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秘密結社ネコノメの誘い ~来たれ、新人結社員!!~
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とあーる雑居ビル2F、大会議室は瞬く間に戦場と化した。
雪崩れ込んできた勢力同士が己が威信を賭けて相争うバトルロワイアル。
だが、彼らはいまだ、この騒ぎの終極であんぐりと口を開けて自分たちを待っている運命を知らない。
後に、このネコノメ結社員採用選考会に参加した多くの人々が口を揃えて言うことになる台詞がある。
『……どうしてああなった』
大乱闘ネコノメブラザーズ(上)
「ひゃっはー! 汚物は消毒だ~!!」
おまえはどこの世紀末モヒカンだとツッコミのひとつも入れたい奇声をあげて、
新井 米太郎
がネコノメ結社員に躍りかかる。
もう生徒会の密命とかどうでもいい。いまはただ、人を台所で見つけたゴキブリみたいに丸めて叩いて川に放流してくれたこいつらに復讐を!
持ち前の運動神経を活かし、ハンドスプリングからの綺麗な弧を描くドロップキックがネコノメの結社員Dの顔面に炸裂! だがしかし、きみを裏の川へ流した結社員Bもとい田中さんはすでに退職済みだ!
「はーっはっは! 悪がはびこるねこじまの、へいわを護る犬の騎士っ! ワンダーナイトっ、けんっざんっ! ……って、誰も聞いてないし!!」
そんな悲痛な叫びをあげるのは犬耳ヘルメットの
戌井 創
。ひーん、昼過ぎからずっと潜り込んでたのにー!
でもいいもんね、めげないもんね! いまからたっぷり出番ゲットしちゃうんだもんね!
そんなこんなで創もネコノメの結社員に突撃をかけようとしたのだが、そこにフェンシングスーツに身を包んだ正義の味方(命名、フェンシング仮面)が現れ、通せんぼされてしまった!
「待てい非行少年! 逃さーん!!」
フェンシング仮面はそう告げると、手に持っていた竹刀を創に向けて構えた。……武器、間違ってません?
「何言ってんのさー! 僕はへいわを護る犬の騎士なの! さっき言ったでしょー!」
「知らーん! そんな公道をぱらりらしながら走ってそうな格好で何を抜かすかー!」
ええい、正義を執行しようとする僕を邪魔するとは、すなわち悪! となれば先手必勝!
戌井 創
は、抱えていたバスケットボールを振りかぶり、叫んだ!
「ワンダーボォール!」
説明しよう! ワンダーボールとは、バスケットボールを全力で相手に投げつける技だ。当たると痛いぞ!
そんなこんなで身も蓋もない全力投球! フェンシング仮面が「ぎょわー! 飛び道具とは卑怯なりー!!」と悲鳴をあげた。
こぼれたボールを素早く回収し二撃目の構えを見せると、敵は両腕を身体の前に寄せる防御の態勢を取った。当然、竹刀の剣先が外れる……勝機!!
「ワンダーキーック!」
説明しよう! ワンダーキックとは、ボールを投げると見せかけて相手の頭を掴み、そこに飛び膝蹴りを叩き込む技だ! 当たるととても痛いぞ! そんなこんなで飛び膝蹴りを叩き込まれたフェンシング仮面は、今度は悲鳴もあげられずに戦場から退場することとなった。
……意外とバイオレンスだな、少年!
皆さんは覚えておられるだろうか? 面接が始まる前、りぃちゃんこと
葛城 璃人
のスパイ大作戦で籠絡され、言われるがままに彼(彼女?)を秘書採用してしまったダメダメ結社員を!
すべての真実が明らかになったいま、結社員Eのネコノメスーツからは滂沱の涙がこぼれている……!
