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林間学校でサバイバル? 登山と調達デーのお話
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*既に明日への布石を打つ者たち
山を登りつつも、3日目の行われる食材調達について考える者たちも少なくなかった。彼らは美味しいご飯を得るために、水面下で作戦を練っていた。
歩きながら話していくうちにみゆきがドングリクッキーを思いついた。それをつくってみよう、という事になった【探検部】の面々であったが、材料となる実が中々見つからない。基本、秋に熟す物であるから、真夏の今では難しいのかもしれない。……が、その時、豪は聞いた。確かに何かがぽとり、と落ちる音を。
「あっちの方だ」
「……何だろう? 軽い音だったけれど……」
「言ってみれば解るんじゃない?」
不思議そうに首を傾げるみゆきに寿美礼が笑いかけて「行こう」と促す。3人が歩いていくと、そこには……熟した実をつけたスダジイとマテバシイの木。そして、ころころと転がるマテバシイの実。これには3人も目を丸くする。
「な、なんでこんな所に? それも今は時期じゃない筈だよね?」
「ちょうど美味しい頃の実だな」
みゆきが思わずそう言う傍ら、豪が1つを手に取り、吟味する。3人は不思議に思いつつも空のペットボトルにそれらを詰めていく。そして、あとから許可を得て温泉につけて灰汁を抜くのだった。
「クッキーにするの、楽しみだなぁ」
寿美礼の言葉に、2人もまた笑顔で頷いた。
*頂上での一こま
頂上付近に到着すると、暫くの間は自由行動だ。皆、キャンプ地で作ったお弁当をひろげたり、景色を眺めたり、と思い思いに過ごしている。寿美礼が思わず「ヤッホー」と叫べば、うっかり注目を集めちゃったりもした。
「うわぁ……」
薄曇ではあるものの、美しい景色を望む事が出来た。鳴は眼下に広がる光景を見つめながら、感嘆の息を漏らす。
「見渡す限り陸地が広がる景色って初めて見る……かも?」
そう言いながら辺りを見渡し、彼女は思いっきり深呼吸をした。そして、苦労して登った甲斐があった、と満たされた気持ちになっていた。
あちらこちらでグループをつくったりして、お弁当の花が咲く。みんな個性豊かで、とてもおいしそうなお弁当は目の保養にもなる。といきもまた多くの友達と一緒にお弁当を開いていた。
(まだ先生と二人っきりっていうのは早いにゃあ。まだ先生から見て私は生徒その1って感じだしにゃ?)
といきはそんな事を考えつつ仲間と集まって食べつつ、傍らの幸太をみやった。この林間学校には彼が顧問を勤める陸上部のメンバーも多く参加している。故に陸上部員でお弁当のお誘いをしたのだった。
「浅井せんせ、ご飯の後にでも皆で写真を撮ろうにゃ」
「そうだな。皆でとろう!」
笑顔で応じる幸太に、といきは少し頬を赤くして頷いた。
「あ、おいしそう! 朝ごはんの時に作ったお弁当だったよね?」
「うん♪」
毬藻仔に言われ、瑠奈は笑顔で頷いた。彼女のお弁当には愛らしい丸いおにぎりやプチトマト、ミートボールなどを入れている。毬藻仔と瑠奈で食べ物交換しあっていたが、その途中ではた、と毬藻仔は気付く。
「あ、明日の事、すっかり忘れてた……」
頂上で景色を楽しみ、美味しいお弁当に舌鼓を打っていた毬藻仔は、明日の食材調達を思い出す。彼女の言葉がきっかけで、瑠奈は自分の弁当を見つめた。
「今日は素敵だけれど、明日はどうなるかなぁ? 色々見つかるといいなぁ」
「そうだねぇ」
2人は肩を並べて食べつつ明日の事を改めて考えてみる事にした。
豪は普段どおりおにぎりのみの弁当を食べつつ、何処と無く苦笑する。
(明日が食材調達ってわかっていたらおかずも用意したんだが……)
そうしながらもまったりしていると、猯利など一人で食事を取る者を何人か見つけた。豪は1つ頷くと一緒に食べよう、と誘うのだった。
昼食が終わり、夏朝は一人で景色を眺めていた。手元には、なにやら細かく書かれたメモ。そして、傍らには筆記用具。夏朝は、真剣に書き込みつつ、僅かに被りを振う。
(何とかしなくちゃいけない。……どうしても何とかしなければ……)
そうやって夏朝は脳裏に浮んだ光景を振り払い、書き込みに集中していた。
*天候が崩れ……
自由行動が終わり、下山の時刻となった。その頃はまだ薄曇が続いており、過ごし易い気候であった。
しかし、もう少しで降り切る、という所で急に雲が厚みを増し……遂には、雨が降り出してしまった。元より、登山に必要な物は持って来ておく事、と言い渡されている為ほぼ全員がレインコートを持ってきていた。舞は「持ってきていてよかった」と安堵の息を付きながらそれを纏っていた。
(……この事を失念していました)
堂鉄の願うとおりに雨が降ったものの、これでは望む展開など起こり得ない。がっくりと肩を落として歩いていた堂鉄であったが……、俯いた事で、先を行く礼美の足元が悪くなって居る事に気付く。
「危ないっ!」「!?」
堂鉄は咄嗟に足を滑った礼美に手を伸ばし、自分に引寄せる。バランスを崩して倒れた際、足を痛めたが確かに何かが当たったような……? それはさておき、堂鉄のお陰で怪我をせずに済んだ礼美は申し訳無さそうに彼を見た。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
4人まで
シナリオジャンル
学校生活
冒険
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月01日
参加申し込みの期限
2014年05月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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