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ネコミュージックフェスティバル in SUMMER!
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予定していた楽曲を終え、輝夜の初ライブは成功の内に幕を閉じた。
「みんな、ありがとうー!!」
輝夜は手を振り、あらん限りの声を振り絞ってみんなに大きく礼をいう。
ステージを去ろうとした輝夜を黒子が引き留めた。とても悪戯っぽく片目を瞑って。
すると突然、駅前にあっかるい声が響き渡った。
「輝夜ちゃんのライブにお越しの皆様、お帰りになる前に少々お時間を拝借!」
それはチャラい金髪の
八十八旗 信彦
だった。
「黒子ちゃん!」
黒子の表情に本気の笑みが宿る。掻き鳴らされるギター、それが合図!
「いいぜ! 最高にロックに行くぜ! うぉぉぉぉぉぉ!」
それは尋常じゃない指捌きだった。弾いてる、のカテゴリに入るのかそれすらもわからない。
叩いてる! 叫んでる! 訴えてる! 魂に!
ロック! ロック! ロック!
黒子はへヴィな調べに身を任せ激しく頭をシェイクする!
「俺の魂の音を聴けぇぇぇ!!!」
すると驚いたことに!
その場にいた者の半数くらいがその唐突なロックサウンドに迷うことなくヘッドバンギングしはじめたではないか。残りの者たちも徐々に一緒に踊りはじめる。アイドル好きの彼らは、何が起こっているかわからないなりにその場のノリに合せて踊るということによく慣れていた。
「あんたも踊ろうぜ! ストリートダンスってやつさ!」
黒子が輝夜を誘う。今度は輝夜がそれに乗った。
「わお、踊れるじゃん!」
「アイドル志望だもん、ダンスは好きよ。こんなふうに皆でロックに踊るのは初めてだけど」
信彦が踊りながら近づいてきた。
「輝夜ちゃんライブ素敵だったよ。青の衣装も良く似合って……」
「信彦くん、口説く前にいう事あるでしょ」
くっついて来ていた
上穗木 千鶴
が軽く信彦のつま先を踏む。
信彦は、おう、と呻いて気を取りなおし。
「びっくりさせてゴメンね輝夜ちゃん。実はこれ、
フラッシュモブ
って企画でさ」
「フラッシュモブ……?」
「おっと、説明はあと。今はダンスを楽しもうよ!」
星ヶ丘からの電車が寝子島駅に滑り込んだ。
駅に降り立った
神条 誠一
と
鴇波 羽衣
の耳に飛び込んできたのは、へヴィなロックサウンド。
そしてそこで目にしたものは、何百人という群衆が激しく踊り狂っている姿だった。
「ははっ、すごいな。飛び入りしようぜ」
「誠一くん踊れるの?」
「ブレイクダンスならな」
地面に手をつき軽くステップ。ひょいっと軽々、片足を上げ上半身を回転させる。バスケで鍛えた身体と持ち前の器用さで、誠一は続けざまにいくつかの技を決めた。
(誠一くんカッコいい……!)
ぽおっとして見惚れていた羽衣に、誠一が手を差し伸べる。
「踊ってみるか?」
「えっ、あたしも? 誠一くんみたいにかっこよくならないよ」
「上手いとか下手とか気にすんな。簡単なステップ、教えるからさ。覚えりゃそれなりに見えるって」
「そ、そう……かな」
手を取って。言われるがまま、動いてみる。
そりゃあ、簡単に彼みたいには踊れないけど、
「いいじゃん!」
彼が笑顔でそういってくれるから……楽しい!
「お、なんか楽しそうなことしてんな? ロック? ストリートダンス? こいつぁ俺好みだ」
広村 正敏
も参戦する。
「よぉし、オジサンもノリノリでノッちゃうぞ!」
音楽は全身で楽しむもの――その信条どおり、彼は響くリズムに合わせて腰を振る。
終わりは唐突だった。
「撤収ー!」
信彦の声が掛かると、まるで音楽の消防士が燃え盛る炎に水を掛けたかのように、あんなに熱かったロックサウンドがしゅんっと消えた。人々は何事もなかったかのように真面目くさった顔をして街並みに紛れてゆく。黒子もさっさとギターを仕舞い去ってゆく。あっというまに駅前は静かになった。
「なにこれ……!」
出来事のあまりの儚さに、輝夜は思わず笑ってしまう。
誠一と羽衣は踊れたじゃん、と笑い合ってハイタッチ。そうして屋台の並ぶ参道商店街に消えて行った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
阿瀬春
笈地 行
雨音響希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
91人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月09日
参加申し込みの期限
2014年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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