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第二次ねこじま魔法少女大戦ブレイヴ！～ニンジャ襲来～
【Side：闇】調停
闇の国の城内、ノーラと『白衣の魔法メイド カイリ』は無事に皇帝との謁見を果たす。
「お目通しいただいて光栄です、皇帝陛下」
ノーラが騎士道に則って敬礼した。
カイリも見様見真似でノーラに倣った。
「皇帝陛下、これは光の女王様の手紙です。これをあなたに届けに参りました」
「ナナからの手紙！？ 早く読ませて下さい！」
皇帝はノーラから手紙を受け取ると、封を破り捨て食い入るように読み始めた。
だが、すぐに読むをの辞めるとノーラへ詰め寄ったのだ。
「これはどういうことです？ まさか、あなたが書いた偽の手紙ではありませんか！？」
「いいえ、これが女王様の気持ちなんです」
毅然とノーラは断言した。
「女王様はあなたのストーカー行為にウンザリしているのです。国１つを滅ぼそうとするほど毛嫌いしているのです。結婚を取りやめてください。あなたが諦めてくれれば、無益な戦争を防ぐことが出来るのです！」
「戦争よりも饅頭を食べたほうがいいと思うがね？ これで光の国と仲良くしてくれないか？」
持参した饅頭を周囲の兵士や魔法少女に配布し出すカイリ。
あわよくば饅頭で買収を目論むカイリだが、闇側の反応は薄い。
「饅頭は毎日見てるから、今更渡されてもありがたみないよな」
兵士の１人の愚痴に、カイリは「しまった」と自分のミスに気が付いた。
「……これが本当にナナの気持ちで、饅頭でこの局面が変わるというのならば」
そう言う皇帝の背後に、闇のオーラが立ち上る！
「国中の饅頭をナナにくれてやる！ 太るのが嫌だと言えなくなるほど肥やして、私が愛でてあげましょう！ ブラジャーのサイズがAA65（調査済）のナナも、あっという間にバストサイズが90cm超えが可能です！」
「……はぁ！？」
ノーラは愕然とした。
「人の話を聞いていたのですか！？」
しかし、皇帝はあくどい顔付きで言い切った。
「私は泣く子もチビる恐怖の闇の皇帝です！ 気は進みませんが、闇のイメージらしく欲しいものは奪ってしまいましょう！」
皇帝が手をかざすと、ノーラとカイリを取り囲む闇の魔法少女たちと兵士たち。
「あなたたちの亡骸を槍の矛先に掲げ、ナナへの宣戦布告とするのです！ 全軍、構え！」
闇側はザッと足踏みし、攻撃態勢へ移行した。
「待って下さい！ この戦い、もしかしたら北の森の忍者が関与しているかも？ この混乱、彼らが利用しない訳ありません！」
ノーラは先程の女王の言葉が引っ掛かっていた。
「既にスパイが紛れているかもしれませんよ、いがみ合っている場合ではないですぅ！」
「あんな弱小集団に何ができるのですか？ 妄言もそこまでです。攻撃５秒前！」
皇帝の号令で、魔力や火薬の匂いが一気に充満する。
「あぁ、もう！ 僕まで巻き込まれるなんて！」
カイリは逃げようと狼狽えるが、完全に包囲されていた。
「信じて下さい！ 光と闇がここでいがみ合う場合じゃないの。一緒に闘いましょう！」
ノーラの必死の訴えも、闇側には全く届かない。
皇帝が手を振り下ろした。
「放てッ！」
銃撃と魔力弾が２人に殺到するッ！
吹き飛ぶ床の瓦礫！ 一気に拡散する爆熱と爆風！ 身体の芯まで染み渡る振動！
「やったか！？」
皇帝が砂煙をかき分けながら爆心地へ目を凝らす。
そして、目の前に現れる巨大な影に、彼は呆然としていた。
「新たな時代に誘われて、ピンキーモエ、華麗（カレー）に活躍☆ 結婚式に間に合って良かったよ！」
ピンキーモエ＆猫型騎士ロボのヴァルツァーン、定刻通り只今参上！
バルツァーンの機体と防御シールドが、ノーラとカイリを攻撃から守ったのだ！
「さぁて、いっくよー！ 今回のビックリドッキリ花嫁ー♪ GO！」
バルツァーンが突撃ラッパを吹けば、ロボの口の中からタラップが降りてきた。
そこから30名ほどの花嫁が次々と飛び出してくるではないか！
そのメンツは、ヤンキー崩れのシングルマザー（子連れ）やプライド高すぎて行き遅れた40代女子、依存癖強いヤンデレ娘に果ては筋肉マシマシの色黒ナイスゲイなどなど。
誰も彼もが純白のウエディングドレスを身に纏い、皇帝へ突撃していく！
「「キャー！ シャッチョサン、カコイー！ ケコンシテ、送金シテクーダサーイ！」」
何故か全員がフィリピンパブのホステス口調で、皇帝を取り囲んでもみくちゃにする彼ら。
「あれー、魔法の副作用かな？ ま、いっか☆」
モエは細かいことにこだわるのをやめた。
「カイリさん、この隙に逃げましょう！」
「ノーラ氏、僕もそうしようとしていたところだよ！」
この混乱の間に、２人は場内から脱出！
「陛下スゲーのだモテモテなのだ♪」
後木がはしゃぐ横で、ヤガ＝ミンが「あれ？ これってハッピーエンドじゃないか？」と思案していた。
闇の国の城内、ノーラと『白衣の魔法メイド カイリ』は無事に皇帝との謁見を果たす。
「お目通しいただいて光栄です、皇帝陛下」