「ああ、りぃちゃん、嘘だと言っておくれ! 君がそっちの組織のスパイだなんて!」
「りぃも悲しい……けど、帝王のお言葉はすべてに優先するのですよー!(キラキラ」
実に朗らかな笑顔でお別れを告げちゃうりぃちゃんマジ鬼畜である。
床に崩れ落ち、さめざめと泣き濡れる結社員E。まあ振り込め詐欺にでも引っかかったと思って、また新しい恋を探すがよかろう……などと思っていたら、現場を目撃した
芦屋 佐月
から「諦めちゃダメよ!」と声がかかった。
「結社員さん、悪の組織の一員に一番大切なこと……わかる?」
「な、なんですか!?」
「それは……忍耐と精神力よ! どれだけ正義の味方にやっつけられても挫けない、強い心よ!!」
ががーん! 結社員Eの精神を稲妻の如き激情が貫いた。
忘れていた。結社員となったあの日、大首領ネコノメの旗のもとで誓った言葉。いつか寝子島を征服するその日まで、如何なる艱難辛苦に塗れようと、我らは再び立ち上がるのだとっ! この女性は、その心さえあれば、りぃちゃんを取り戻せると言っているのだ!(人、その思考の流れに走る者をストーカーと呼ぶ)
「りぃちゃん、僕たちの愛の日々を思い出しておくれ! 僕のもとへ帰ってきておくれー!!」
「メットル・ユヌ・ヴォレー!」
りぃちゃんが何語かもわからん呪文を唱えると、その手に光り輝く魔法少女のステッキが現れた。別段それ自体は何の破壊効果も持たぬただのステッキだが……彼(彼女?)はそいつを構えると、走り寄ってきた結社員Eの股間めがけて「えいっ!☆」フルスイングした!
……ざんねん!! 結社員Eの ぼうけんは これで おわってしまった!!
その一部始終を確認した佐月は、背後に控えていた取り巻きの小学生たちに、サンマ団の心得を訓示した。
「時には、諦めも肝心!!」
「はーい!」
「おっと、正義の味方もなかなかやるな。着ぐるみが無ければ即死だった(笑」
語尾に(笑とかつけちゃうぐらい調子に乗ってるのは、ご存じちくわ型エイリアン
新井 すばる
。
対する正義の味方は、必殺のスーパーコルトをちくわの着ぐるみに無効化されておののいている。
いったいいつの時代の方なのか? ポマードべったりの七三分け、首に巻いた赤いマフラー、そしてどうやって持ち込んだのやら会議室内で50ccスクーターにまたがっている。とりあえず、ジェットボーイと命名。
「じゃ、こっちもいくよ? ちくわガン、装着!!」
左腕に、腕を丸ごとすっぽり包むサイズの巨大ちくわを装着し、標的に照準を合わせる!
「くらえボクの美食パトス! ちくわ☆ビーム!!」
「のわあああああ――――ッ!?」
すばるのちくわの穴から放たれた冷凍ビームが直撃すると……ヒューッ! 哀れジェットボーイ氏は、正義の味方のソルベにされてしまった!
「ふっ……ちくわガンは心で撃つものさ」
ジェットボーイ氏に決め台詞を残してウィンクぱちり。どこまでもナルシーなすばるであった。
……ところで、鎧着込んでる相棒のロボ子はどこかね?
『帰りたい ああ帰りたい 帰りたい』
そんな妙な俳句(季語なし)が頭のなかを氾濫するほどに、
笠原 ひびき
は追い詰められていた。
ビームは飛び交うわ、消火器の薬剤がばら撒かれるわ、あたり一面地獄絵図。明らかに尋常ではない。みんな頭がおかしくなっている。寝子島のフツウは耐久性に欠陥があると常々思っていたが、これいったいどう収拾つけるつもりだ?
「ふぁーっふぁっふぁっふぁ! 大漁ー! 大漁ー!!」
「だ、誰かー! 助けてー!!」
これ以上、こんなアホ騒ぎに関わってたら命がいくらあっても足りない。生存本能に従い一路非常口を目指していたところ、その途中でダイビングマスクに海パン一丁の正義の味方と遭遇した。真っ黒に日焼けした肉体を惜しげもなく晒して投網を投げている。ウミンチュ仮面と命名。
明らかにアブない人なので見なかったことにしたが、しかしそいつの投げる投網に引きずられている
上穗木 千鶴
、
水都乃 れい
の悲鳴が耳に届いてぴたりと足が止まった。
見れば、ネコノメの結社員らとともに投網に絡まってごろごろしている。巻き込まれたのだろう。
運のない子たちだ……ひびきは彼女らに黙祷を捧げ、再び脱出を再開した……とあっさり割り切れるほど大人ではなかった。
ひびきは心底嫌そうな顔でウミンチュ仮面に歩み寄ると、無言で腰を落としてそのボディに正拳突き!!
