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林間学校でサバイバル? 登山と調達デーのお話
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転:デット・オア・アライブ?! 食材調達!
――3日目:食材調達デー
2日目の夜、先生方によってこの日についての詳しい説明があった。ルールのおさらいの他、狩猟はオフシーズンではあるが、授業の一環として今回特別に許可されている事、活動開始時間は起床時から夕方までである事(正し相談には応じる)が告げられ、生徒達は真剣に聞く。最後に、朝食と昼食に関しても各自でちゃんととる事、と注意がされた。
*釣り人は妥協を許さず、ただ狙うのみ
夜明け前。班のメンバーや先生に前もって相談していた数名が、起床時間より早く行動を開始する。
(このあたりなら狙えそうか……)
昨日の夕食の残りを携えて
亜魚隈 猯利
は川を遡行し、静かな場所へとやってきた。魚に見つからぬよう、川面に姿が映らない距離を保ちつつ静かに進む。そして、つりに良さそうなポイントを見つけると、一息つきながら毛鉤を選択する。この辺りの魚がどんな虫を食べているかは昨日の夜確認したのでぬかりは無い。
「竿は……どうにか振れそうか」
猯利は辺りを見渡して呟く。というのも、周りは木が生い茂っており、岩もごつごつしている。ここへ釣りに来る人は滅多にいなさそうだ。
(なら、つれそうだな)
彼は黒い瞳を細め、糸の重さを利用した綺麗なフォームで釣り糸を投げやる。上手い具合に狙った岩場の上流へと針は沈む。その他溶存酸素量が多い泡立つ荒瀬や流芯などポイントを確認しつつ彼は静かな戦いを始めた。
*森を行く者たち
起床時間を向かえ、食事をし、身支度を整えた者から調達がスタートする。【探検部】の一員である
北原 みゆき
は部活動で得た知識や手にした本を元に食べられる野草を探していた。傍らでは先輩である
佐々 寿美礼
もまた、真剣に野草を探している。
みゆきの首には熊よけの笛が下がっており、スズメバチ対策として線香も用意している。その準備のよさは流石探検部といった所だろうか。
「ぐるぐるとしているから、ゼンマイかなぁ? もう少しとっておこうっと」
みゆきがようやくみつけたゼンマイを籠に入れていると、寿美礼は楽しげに笑って手にした野草の香りを楽しむ。
「この匂いと葉の形はミツバだね! うんうん、いい感じ♪」
2人が笑い合っていると、突如影がおりた。顔を上げるとがっしりとして長身な青年がいた。傍らには【探検部】部長の
龍目 豪
が釣り道具を持って並んでいる。
「それじゃ、俺は自然薯を掘ってから釣りへいこうかな。伊織はどうする?」
豪の問い掛けに、
伊織 源一
は頷きつつ静かに言う。
「肉が無いのは、寂しい。ウサギかマムシあたりを捕まえようと思う」
「そうか。気をつけてな?」
豪の言葉に源一は頷くと、みゆきと寿美礼に一礼して奥のほうへと歩いていく。髭やぼさぼさの髪も相まって中々風格のある源一は、この森で頼もしく見えた。
「豪くんの同じ班の人ですか?」
みゆきの問いに、豪は「そうだよ」と笑って答える。そうしながら探すのは自然薯の蔓だ。みゆきと寿美礼も野草を探す傍ら、一緒に探す。と、それらしき蔓を寿美礼が見つける。
「もしかして……これ?」
「それだっ! ありがとなっ」
豪は道具を取り出し、丁寧に掘り進めて行く。暫くしてなかなかよい大きさの自然薯を掘り出した豪はそれを2人に預け、釣りへと向った。
*狩人たちは狙う
そのちょっと離れた場所では
常闇 月
がまたノウサギを狙っていた。この学校に来る前はなかなか危険な職についていた……らしい月はその技術をつかってノウサギを追い、狩ろうとしていた。
(そこっ!)
気合いと共に投げられたダガーが、ノウサギを捕らえる。手早く血抜きを行い、解体をする。内蔵は掘った穴へ入れて埋める事にしていた。
(なかなかいい腕だな)
同じようにノウサギを捕らえていた源一が静かに頷く。彼も手際よくノウサギを捌き、その手際のよさに、偶然目が合った月は感心してしまう。
((……何故だろう、何かがしっくりとくる))
と、その時。丸々と肥えたノウサギが数羽はねていくのが見えた。二人は頷き合うと、協力し合ってそれらを追うのだった。
*森を行く者たち・2
テントから少し離れた場所。前日に足を捻った
佐久間 堂鉄
は足を気にしつつ野草を探していた。そうしながらもちらり、と脳裏を過ぎるのは図鑑でみた毒キノコ。
(まぁ、テンプレ的といいますか、幻覚作用のあるキノコをポケットにでも忍ばせておけば最高にクールな食事になると思いますが……)
と、ちょっと怖い事を考える堂鉄であるが、彼はそっと首を振る。そして、目の前にあったミツバをみて頷いた。
(仮にも、僕は風紀委員の一人。リスクが高すぎますねぇ。今はこちらにしておきましょう)
くすくすくす、と笑いながらも彼の中では黒い何かが笑っている。確かに、いつかは【欲しいもの】を手に入れる為その手を汚す覚悟が必要だろう。だが、今はその時ではない。そんな冷静な言葉が、黒い何かを鎮めていく。
堂鉄は傷めた足を庇いつつもみつけたミツバを丁寧に収穫するのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
4人まで
シナリオジャンル
学校生活
冒険
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月01日
参加申し込みの期限
2014年05月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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