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ニャンふぁんホラー
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何度でも蘇るセクシーな看護師を何度も倒しつつ辿り着いた場所で見つけた、明らかに怪しげな赤いボタン。恩がどうしようかと悩む隣で、ロベルトが迷いのない瞳でボタンを押す。
「ロベルトちゃん、このボタンって何なの?」
「え? 知らない」
ケロリとしたロベルトの顔に、恩は優しく微笑むとポンと背中を叩いた。布とは違う感触を掌に感じ、目を向ける。今まで気づかなかったが、ロベルトの背中は大きく開いており、白い肌が露になっていた。
「随分大胆な服ね」
「あんま見んなって! 言っとくけど、これは僕の趣味じゃ……」
「それって、誘ってるのかしら?」
クイと顎を指先で持ち上げられ、眼前に迫った恩の意地悪そうな瞳に顔を赤くする。恋愛イベントなのだと頭の片隅で分かっているものの、意識は強制的にイベントの流れに乗せられてしまう。
恩の細い指先が背中をツーっと撫で、色っぽい触れ方に、体を震わせる。
「早坂……ッ!」
「声が上ずってる。……ソレでも、誘ってないって言えるのかしら?」
ロベルトと恩が恋愛イベントをこなしている外では、イベントが終わったばかりの黒子と虹子が顔を見合わせていた。幽霊を怖がる黒子を虹子が守るように立ち回っているだけあって、二人のイベント発生率は高かった。
「……あ、ありがとう……。あんたいい奴だな。そういう奴は好きだぜ、俺」
照れたように頬を染め、涙目になりながらも微笑む。虹子が「気にしないでください」と紳士的に微笑みながらも、不意に自嘲気味に苦笑すると低く呟く。
「でも、霊とはいえ他人を殺した手で恋愛を楽しむのは、ねえ」
どこか冷たさを帯びた瞳に黒子が顔を背けた時、廊下の端にうずくまる少女に気づいた。長い黒髪に可愛らしい白のワンピースを着た少女は、霊とは違って存在感があった。子供好きな黒子はすぐに駆け寄ると、怯えるように体を丸める少女に声をかけた。
「大丈夫か?」
「ひゃうっ!? 朱里食べても美味しくないですッ!」
「安心してくれ、俺は霊じゃない。朱里ちゃんって言うのか? 俺は黒子、
吉祥寺 黒子
だ」
朱里と名乗る少女が顔を上げる。大きな瞳には涙がたまっており、あどけない顔はまだ小学生程度だろう。
「全く。こんな子まで巻き込まれるなんて……大丈夫、お姉ちゃんと一緒に居れば安心だぜ! 『俺は幸運だ』……生きて帰れるし、俺たちを守ってくれる味方だっている」
舌に書かれた幸運の文字を指差す。一瞬だけノイズがかかったように視界が揺れる。すぐに元に戻ったのは良いが、いつの間にか服がお姫様のようなフリフリのドレスに変わっていた。
「な……なんじゃこりゃああああ!」
黒子の声に、恋愛イベントが終わったばかりのロベルトと恩が廊下に飛び出してくる。黒子の隣にいた朱里が一瞬俯き、鋭い悲鳴を上げる。
「きゃあああっ! ゆ、幽霊が……!」
背中に感じた殺気に刀が素早く振り返り、日本刀を突き立てる。いつの間にか増えていた霊に、黒子が朱里以上の悲鳴を上げ、虹子が素早くゴルフクラブを構える。
「いやああっ!」
「あっ! 朱里ちゃん! 一人で行ったらダメだ!」
半狂乱になった朱里が駆け出し、黒子が後に続く。他の面々も続こうとするが、霊が邪魔ですぐに二人の背中は見えなくなった。霊をあしらいながら何とか穴まで辿り着き、下を覗き込む。すでに地下の探索を終えた面々が待っており、手を借りながら一階に降り立つ。穴の先には、今までなかったはずの大きなエレベーターが出現していた。
「志波兄! 吉祥寺先輩は!?」
「いや、見てない。俺達も今来たところなんだ」
「エレベーターが動いてる。きっと吉祥寺先輩と朱里ちゃんはこれに乗っていったんだ」
「朱里ちゃん?」
すばるが上で出会った少女の事を説明し、修が怪訝な顔で眉根を寄せる。
「もしもその子が俺達と同じようにここに来たとしたら、この場所からのスタートのはず。……そんな小さな子が、自力で二階に上がれるとは思えない」
「朱里ちゃんだけ例外で二階からだったのかも知れないよ?」
あゆかがそう言うが、恩が真剣な表情で首を振った。
「あのね、さっき……見たの。霊が押し寄せる前、朱里ちゃん、笑ってたのよ」
「それに、朱里が悲鳴を上げたのは霊が来る前だ。悲鳴の後に、殺気を感じた」
刀が渋い表情で呟いた時、エレベーターの扉が音もなく開いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
雨音響希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
恋愛
ホラー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月16日
参加申し込みの期限
2014年05月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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