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中庭花壇、伝説のバラバーラ
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●プロローグ:女子たちは見た!
早朝。いつも通り登校してきた
御巫 時子
の目に飛び込んで来たのは、
桐島 義弘
先生と
五十嵐 尚輝
先生が只ならぬ雰囲気でいちゃ付き合っている姿であった。
「……尚輝先生……?」
時子はあまりのショックに鞄を取り落した。
鞄の中には五十嵐先生に食べて貰おうと思って作ってきたお弁当が入っている。
時子は五十嵐先生に恋心を抱いているのだ。ところが、いま目の前で起こった出来事は!
「尚輝先生が、義弘先生と……」
一目遭ったその瞬間から君と僕とはフォーリンラブ!
あの頬の赤らみ、あの瞳の潤み、そうとしか考えられない。
「ああっ……!」
胸が苦しい。見ているのが辛くて思わず柱の陰に隠れてしまう。
するとその時子を、というかその素敵な胸を、後ろから抱きすくめる手があった。
「ぐへ、ぐへ、ぐへへ……」
「きゃ、きゃあっ! 桃原さん……!?」
BLのためならえんやこら、柱の陰でスケッチと動画撮影に勤しんでいた
桃原 空音
である。
「ぐふふ、時子ちゃん声を押さえて。邪魔しちゃだめだよ。見たでしょ今の?」
「はい……照れて赤くなってる尚輝先生を見るのは初めてです……」
「グェーヘッヘッヘッヘ」
空音は女子にあるまじき酷い笑い方をした。
「桐島先生x五十嵐先生……略して
桐五
だね!」
空音の中では桐島先生攻めらしい。やはり鬼畜眼鏡だからか。鬼畜眼鏡受けもオツなものだが。
とそこに、新たな女子の声。
「なんなのだこのめくるめく萌え展開! やべぇのだ、あまりの神展開に涙で前が見えなくなりそうなのだ」
後木 真央
である。見えなくなりそうと言いつつ超ガン見、カメラのシャッターも切りまくっている。
「撮っていいのか……いやしかし今撮らないでいつ撮るのだ、後で本人に確認すればいいのだ~!」
それもそれで後で確認された本人のダメージは甚大そうだが、いまはとにかく目の前の萌えだ!
「おはようなのだ空音ちゃん! やはり神はいたのだ次の薄い本のネタが降臨しまくりなのだ!」
「そうだね真央ちゃん! 今日は萌えの大安吉日に違いないんだよっ!」
空音にとって真央はたまに原稿のベタを手伝ってくれる同志である。
目の血走った少女たちによる撮影会が鼻息荒く開始されていることを先生方は知らない。
その隣で泣き崩れる時子。
「尚輝先生が義弘先生や他の男子を好きならそれも仕方ありません、私、諦めます……!」
大好きなアイドルが幸せならそれでいいんです、みたいなよく出来たファンのようなことを言いだす始末。
だが、そんな時子の恋心を救う救世主が現れた!
「落ち着きたまえよ。桐島先生と五十嵐先生はばっちり神魂の影響を受けてるだろう?」
いつからそこにいたのか。クールな眼差しの銀髪の少女の名は
旅鴉 月詠
。
月詠はめくるめく薔薇色ワールドを物ともせず淡々と語る。
「図書室にあるオカルト・占い系の学校の記録によるとバラバーラとは寝子高のフシギの一つである。開花時期に告白とかすると結ばれるとか、男子同士の恋愛を成就させるとか、学校によくあるパワースポット・おまじないの類だね。それが神魂の力でこうなってしまったんじゃないかな。推測だけどね」
「月詠ちゃん……平常運転変わらな過ぎなのだ~」
そう言って笑う真央。一方、時子はその言葉を聞き、神よ、とばかりに両手を組んだ。
「ああ……、きっとそうです……!」
そのときである。フジコちゃんこと
富士山 権蔵
先生が乱入して来て、桐島先生と五十嵐先生に襲い掛かり、二人を追い立てて嵐のように走り去ってしまった。
「まあ、大変です……尚輝先生を助けなくては……!」
時子が先生方を追って走り出す。
一方、空音は舌なめずり。
「ふじこ先生×桐五の拘束監禁にゃんにゃんin体育館倉庫……じゅるるっ妄想が広がっちゃう……! いや、妄想じゃ済まさない! あたしはこれを現実にするのだ!」
グェーッヘッヘッヘッヘ! とまた酷い笑いをし、
「神魂? 知らない子なのだ」
と嘯くや何処かへ駆け出す。
萌えは会議室で起こってるんじゃない現場で起こってるんだ! とばかりに。
「やれやれ。私たちが何ともないところを見ると、今回は男性だけに影響のある神魂かな?」
月詠もぽつり呟き立ち去る。
真央だけがその場に残ってわなわなと震えている。
「ゴンちゃん……」フジコ先生のことである。「性別ゴンちゃんじゃなくただの男性だったのだ!?」
なんということだろう。神魂の影響を受け男性であることを証明してしまったがゆえに、真央のフジコ先生への好感度が激減していた!
フジコ先生は真央の好感度を回復できるのか!?
いや、そんなことより……。
「アハン……? 朝からムラムラと滾っちゃうわね」
校舎の反対側では
尾鎌 蛇那伊
が。
「いや~ん、何だかムラムラしてきたわ~ん。イケメンをペロペロくんかくんかしたいわ~ん」
後門――ではなく校門の外にいてまだバラバーラの影響を受けてないであろう
ミッシェル・ナイスゲイ
が。
「見失ったわ……あの二人、どこ行ったのかしらン?」
人間を生きたまま呑み込むという超巨大蛇アナコンダの風格を湛えたフジコ先生が。
それぞれ密かに爪を砥ぎ始めていることに、学生たちは未だ気づいていなかった……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月02日
参加申し込みの期限
2015年04月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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