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●深夜はスリル、ホラー、ショッキング?
「原稿が終わるまで寝かさないから! ほら、やることいっぱいあるんだからねっ!」
そう言いながら、
邪衣 士
に筆やインクといった道具一式を手渡す
桃原 空音
。
「手伝いは何をすればいいんだ? アナログだと、トーン貼りとホワイトと黒ベタぐらいしか手伝えんぞ?」
「それで十分だよ。下書きとペン入れはあたしがするから」
「仕上げる原稿だが、どんな話なんだ?」
こんなのだよっ! と空音が手渡したネームを見て「これって……」と思わず口にした士。
「って、なんだよこの本は……。なんで主役らしき男が熊皮かぶってるんでしょうかねぇ?」
ラフの段階だが、どこからどうみても自分としか思えないキャラを見てビキビキ……という音が聞こえそうなほど、士のこめかみに血管が浮き出ていた。
「この男、俺がモデルか……?」
「手短な体格のいい男子だったからって、モデルになんかしてないよ?」
「やっぱり、俺がモデルじゃないか!」
「えー? オリジナル作品の土くんにモデルなんていないよ?」
「人を勝手にモデルにするんじゃねぇ!! 名前だが、何が土なんだ!!」
士
と
土
。文字の上下の長さが違うだけで、それ以外はほぼ士のままだった。
「はあ……もういい……。売り上げの一部、しっかりといただくからな……」
モデルにするなとは言っていないが、売り上げの一部は、今回の原稿手伝い料としてもらうことに。
同人作家ということもあり、空音は手慣れた手つきでササッと原稿を仕上げていく。
「士くん、これ、ベタお願いね。神聖な原稿を汚したら、モデルさんにするからね?」
モデルさん、という言葉が妙に意味深だ。
「俺を既にモデルさんにしているだろうが……」
「口ごたえしないの! それに、漫画家歴50年のおばあちゃん怒らせたら怖いよぉ……?」
フフフ……と暗黒な微笑で脅す空音の顔は、インクで汚れていた。
(あのばあさん、漫画家だったのか……。あの祖母にしてこの孫か……)
母親はアシスタントと言っていたので、漫画家か同人作家の手伝いをしているのだろう。
「随分と細かいところまでしっかり描いているんだな……」
「ちゃんと描かないと、綺麗な原稿にならないでしょ? それに、土くんはカッコよくしないとだし」
このトーンを背景に貼ってと手渡された原稿には、すべてのコマに土くんがこれでもかと言わんばかりに描きこまれていた。
細かい部分までトーン貼りを指定されたので、神経を集中する作業も。
(ベタはホワイトで修正できるが、トーンは失敗するとまずいからな……)
慎重に作業をしたこともあり、なんとかうまくトーンを貼ることができた。
「寝る時は、あたしの隣にある弟の部屋で寝てねっ! アンナことやコンナことをしてもいいからね……!」
「そんなことするか!」
時々ツッコミを交えた原稿が仕上がったのは、午前2時を過ぎた頃だった。
「……ようやく完成か。疲れたな空音……って、コイツ寝てやがる……!?」
疲れがどっと出たのか、机に突っ伏して何かをやり遂げた達成感に満ちた表情で眠っている。
「やれやれ……ちゃんと寝ないと風邪ひくぞっと」
空音をベッドに寝かせると、士も寝ることに。
「弟くんの部屋で寝ろって言ってたな。 部屋はどっちだっけ……?」
手伝っている最中に聞いたような気がするが、忘れてしまった。
「……面倒だ。廊下で寝よう」
真っ暗な廊下で横になっていると、何かが這いずっているような不気味な音が。
「……何だ?」
音が聞こえるほうを見ると、そこにいたのは……髪で顔を隠した状態で廊下を這っている空音だった。
「て、禎子……!?」
その様は、社会現象を巻き起こした日本の有名な幽霊映画に登場する禎子のようで不気味だった。
寝ぼけている状態なので、不気味さは倍増している。
気付いた時には、士は空音に足を掴まれ、引き摺られて空音の部屋に強制連行。
「俺はクマのぬいぐるみじゃねぇぞ! 引き摺るな!!」
他の家族はぐっすり眠っていたので、この騒動にまったく気付いていなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
67人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月24日
参加申し込みの期限
2014年07月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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