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八神 修
は今日も今日とて、沢山の動物達に囲まれていた。
いつも一緒に行動する事の多い七匹の仔猫達はもちろんこと、八神家の広大な庭では忠実で賢い子柴犬のカーキーが走り回り、居間のテーブルの上にはケ-ジの中でハムスターのアレキサンダ-が嬉しそうに回し車を回している。
高い柵で囲まれた庭は、カーキーはもちろんの事、やんちゃな仔猫達ですら飛び越えることは出来ない。
飼育係が休みの今日でも、安心して庭で遊ばせられた。
「風が心地よいね」
庭の中でも一際大きい木の幹に寄りかかり、修は読書を楽しむ。
子供の頃から、この木陰で涼むのが好きだった。
昔大きく感じた木の幹は、今もまだまだ大きく、修は心の底からくつろぐのを感じる。
丁寧に手入れをされた庭は、芝生がビロ-ドのように青々と柔らかく生い茂る。
修は本に目を落す。
(When did the criminal get the key at what kind of place?)
海外で話題の推理小説だ。
まだ日本語に翻訳されておらず、原書をネットで取り寄せた。
ミスリ-ドやフェイクをふんだんに取り入れた文体は、通常の英文と違って混乱を招きそうなものだが、修は既にもう半分以上読み進めていた。
届いたのは昨日の事だというのにだ。
「にゃぁん♪」
「どうした?」
白猫のミルクが、いつの間にか修の膝の上にちょこんと乗って来た。
軽く頭を撫で、修はミルクを仲間の所へと促す。
だがミルクは鳴いて離れない。
それどころか、修の二の腕を伝って肩の上に乗り、ほっぺにすりすりと擦り寄ってくる。
これでは、読書など到底出来ない。
「仕方ないなあ……」
言葉ほどに困っている様子もなく、修はぱたりと本を閉じると、ミルクが肩から落ちないように手で支えながら居間に戻る。
「すみません、お湯を引いてもらえますか」
使用人を呼び、水場から庭へホースを引いてもらう。
先端にはシャワーヘッドがついたそれは、家族たる動物達を洗う合図。
真っ先に気づき、カーキーが尻尾を振って駆け寄ってくる。
その際、お湯がちょぴり苦手で逃げ腰だった鯖虎のパトラを咥えてくるのを忘れない。
「よしよし、カーキーは本当に賢いな」
修がカーキーの頭をわしゃわしゃと撫でると、くぅんと頷く。
ミルクを肩からそっと下ろし、修は動物達を次々と洗ってゆく。
最初はカーキー、次はパトラ。
ロシアンブルーのブルーも側に来たので一緒に洗ってやる。
要領がよくて、手間要らずな三毛猫のマーブルは、体勢を変えてまだ洗っていない場所を修が洗い易いようにする。
銀色の毛並みのミストは、いつも通りの気まぐれさで、洗っていいのか悪いのか、修でも判断に困りそう。
それでも修がミストを、ミストが修を好きなことは変わりなく、「洗わせてあげてもよくってよ?」とでも言いたげに、ミストは修の前に身体を差し出した。
甘えん坊のミルクは、修にされるなら何でもよいのだろう。
普通、猫という動物は水系を嫌がるものだが、修に洗われている間終始ゴロゴロと喉を鳴らしていた。
「おっと、ブラックは元気だな」
順番を今かいまかと待ち望んでいたようで、黒猫のブラックはミルクが洗い終わった瞬間、修にダイレクトアタック!
思いっきり胸元に飛び込んできて、修はブラックごと軽く濡れるはめに。
「タイガ、おいで」
様子を窺っているタイガに、修は手を差し伸べる。
一際小さいタイガは、好奇心旺盛に目を輝かせ、ふわふわと洗われてゆく。
洗い終わった家族は次々と使用人が拭いてゆく。
修が全員拭くのもありだが、なんせ、数が多い。
夏とはいえ、いつまでも水に濡れて風邪でも引いたら大変だから、察しのいい使用人が側に控えていたのだ。
最後にハムスターのアレキサンダーを洗いきり、修はホッと息をつく。
「ほら、皆、ブラッシングも忘れずにだ」
使用人にドライヤーもしてもらった家族達を、修は一匹一匹丁寧にブラッシング。
その手付きが気持ちよかったのだろう。
7匹の仔猫と、一匹の子犬、そしてハムスターはすやすやと寝息を立て始める。
「おや、皆、お昼寝か」
そういえば、修も心地よい疲れを感じていた。
使用人がすかさずタオルケットを持ってくる。
礼を言い、修は小さな家族達に寄り添った。
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担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月18日
参加申し込みの期限
2014年05月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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