「ぎょわあああ! 暴力反対ー!! 姐さん、助けてくださーい!!」
ナントカレンジャーとか名前ついてそうな、五人五色のスーツマンに囲まれて蹴たぐられているネコノメ結社員F。あれです、
桜崎 巴
に『そこのおまえ』呼ばわりされてお茶組みさせられていた彼です。
「女! 貴様もこやつらネコノメの一味か!?」
「え? 全然知らない人ですわ」
「ぎゃー! 姐さん、裏切りー!?」
ああ、無情。囲みの外にいた巴にさらりと即答されて絶望に暮れる結社員F!
この世はどこもかしこも裏切りだけ……っていうか姐さん、キャラ変わってますぜ!
「そうやって関係ない人に罪を被せるんですね! わたし、どこから見ても無菌培養の大和撫子ですのに!!」
あくまでシラを切り通すつもりらしい巴女史。
いやんいやんとしなを作って正義の味方たちを騙くらかそうとするが……
「ええい嘘を申すな女! おまえのような任侠映画に出てきそうな眼光の大和撫子がいるかーッ!!」
「っていうか、そもそもそれネコノメのスーツだろーが!!」
「ハッハッハ、バレちまっちゃあしょうがないねえ……!」
一転、どこか嬉しそうな不敵な表情を浮かべて背中からバットを取り出した。強み・特技、バット戦法……!!
おっはなしあーい♪ おっはなしあーい♪
……具体的に何するんだろ? ついて行けばわかるよね?
というわけで何も考えずにみんなについてきた
緑野 毬藻仔
だが、どういうわけかいきなり抗争が始まってしまった。飛び交うろっこんやら正義の味方やらネコノメ結社員やらをひょいひょい避けながら、毬藻仔は可愛らしく小首を傾げた。なーんでー?
待て、毬藻仔よ。そんな主体性のないことで、人生の荒波を渡っていけると思うのか。無我の境地と言えば格好もつくが、あんまり何も考えんとそのうち脳が溶けて耳から流れ出てしまうぞ。さあ、考えるのだー!
そんな誰かさんの声が届いたのか否か、「むむー?」と腕を組んでぐるぐる頭を回す毬藻仔。
頭脳労働とはほとんど縁のない毬藻仔であるから、その頭からはたちまちのうちに湯気がのぼり始めたが……その苦労の甲斐あって、ひとつの単語が脳裏に閃いた!
『肉体言語』
ネコノメさんに突入してきた悪い人たちに、昔見た何かのアニメみたいに「ほあたたたたたー!」でおっはなしあーい、すればいいんだ!
ちゃらららっちゃっちゃー♪ 毬藻仔の賢さが1上がった!
「あ、毬藻仔ちゃんレベルアップした」
「……何の話です?」
妙なことを口走った
雨寺 凛
に胡乱な眼差しを向ける
加瀬 礼二
。彼女はファンファーレがどうのと説明し始めたが、いまいち要領を得ないので「はぁ、そうですね」と適当に相槌を打って、また会場内の戦況把握に戻る。
まさか他の組織までああも計ったように突入してくるとは予想外だった。
戦闘員ではない礼二はこの馬鹿騒ぎに加わりようがないので、大人しく他のメンバーとともに壁際に避難しているが……戦闘員組と比べてこちらは呑気なもので、贈答用だった寝子饅頭をみんなでパクつきつつ雑談の花を咲かせている。
「はい、かなえちゃんタオルっ。あ、外の川に放り出されて怪我とかしなかった?」
「怪我はせぇへんかったけど、やたらぐるぐる回されて目ぇ回ってん。で、最後は遊園地のジェットコースターみたいな……そやなー、I can fly!! って感じやった」
「あ、その言葉いいね。今度の新聞の見出しに使おー」
「ジェットコースターとな。ふむ、面白そうじゃないか」
「俺は遠慮したいなあ……」
「あー、みんな何食べてるのー? わたしにもひとつちょーだーい!」
肉体言語を駆使して、正義の味方とおっはなしあーいをしていた
緑野 毬藻仔
も、匂いを嗅ぎつけたのかふらふら寄ってきた。やはり野生。
呑気な仲間たちに苦笑を誘われつつ、礼二はネコノメと美食クラブの奇妙な因果に思いを馳せる。
こうなってしまった以上、ネコノメさんが壊滅するのは確定事項でしょうが……愉快でおかしな隣人として、そして(使い勝手のいい)美食クラブの盾として、できることなら長いお付き合いができればよかったのですがねえ。
「やはり寝子島征服はウチの仕事ですかねぇ……」
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担当ゲームマスター
水沫ゆらぎ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月21日
参加申し込みの期限
2013年01月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年01月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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