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ニャンふぁんホラー
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多勢に無勢、数体の幽霊をサクっと倒した一同はポッカリと開いた大穴の前で立ち止まった。どうやらここから地下と二階に行けるようだが、全員が一緒に動くのでは効率が悪いため、二手に分かれようという話になった。
「地下には実験室と霊安室、二階には管理室と食堂があるみたいね」
恩が棚の上に乗っていた病院の地図を見つけて広げたものの、ほとんどが赤黒く変色した謎の液体がこびりついていて読めなくなっている。
「実験室とか霊安室は怖いから行きたくないし、私は二階が良いんだけど……」
「俺も二階が良いな」
恩に続いて黒子も希望を口にする。
「僕も二階で良いかな。元々、早坂がここに来た原因は僕にあるし……」
面白いゲームがあると、恩を誘ったのはロベルトだった。二人で恩の家で一緒にゲームをしていたところ、この世界に飛ばされてしまったため、少し負い目があった。
「あら、そんなこと気にしなくて良いのよ?」
「でも……僕が誘わなきゃ、早坂はここにはいないはずだし……」
恩は、体が弱いと聞いた事がある。いざと言う時には、ロベルトがしっかりしなければならない。
思いつめている様子のロベルトを何とか励まそうと、笑顔を浮かべ、肩を叩こうとした手が無意識のうちに彼の頭に乗せられる。柔らかな赤い髪を撫で、恩はロベルトの顔を覗き込んだ。
「そんなに悲しい顔をしないで」
「でも……」
「でも、は、ナシだよ」
唇に恩の人差し指が触れた瞬間、ロベルトと恩は目を丸くして慌てて離れた。
「今のって、恋愛イベントだよね。僕、このイベント消化した覚えがある」
「マジかよ」
黒子が忌々しそうに呟きながら、白い髪をかきあげる。
「パートナーキャラクターがいないから、この場にいるメンバーで消化させるようだね」
すばるの言葉に、沈黙する。ニャンふぁんは恋愛イベントが豊富だが、どんなタイミングでイベントに入るのかははっきりしていない。
「そんなに際どいイベントはなかったはずだし、深く考えなくても大丈夫だって☆ そうですよね、霧生さん?」
武道が明るい声で渚砂を振り返り、そっと目を逸らされる。
「き、霧生さん?」
「……ネタバレはしない主義なんだ……」
「今そんなこと言ってる場合じゃねーだろ! どんな恋愛イベントがあんだよ!」
吐け! と、圧力をかける深雪だったが、渚砂は詳細を語らない。
「未成年が見ちゃダメみたいなイベントはないけど……ケド……」
「どんなタイミングでイベントに入るのか分からない以上、内容を聞いても仕方がないだろ。今はそんな事より、先に進もう。私は地下に行く」
櫻が凛々しい表情で言い放ち、他に地下に行く人はいるか? と問いかける。櫻が行くならと、武道が名乗りを上げ、修とあゆかがそれに続く。
「地下ならヤバイもんもありそうだし、俺も行こう。皐月は危ねえから二階に……」
「馬鹿か。こんな所、二階でも地下でも危険なのには変わりない。……それに、危ないと思うなら、近くに置いてお前が守るのがスジだろ?」
お前には敵わないと、両手を上げた文貴に満足そうな笑顔を向けた後で、皐月が小さく「幽霊が出るしな」と呟く。おそらく、ろっこんというヤツの影響だろうが、人の娯楽くらい邪魔せず好きにさせてほしい。
「それなら、地下は私と志波、八神、聖籠さん、神無月さん、鳳翔さんの六名で良いか?」
「いや、俺も地下に行く。何があるか分からねぇけど、地図見た限りヤバそうな部屋もあったし、人数は多い方が良いだろ。渚砂はどうする?」
「深雪が行くなら行くよ! でも大丈夫なのか、深雪。怖い映画の予告CMだけで涙目……」
渚砂の鳩尾に肘鉄が入るが、やはり痛みはない。それが少し寂しいと思うのは、決して一部の属性の人間だからと言うわけではない。
「って事で、俺と渚砂を入れて八人だ。二階は七人で良いか?」
コクリと頷き、二階組みが立ち上がった所で、武道が声をかける。
「二階も地下も、ある程度探索が終わったらここに戻ってきて情報交換しよう。何があるか分からないから、気をつけて」
「あぁ、分かった。志波兄達も気をつけて」
ロベルトがキリリとした表情でそう言って瓦礫をよじ登り、何かに気づいて顔を赤くするとスカートを押さえた。恐る恐る下を見れば、地下組みと目が合う。
「こ、これ……スカート……中……」
「安心しろ、見えてないから」
皐月が無表情のまま言い放ち、地下組み男性陣が気まずそうに視線を逸らす。ロベルトは男なのだからそこまで気にしなくても良いのだが、何となく見てはいけない気分になる。
「そう言や、下スパッツとか履いてなかったな」
気にせず上った黒子が、今更ながら恥ずかしくなってほんのり頬を赤く染めるが、同じく気にせず上った舞は微塵も気にする様子はなく、悪戯っぽく微笑んだ。
「大丈夫ですよ。だって、ニャンふぁんではスカートの中は見えないですから」
ここがゲームの中だと信じ込んでいる舞は、ガールズ・シークレット(乙女の暗黒聖域)の存在もまた、信じていた。
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担当ゲームマスター
雨音響希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
恋愛
ホラー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月16日
参加申し込みの期限
2014年05月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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