this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
臨海学校でおおはしゃぎ? 遠泳と地引網のお話
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
17
つぎへ >>
承:海の幸、戴きます!
*地引網だよ、全員集合!!
遠泳の練習も終わり、昼食と休憩を挟んで地引網の時間となった。地域の方々の協力もあり、準備された網はいつでも引けるようになっていた。
地引網についての説明が始まる。先生方と一緒に漁師さんが地引網のやり方などを説明していくのを
佐藤 タカシ
は真面目に聞いていた。特に反抗する理由もないし、だからといって工夫するつもりも無い。言われたとおりにやってみよう、とただ思っていた。
そんな彼に「楽しみだよな」と笑いかける
龍目 豪
。彼は遠泳の練習では力を温存していたので充分に力を発揮できるらしい。そうしながら彼はふと、掌を見つめる。
(最近はついついろっこんで荷物を軽くしてしまってるが、たまには全力を出さないとな……!)
豪が持つろっこん『軽いぜ!』は特定のキーワードを発しながら対象を掴む事でその重さを0に出来る。しかし、今日は身体を思いっきり使い、全力を出したいと思っていた。
「ふふ、楽しみ甲斐がありそうね♪ 気合い入れていくわよ!」
尾鎌 蛇那伊
もにっこり微笑んでいえば、豪もタカシも楽しげに頷く。そうしながらもちらり、と周りを見れば他にも楽しみにしている者が多く、益々待ち遠しくなってきた。
「わぁ、鴎も来てる~っ! はーやく地引網はじまらないかなぁ!」
都会育ちの
雨崎 荒太郎
もまた待ち遠しくて仕方が無い様子である。その傍らで、
旅鴉 月詠
は冷静に辺りを見渡していた。
(流石に、周りの皆もよく身体を休めていたようだな。まぁ、昼食を挟んでいるからもあるだろう……)
練習の後はしっかりと休憩していた月詠は、案外疲れていないような周りの様子に小さく頷いた。
「……そろそろみたいですね」
「よしっ、がんばるぞ!」
「大漁だといいな……」
少し離れた所で、
御巫 時子
と
梅戸 有留
、
三崎 楚良
も地引網体験を楽しみにしていた。何気なくこの3人で先生方の話を聞いていたが、やはり準備が出来ている様子を見ていると早くやってみたくなるものである。
「……どれだけ魚が採れるか、楽しみです」
「夕食が掛かっているからね」
用意された網を見つめ、ふわりと笑う時子。楚良は眼鏡を掛けなおしながら相槌を打つ。有留も同じ気持ちらしく、にっこり笑って頷いた。
「皆待ち遠しいみたいだねぇ」
「それじゃあ、早速はじめようかっ!」
ウォルターと有紀が苦笑まじりにそういえば、いよいよ地引網のスタートだ。漁師さんがメガホンマイクで景気良く声を掛ける。
「皆さん、お腹から声をだして引っ張っていきましょう!!」
「「おーーーっ!!」」
ノリのいい生徒達は拳を青空に突き上げて応える。自分もそうしつつも、網の片方がパワーショベルに巻き付いている事に気づいた
宇佐見 望月
はぽん、と手を打った。
(という事は、俺様達は反対側を引っ張ればいいって事だな!)
彼は「いっちょいきますかぁ!」と傍らの
高梨 煉
を誘って一緒に力いっぱい網を引っ張る。煉も手に力を込めてがんばるものの、妙に上手く行かない。
(地引網ってテレビで見たことあるけどやった事は無かったんだよなぁ。やってみると結構腕にくる……っ!)
傍らを見れば望月はとてもいい笑顔で網を引っ張っていた。流石ハンマー投げの選手なだけあってこのぐらい朝飯前なのだろう。少し離れた所では豪や蛇那伊がとても威勢のよい掛け声と共に網を引っ張っており、それだけでも賑わっていた。
「よぉし、どんどんいくわよ」
「まだまだーっ!」
腰を落とし、砂浜をしっかり踏みしめて網を引く蛇那伊と豪。上手く網が引けないタカシに対し、2人がアドバイスをすると前より力が出せていく。
「いい? いくら筋肉を鍛えてもね、力の引き出し方が甘かったら全力は出せないものなのよ」
蛇那伊がそんな風に言えばタカシは感心したように頷く。豪は豪で、とても爽やかな笑顔で、
「魚と綱引きしてるようなもんだな。……負けられないな!」
という。普段から地味かつ無口で大人しいタカシではあるが、なんだか周りにつられて一生懸命網を引っ張っていた。そんな彼らに引き摺られ、思わずこけかける時子を楚良と有留が助け、その際楚良のめがねが落ちかけた。幸いギリギリの所で大丈夫だったものの、蛇那伊は後から3人に謝るのだった。
そんな中でも、時子はふふっ、と楽しそうに笑う。不思議そうに有留が彼女を見れば、
「有留さんと一緒だとバイトをしてる気分ですっ。……そういえば、有留さんは地引網のアルバイトをされた事、あるんですか?」
と、問いかけてくる。
「実は、地引網自体は初めてなんだ。こういうアルバイトがあれば、やってみたいな」
有留がくすぐったそうに応え、その姿を楚良は微笑ましく思えた。
「こんな時は掛け声が効くんだ」
月詠も僅かに笑って、「オーエス、オーエス」と声を上げる。するとただ網を引いていた者たちも彼女にあわせて声をだし、それだけで一体感が生まれた。そして、水面に見えた魚の影に歓声が上がる。楚良も自然と笑顔になって、皆に合わせて声を出していた。その心地良さが、なんともいえず、また笑顔になる。
「っしゃあっ! 皆、腹から声だせよーっ!!」
望月が音頭を取れば、躊躇っていた
弘明寺 能美子
も少しずつ声を出していく。そんな様子に傍らの
御剣 刀
も「楽しんでるんだな」となんだか嬉しくなる。
掛け声の中には「えんやーとっとっ! えんやーとっとっ!」とソーラン節を口ずさむ荒太郎の声や、「よいやさー! よいやさー!」と元気に言う
桜庭 円
の声も。統一感のない掛け声に苦笑するものも少なくない。
――掛け声、統一しようよ!!
小山内 海
は声が出せない分、心の中で叫んだ。同じ事を思ったのか、ブリジットが溜め息混じりに彼女の肩を叩く。
「まぁ、細かい事は気にしない方向でいきましょ?」
ブリジットの言葉に、海は小さくこくん、と頷いた。
「うーん、統一感ないねぇ」
「お前の掛け声が個性的なんだよ」
首を傾げる円に、刀が思わず突っ込んだ。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
17
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
臨海学校でおおはしゃぎ? 遠泳と地引網のお話
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
動物・自然
定員
50人
参加キャラクター数
38人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月04日
参加申し込みの期限
2014年06月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!