夏と言えば青い海に青い空が定番で、寝子島には漏れなく緑の山も付いてくる。
夏休みを満喫できる要素が小さな島に盛り沢山。誰もが笑顔で外に飛び出すことだろう。
しかし、今は夜の時間帯。昼とは少し様相が違う。
どのような夜であっても
塔尾 松生は眠らない。大好きな深夜ラジオを眠そうな顔で聞いていた。
投稿のネタでも思い付いたのか。手元の紙にのろのろと文字を書き綴る。
「……こんなのって私だけなのかしら?」
ふと思ったことを口にした。シャーペンの尖端をコツコツと紙に打ち付けた。
いつもの穏やかな夜を打ち破るかのように、松生は気だるげに椅子から立ち上がる。
「出掛けてみようかな」
それなりの格好に着替えた松生はふらりと部屋から出ていった。
明るい月が出た夜の散歩の始まりであった。
今回のテーマは夜のお散歩です。外に出る動機は人によって違うと思います。
単なる気分転換の人がいれば、人恋しくて出掛ける人もいるでしょう。
誰かと連絡を取り合って出掛けるのもアリですよ。GAを組むことで行動範囲が広がるかもしれません。
※夜限定のシナリオなので場所によっては光源が必要となります。
ただし時間の経過で明るくなった場合、視界の悪さが解消されることはあります。
あなたは夏の夜、どこに行って何をするのでしょうか。
行動によっては新しい出会いや劇的なことが起こるかも。
でも、あまり危ないことはしないでくださいね。
昼間の雰囲気とは少し違う、寝子島の夜のお散歩を楽しんでください。