ノーラが騎士道に則って敬礼した。
カイリも見様見真似でノーラに倣った。
「皇帝陛下、これは光の女王様の手紙です。これをあなたに届けに参りました」
「ナナからの手紙！？ 早く読ませて下さい！」
皇帝はノーラから手紙を受け取ると、封を破り捨て食い入るように読み始めた。
だが、すぐに読むをの辞めるとノーラへ詰め寄ったのだ。
「これはどういうことです？ まさか、あなたが書いた偽の手紙ではありませんか！？」
「いいえ、これが女王様の気持ちなんです」
毅然とノーラは断言した。
「女王様はあなたのストーカー行為にウンザリしているのです。国１つを滅ぼそうとするほど毛嫌いしているのです。結婚を取りやめてください。あなたが諦めてくれれば、無益な戦争を防ぐことが出来るのです！」
「戦争よりも饅頭を食べたほうがいいと思うがね？ これで光の国と仲良くしてくれないか？」
持参した饅頭を周囲の兵士や魔法少女に配布し出すカイリ。
あわよくば饅頭で買収を目論むカイリだが、闇側の反応は薄い。
「饅頭は毎日見てるから、今更渡されてもありがたみないよな」
兵士の１人の愚痴に、カイリは「しまった」と自分のミスに気が付いた。
「……これが本当にナナの気持ちで、饅頭でこの局面が変わるというのならば」
そう言う皇帝の背後に、闇のオーラが立ち上る！
「国中の饅頭をナナにくれてやる！ 太るのが嫌だと言えなくなるほど肥やして、私が愛でてあげましょう！ ブラジャーのサイズがAA65（調査済）のナナも、あっという間にバストサイズが90cm超えが可能です！」
「……はぁ！？」
ノーラは愕然とした。
「人の話を聞いていたのですか！？」
しかし、皇帝はあくどい顔付きで言い切った。
「私は泣く子もチビる恐怖の闇の皇帝です！ 気は進みませんが、闇のイメージらしく欲しいものは奪ってしまいましょう！」
皇帝が手をかざすと、ノーラとカイリを取り囲む闇の魔法少女たちと兵士たち。
「あなたたちの亡骸を槍の矛先に掲げ、ナナへの宣戦布告とするのです！ 全軍、構え！」
闇側はザッと足踏みし、攻撃態勢へ移行した。
「待って下さい！ この戦い、もしかしたら北の森の忍者が関与しているかも？ この混乱、彼らが利用しない訳ありません！」
ノーラは先程の女王の言葉が引っ掛かっていた。
「既にスパイが紛れているかもしれませんよ、いがみ合っている場合ではないですぅ！」
「あんな弱小集団に何ができるのですか？ 妄言もそこまでです。攻撃５秒前！」
皇帝の号令で、魔力や火薬の匂いが一気に充満する。
「あぁ、もう！ 僕まで巻き込まれるなんて！」
カイリは逃げようと狼狽えるが、完全に包囲されていた。
「信じて下さい！ 光と闇がここでいがみ合う場合じゃないの。一緒に闘いましょう！」
ノーラの必死の訴えも、闇側には全く届かない。
皇帝が手を振り下ろした。
「放てッ！」
銃撃と魔力弾が２人に殺到するッ！
吹き飛ぶ床の瓦礫！ 一気に拡散する爆熱と爆風！ 身体の芯まで染み渡る振動！
「やったか！？」
皇帝が砂煙をかき分けながら爆心地へ目を凝らす。
そして、目の前に現れる巨大な影に、彼は呆然としていた。
「新たな時代に誘われて、ピンキーモエ、華麗（カレー）に活躍☆ 結婚式に間に合って良かったよ！」
ピンキーモエ＆猫型騎士ロボのヴァルツァーン、定刻通り只今参上！
バルツァーンの機体と防御シールドが、ノーラとカイリを攻撃から守ったのだ！
「さぁて、いっくよー！ 今回のビックリドッキリ花嫁ー♪ GO！」
バルツァーンが突撃ラッパを吹けば、ロボの口の中からタラップが降りてきた。
そこから30名ほどの花嫁が次々と飛び出してくるではないか！
そのメンツは、ヤンキー崩れのシングルマザー（子連れ）やプライド高すぎて行き遅れた40代女子、依存癖強いヤンデレ娘に果ては筋肉マシマシの色黒ナイスゲイなどなど。
誰も彼もが純白のウエディングドレスを身に纏い、皇帝へ突撃していく！
「「キャー！ シャッチョサン、カコイー！ ケコンシテ、送金シテクーダサーイ！」」
何故か全員がフィリピンパブのホステス口調で、皇帝を取り囲んでもみくちゃにする彼ら。
「あれー、魔法の副作用かな？ ま、いっか☆」
モエは細かいことにこだわるのをやめた。
「カイリさん、この隙に逃げましょう！」
「ノーラ氏、僕もそうしようとしていたところだよ！」
この混乱の間に、２人は場内から脱出！
「陛下スゲーのだモテモテなのだ♪」
後木がはしゃぐ横で、ヤガ＝ミンが「あれ？ これってハッピーエンドじゃないか？」と思案していた。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2014年11月01日
- 参加申し込みの期限
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- 2014年11月08日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2014年11月08日 11時00分
