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●親友がいてくれたから
久々に実家に帰る
浅山 小淋
の地元は、愛知県のとある町だ。
【お土産は何にしようかな?】
規制手段となる船が来るまで、寝子島内でお土産を買っていくことに。
お土産を買い終えると、寝子島を出る船の出発時刻が迫ったので走って乗り込む羽目に。
【つ、疲れました……】
何とか間に合ったので、船内の椅子に腰かけ一息つく。
船を降りた後は、バスと電車を乗り継いでの移動となるので疲れる移動になるだろう。
【眠たくなりました……】
地元到着までには、まだしばらく時間がかかる。移動の合間、睡魔に襲われ、少し眠ってしまった。
目が覚めると、あともう少しで地元に着くところだった。
【降りる時は、慌てずに済みそうです】
無事に実家に着くと、小淋の帰りを待っていた母が出迎えてくれた。
『お母さん、ただいま』
「おかえりなさい。疲れたでしょう? 少し休んだらどう?」
『うん、そうするね。これ、寝子島のお土産』
「ありがとう」
実家に到着して荷物を部屋に置き、一旦休憩。ある程度休憩したら、家を離れて隣の小さなお店に向かう。
そのお店は、母が経営している喫茶店だ。母ひとりで営業してるので、小淋はお手伝いすることに。
声が出ないので接客は難しいが、調理道具や食器を洗うなど、裏方としては動ける。
喫茶店のお客様は昔からの常連が多いので、小淋が声を発せないことを知っている。
「えらいね、小淋ちゃん。帰って来るなり、お母さんのお手伝いなんて」
常連客のひとりが、カウンターの奥にいる小淋を褒めてくれた。
「帰って来たばかりだからお手伝いしなくていいって言ったのに、するってきかなくて……」
『久しぶりだから、お手伝いさせて』
仕方ないわね、と苦笑する母は、小淋に手伝ってもらうことにしたのだった。
喫茶店が落ち着き、母子水入らずの休憩できるようになったので、母にこれまでの寝子島での生活を話す。
深夜の仮装マラソンに参加したり、七夕ゆかた祭りで天の川鑑賞会をしたり、海の家でアルバイトをしたり。
友達と買い物に行ったり、ぬいぐるみを作ったり。
神魂の影響が関係する奇妙な出来事もあったが、心配させたくないので、そのことは話さなかった。
「お土産話、ありがとう。楽しいことがいっぱいあったのね。安心したわ」
母にとって、これが何よりのお土産だったようだ。
夕方。
実家で飼っている黒ウサギのオズワルドを連れ、墓参りを兼ねた散歩に出かけることに。
『いってきます』
「気を付けていってらっしゃい」
浅山家の墓は、家から少し歩いてところの墓地にある。
墓地に着いたら、まずは父の墓をお参り。
【お父さん、私は元気で寝子島で暮らしています。安心してください】
目を閉じ、合掌しながら墓前に報告する。
墓参りを終えるとまっすぐ帰るかと思いきや、ちょっと離れたところにあるもうひとつの墓へ。
その墓は家族のものではなく、亡くなった大切な親友の墓だ。
【苺ちゃん……】
思いを馳せるは、生きていた頃の親友。
こうして今の小淋がいるのも、親友の苺の影響が大きかった。
だからこそ、お墓参りだけは忘れずにしておきたかった。
寝子島に行く前は、お彼岸とお盆には欠かさず墓参りをしていた。
抱いていたオズワルドを地面に降ろすと、いつもつけているリボンを外す。
大切なリボンを握りしめ、親友との思い出を振り返った後、静かに合掌して親友の冥福を祈る。
【どうか見守っていて、苺ちゃん。私、苺ちゃんの分まで頑張るから……】
帰る前、もうひとつだけ報告することがあったのを思い出した。
【私、少しずつだけど、また作曲に手を付け始めたんだよ】
中学時代、小淋は趣味で作曲を学んだ事があったが、とある事情で離れていた。
その事情は、苺の死が関係しているのかどうかは定かではない。
【あなたがいてくれたから、私は強くなれるんだよ。ありがとう、苺ちゃん】
苺が眠る墓を振り返り、寂しそうな笑顔で小淋はそっと呟いた。
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担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
67人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月24日
参加申し込みの期限
2014年07月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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