this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
故郷での夏休み
<< もどる
1
…
27
28
29
30
31
…
60
つぎへ >>
●深夜のガチンコ勝負!
帰省4日目。
神堂坂 呼水
は、
回転院 環
の家に迎えられ、環の家族と一緒に過ごすことに。
「ゆっくりしてってね、よっちゃん」
「では、お邪魔するのじゃ」
環の父は本土の大手コンタクトレンズメーカーの社長で、豪邸な回転院家には両親と兄、姉、弟、妹が暮らしている。
帰省したことを伝えたのだが、家にいるのは無垢な小3の妹と常識人の中2の弟、孫煩悩の祖父と姉だけ。
武芸に突出した姉は「私よりも強いヤツに会いに行く!」と言い家を出て海外に行ったのだが、今は帰国して家にいる。
父と母、兄はあいにく不在だったが、仕事が忙しかったり、用事があっていないのかも、と環は気にせず。
「ただいまじゃよ、皆。おぉ弟ちゃん、妹ちゃん、相変わらずたまちゃんに似て可愛いのう~。どれ、抱きしめて頬ずりしてやろう」
呼水が環の弟妹を抱きしめ、頬ずりしようとするが、恥ずかしいのか、ふたりは逃げ出した。
「コラ、逃げるな弟ちゃん。妹ちゃんまで逃げるとは……悲しいのお」
弟妹を追いかけていた呼水に再会早々、祖父がぐいっと迫りこう訊ねた。
「よっちゃんや! あっちで、たまちゃんに悪い虫とかそういうの纏わりついておらんよね? ね! ね!」
「おじいちゃん、相変わらずだねー」
帰省するなり呼水への言葉がこれなので苦笑する環。
「よっちゃんにも、そういうのおらんよね! ね!」
「じじ様は変なことを聞くのう。そんなの、おるわけなかろう」
「そうか。それを聞いて安心したぞい」
そして、最後に一言。
「たまちゃんの隣は私だけの場所じゃよ、じじ様」
目を細め、ニッコリしてそういう呼水の言葉に一瞬シーンとなったが、祖父は笑った。
「はは、そうかそうか。よっちゃんや、ゆっくりしていきなさい」
「そのつもりじゃよ、じじ様」
回転院家でも、環と呼水は神堂坂家にいるようにご飯を一緒に食べたり、おりゃべりしたり、一緒にお風呂に入ったりして過ごした。
深夜。環の部屋で寝ていた呼水は、ぐっすり眠っている環を起こさないよう部屋を出た。
向かったのは、回転院家の中庭。そこには、環の姉が待っていた。
「今日、姉様がいてくれてちょうどよかったわい。呼び出したのは、お話ししたいことがあるからです」
深呼吸し、姉に一言。
「たまちゃんを私にください、義姉様」
「なに? たまちゃんをください? しかも、私を義姉様と呼ぶとは」
いきなりの言葉に唖然となる姉だったが、ハッと我に返り、冷静に。
「妹同然のよっちゃんが相手とはいえ、それはまかりならん! どうしても我らが愛しき子、たまちゃんが欲しいというのであれば私を倒してみせぇい!」
武芸に長けた姉に勝てるとは思っていないが、環を手に入れるためなら……と覚悟を決め、呼水は勝負を挑む。
構えたふたりがジリジリと歩み寄り、隙あらば攻撃、という時、トイレに行っていた祖父がふたりを見かけ、近づいて待ったを。
「面白いことをしておるのお。ふふ……その勝負、わしが見届けさせてもらおう」
「じじ様がそう言うのなら、私はそれで構わんぞ」
「どちらが勝っても恨みっこ無しだぞ、よっちゃん」
「臨むところじゃ。神堂流模倣、
神堂坂 呼水
、参る!」
「流派無し、
回転院 環
親衛隊長、姉! かかって来い!」
環を賭けた真剣勝負が始まったのだが、女同士であることに祖父は突っ込まなかった。
「ほっほっほ。ふたりとも、なかなかやるのう」
互いに譲らず攻防戦を楽しみながら見る祖父だったが、ふたりの勝負は明け方まで続いたので途中で眠ってしまった。
勝負の結果だが、長時間の格闘の末、両者ボロボロのダブルKOで終わった。
「な……なかなかやりますのお……義姉様……!」
「そ……そっちこそ……!」
そう言うと、ふたりは庭でぶっ倒れた。
翌朝。
庭で大の字で寝ている祖父、満足そうな笑みで倒れている呼水と姉を見つけた環は「何があったのー?」と首をかしげた。
自分を賭けた真剣勝負があったという話は、寝子島に帰ってから随分経った頃、祖父から聞いたのだった。
「そんなことがあったのー!?」
「そのようじゃが……詳しいことは覚えとらんわ」
カッカッカと笑う祖父に、いい加減だねーと呆れる環だった。
<< もどる
1
…
27
28
29
30
31
…
60
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
故郷での夏休み
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
67人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月24日
参加申し込みの期限
2014年07月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!