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夜のお散歩
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飾り彫りを施した大きな机の上には夏期講習関連のテキストが山積みになっていた。谷間に埋もれるような姿で
八神 修
は次々と問題を解いていく。
部屋は微かなエアコンの音と走らせるシャーペンの音で占められた。
修は顔を上げた。椅子の背もたれに上体を預けて大きく伸びをする。息を吐いて机に向き直り、冷えてきたな、と口にして机上のリモコンでエアコンを切った。
椅子から立つと修は真っ直ぐにクローゼットへと赴いた。シルバーのスウェットスーツの上下に手早く着替えて外に出た。胸部と背中に入ったV時の模様が薄暗がりで白く浮き上がって見える。
待ち構えていたかのように子犬が走ってきた。口には散歩用のリードを咥えていた。修の手前でお座りの姿勢を取ると、小さな尻尾を千切れんばかりに振った。
修はしゃがんでリードを受け取る。朗らかな顔で子犬の頭を撫でてやった。
「カーキーは賢いな。散歩に誘うつもりが、どうやら俺の方が誘われたらしい」
修はリードを手に立ち上がる。カーキーは四足ですっくと立った。
「よし、カーキー。夜の散歩に出発だ」
小さな相棒は、ワン、と元気に吠えて答えた。
ふんわりとした銀色の長髪を弾ませて
聖籠 あゆか
が夜道をゆく。長袖のワンピースは茶と白の重ね着風。白いストッキングを穿いた脚がフレアスカートを蹴散らした。
「ここはどこなのかなぁ」
適当に角を曲がる。首を傾げながら奥へと歩いていった。
少し光源が乏しくなってきたところで犬の鳴き声を耳にした。あゆかは立ち止まって、目の前の二本の道を見比べた。こっちだねぇ、と右の道を指差した。間もなく左の道から修が子犬を連れて現れた。
あゆかは子犬に小さく手を振った。
「こんばんは~。ここはどこですかぁ」
「星ヶ丘の北西ですね。失礼ですが、道に迷われているのですか」
「道にはいつも迷っていますねぇ。まともに目的地に着いたことがありません」
少し考える間を空けて修は言った。
「犬の散歩の途中なのですが、そうですね。星ヶ丘からシーサイドタウン辺りで良ければ、俺が案内しますが。目的地はどこですか」
「目的地は決めてないですねぇ」
「……そうですか。俺は散歩を再開しますが、一緒に行きますか?」
あゆかは上の方に視線を向けて、んー、と気の抜けるような声を出した。
「適当に歩いてみますねぇ。ここは狭い島だから、きっとどこかには着きますよぉ」
「そうですね。では、これで失礼します」
修はお辞儀をして道なりに歩き始める。子犬は後ろを振り返りながら少し甘えた声を出した。
「またどこかで会おうねぇ」
あゆかは会った時と同じように子犬に向かって手を振った。姿が見えなくなると、背筋をぴんと伸ばした。
「わたしも散歩の続きだねぇ」
目に付いた道を大股で突き進んでいった。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月13日
参加申し込みの期限
2014年06月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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