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●幼い頃の思い出は衝撃の真実だった
上穗木 千鶴
は、
八十八旗 信彦
を連れて鎌倉にある実家へ。
信彦を誘ったのは、大好きな彼を両親に紹介したいからだ。
(ちーちゃんから、旅行に誘ってもらったよ! 実家に帰省するついでみたいだけど、お誘いを断るなんてトンデモナイ!)
たとえ火の中、水の中、どこへだってご一緒しようじゃないか!
レディからのお誘いを断るなんて紳士の名が廃るというもの!
レディには常に紳士的に接するが信条な信彦は、爽やか0円スマイルで千鶴の誘いに応じ、喜んで帰省に付き合うことに。
千鶴の実家は寝子島と目と鼻の先にあるようなものだが、メジャーな観光地から少し離れたところにある。
自宅に着くのに時間がかかるので、ふたりは手を繋いで千鶴の家に歩いて行く。
千鶴の顔が少し赤いので「暑さでバテたの?」と心配した信彦は、どこかで一休みしようと気遣ってくれた。
「大丈夫だよ。あともう少しでぼくの家だから。行こう」
「ちーちゃんがそう言うなら」
父の崇人が世界的に有名な日本画家ということもあってか、千鶴の実家は数寄屋造りの外観だ。
洋風の家を想像していた信彦は、意外だなと上穗木邸を見ている。
「ただいま、父さま。紹介したい人がいるんだけど」
星ヶ丘寮に入ることですら反対した過保護気味の父なので、彼氏の信彦を紹介すると、何をしでかすかわからない。
そんな千鶴の心配をよそに、信彦が素早く父の前に行ったかと思えば、いきなり土下座し始めた。
千鶴と母の千穂がまったく気付かないほどの素早さだった。
(信彦くん、スライディング土下座なんかして、何をするつもり?)
「お父さん、娘さんを僕にください!」
なんと! いきなり「娘さんと結婚させてくださいっ!」的な展開に。しかも大声で。
「青二才が何を言ってやがる! おとといきやがれ! 貴様なんぞに大事な娘はやれん!」
千鶴の予想通りの返事をする崇人。ノリなのか、素なのかわからない。
「お願いします、お父さん! そこをなんとか! 俺、千鶴さんを絶対に幸せにします!」
「くどい! 貴様にお父さんと呼ばれる筋合いなどない! とっとと帰れ!」
ふたりして独自の様式美を追求しているので、呆れるやら、怒るやらで千鶴は頭痛がした。
(な、なんでこんな展開になるの……?)
傍目には、土下座してまで彼女と結婚したいとお願いする彼氏と、娘はやらん! と反対する頑固親父のやり取りにしか見えない。
まだお約束な展開を続けている最中だが、頭痛を堪えながら千穂に信彦を紹介する。
「千鶴も彼氏がいるお年頃になったのね。あなた、小さい頃、出会った男の子と結婚するって約束してたことがあったのよ」
母の昔話は、千鶴を慌てさせた。
「な、何を言うの母さま!?」
「たしか、その子の一緒に写っている写真があったような……」
そう言うと、母はアルバムを取りに行った。
その間、信彦と父はお約束な展開を中断。
「きょ、今日はこれくらいにしておく……!」
「続きは……改めて……!」
長時間のやり取りで疲れたで、ふたりは床にへたりこんでいる。一旦中断されたお約束は、次はいつ行われるのかは未定。
「アルバム、持ってきたわよ。信彦くん、千鶴の小さい頃のお話をしてあげるわ」
千鶴の小さい頃の話と聞くなり、先ほどまでの疲労感はどこへやら。ダッシュで千穂のところへ向かう信彦だった。
「是非アルバムを見せてください!」
「元気な彼氏さんね」
千穂が持ってきたアルバムを見ながら、信彦と千鶴は思い出話を。
「ちーちゃんは昔からカワイイんだねぇ」
「か、からかわないで……」
恥ずかしがる千鶴に、母は別荘で過ごした時の写真を見せた。
「へぇ、ちーちゃんの家にも別荘があるんだ」
「ここに遊びに来た日、近くの別荘の前で会った男の子に結婚するって約束したのよ」
それを聞いた信彦は、小さい頃、この話と似たようなことがあったなと思い出していた。
「いやー、似たような思い出ってあるものだね。まさか俺達ってば、以前、どこかで会ったことがあるのかも?」
これじゃ、ただの口説き文句になっちゃうかな? と、おとぼけ。
「そういえば、あなた、写真の子に似ているわね」
そう言って千穂が指差した先に写っていた男の子は……。
「こ、これ、小さい時の俺じゃないか!」
千鶴が結婚の約束をした男の子は、小さい頃の信彦だった。
「似たような思い出だったのは、本当の出来事だったんだ……。俺、既にちーちゃんと結婚の約束を……」
「ぼくが小さい時に結婚の約束をしていた子が、信彦くんだったなんて……」
まだ小さかったのでふたりとも覚えていないが、結婚の約束をしていた事実が、千鶴の母の話で判明した。
「この写真を撮ったのはお父さんなのよ。でも、あなた達が結婚の約束をしたことは気付いていないみたい」
「ぼく達が帰るまで、気づかないでほしい……」
まだへたりこんでいる父を見て、このことは絶対に知られたくないと思う千鶴だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
67人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月24日
参加申し込みの期限
2014年07月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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