている。
某歌劇団のような白い外套、青い服に身を纏い、煌く星を撒き散らしながら青い瞳を見開き叫んだ。
「颯爽登場! ガイア美少女! ノーラ・ブランネージュ!」
やりたいことをやるべきことが一致したと言わんばかりの気迫溢れる口上に、宮祀とあかりんは拍手喝采だ。
「左手に勝利を、右手には氷の刃を、心に希望の糧を! ネコミケの平和は、私が守る!」
そしてこの顔である。ちなみに瞳の色はカラコン。本来の北原の瞳の色は澄んだミントグリーンである。
「あれ、衣装持ってきてないのに……? これも神魂の影響ね」
ノーラは自分の衣装を見て戸惑うが、すぐに頭上を見上げて呟いた。
「クローネ、
こないだの神魂騒ぎ
の事は感謝するわ。おかげで
みんなと楽しむことができた
から。でもそれとこれとは別、ケンカを止めないと」
ノーラモードの北原は、凛々しく、包容力があり、勇気も持ち合わせた、バラの花がよく似合いそうなキラキラ王子様オーラを発散していた。
「2人とも、手伝って。暴れている人たちを止めたいの」
ノーラのイケメンぶりに宮祀はドキッとしてしまう。
「は、はい……!」
(女の子だと分かってますが……かっこいいですね……!)
星のノーラ様はチユ姫の手を取ると「よろしくね」と微笑んだ。
チユ姫はオーバーヒートした。
(私には、好きな人がいるのに! きゃああ~! 直視できませ~ん!)
赤面からの、照れ隠しの左足からのシュート!
「ああ! また蹴っちゃいました! ごめんなさ~い!」
「よく飛んで行くのー♪」
そしてノーラ王子は星になった。
チユ姫とあかりんは、なんとなくノーラ星に祈りを捧げるのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月02日
参加申し込みの期限
2014年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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