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ゼシカとリリーは茶会の場所を変えた。多種多様な花々に囲まれた温室で二人は語らいながらの散策を楽しんでいた。
リリーは目に付いた大輪の花に顔を寄せる。
「洗練された甘さを感じるわ。これほどの規模の温室で一輪の花にも手を抜かないなんて、ゼシカちゃんの真っ直ぐな姿勢を見るようで、私は本当に、嬉しくて」
言葉に詰まったリリーに潤んだ瞳のゼシカが寄り添った。
「一人前にはまだ遠いです。ですが、わたくしを育ててくださった皆様の恩に報いる為に、これからも励んでまいります。ですから、シスターリリー、顔を上げてください」
「ごめんなさいね。勝手に感極まったりして。下げた顔ではゼシカちゃんの成果まで見えなくなるわね」
リリーは強気な声で顔を上げた。ゼシカは安堵したように微笑んだ。
「この温室には綺麗な月の夜にしか咲かない不思議な花があります」
「どのような花なのかしら」
「わたくしも実物を目にしたことはないのですが、折角の機会ですから一緒に探していただけませんか。見つけた者には素晴らしい幸運が訪れると、耳にしたことがあります」
ゼシカの申し出にリリーは、面白そうね、と満面の笑みで了承した。二人は咲いている花々を手で掻き分けて奥の方まで覗き込む。
リリーが手を止めた。
「これは何かしら」
細い葉が大きな花弁のように地中に開き、その中央には紫色の小さな花が身を寄せ合って咲いていた。
「気を付けてください、それはマンドラゴラですよ」
「え、引き抜くと叫ぶという、あのマンドラゴラですか?」
「それとは違いますが、マンドラゴラの一種になります」
ゼシカは子供っぽい笑みで言った。笑顔のリリーが怒る素振りを見せると、ごめんなさい、と舌の先を出して謝った。
心地よい会話を楽しむと、ゼシカは澄んだ青い瞳を透けて見える空に向けた。
「本当に月が綺麗で幻想的ですね。このような夜には悪戯好きな妖精に出会えそうな気がします」
「私は会いましたよ」
「シスターリリー、それは本当ですか」
身を乗り出すゼシカにリリーは笑いながら答えた。
「悪戯好きなゼシカちゃんに会いましたね」
「さすがですわ、リリーお姉さま」
温室で花のような笑顔を咲かせる二人であった。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月13日
参加申し込みの期限
2014年06月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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