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箒星は夜闇を駆けて
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◆
「レジャーシートよし! アイスコーヒーよし!」
リュックに詰めた荷物を、
種子島 タネ
は順番に指さし確認する。
忘れ物がないかチェックするには、なんだかんだでこれが一番手っ取り早くて確実だ。
「おやつよし!」
夜中におやつ食べたら太るというツッコミは禁句だ。
「誰だ!? 夜中に食べたら太るとか言ったの!?」
大丈夫、誰も言ってない。ツッコミは禁句としか言ってない。
「食べた分だけ起きてればそんなことないのさっ!?」
視界の端でその存在を主張する、無慈悲な宣告者こと体重計。
「……ないのさ!!」
視線を逸し、自分に言い聞かせた。そうだ、そんなことないのだ。多分。
コホンと咳払い。
「――そして今回の秘密ドッキリメカ!」
丈夫そうな黒いケースに入れられた、ソイツの正体は!
「お父さんから借りたレンズ開けっ放しに出来るだか何だかってカメラよし!」
それでいいのか秘密ドッキリメカ!
「やー、一度あの星が丸く写るやつ撮ってみたかったのよねー」
腕を組んでうんうんと一人頷くタネ。
星が丸く写るヤツ――天体写真を撮影するためには、カメラのシャッターを開けっ放しにしたうえで固定し続ける必要がある。
ということで、固定用の三脚も一緒だ。
「準備完璧! さすがタネちゃんだわ……!」
熱い自画自賛とともに、タネは流星群観測にくり出した。
さて、ちゃんと写真は撮れるのだろうか?
◆
本日快晴、月明かりは無し。そして何より、極大日。
「――天体観測にはうってつけたい!」
橘内 みちる
は、部屋の窓から夜空を見上げてぐっと拳を握った。
今日のメインはあくまで流星群、ということで望遠鏡はお休みだ。……実際のところ、望遠鏡は流星群観測には不向きなのである。
でも、双眼鏡は持っていくことにした。
それから他には懐中電灯、星座早見表、レジャーシート、防寒用のパーカー、ノートに音声電波時計。
あと虫除けとおやつのチョコ、そして蜜柑。
流石は天文部、隙の無い装備をリュックに詰めて――いざ、出陣!
意気揚々と猫鳴館の玄関先に出たところで、自治会長の
邪衣 士
とすれ違った。
「こんな時間から外出ですか?」
「流星群見に行くったい! オールナイトの勢いで観測しちゃるけんね!」
「オールナイト……」
「流星群の極大日なんて、あたしにとってはお祭り同然たい!」
だから当然とばかりに胸を張るみちるを見て、士は微笑ましげな表情を浮かべ、
「体調には気をつけてくださいね」
「もちろん! 準備はバッチリやしね!」
そんなやりとりをして、二人は別れた。
(んーと……どこで見るのがよかかいな……)
とりあえず、肉眼で見えるギリギリのラインである六等星が見える程度の暗さは欲しい。
その点では、猫鳴館の周辺も決して悪いわけではなかったのだけれど。
できれば、空が一望できる場所が一番望ましい。
そうなると……ちょっと奥の方に場所は限られていて、ルートは二択。
そのうち片方は、夜の墓地を通り過ぎるもので。
(夜の墓地は……好かんたい)
だから、林の中の中を突っ切って行くことにした。
「あたしは自然の道の方が好いとーと!」
◆
「……今日は確か、アレだっけ」
流星群の極大日、ってやつ。
廻 春告
が時計を見やると、時刻は午後10時30分を少し過ぎたところ。
確かピークは11時辺りらしいから、今から出ればピークの頃に落ち着いて見られるだろうか。
せっかくだし、ちょっと見に行ってみようか。
まあ、そんなに長く出歩くつもりはない。あんまり遅いと、心配をかけてしまいそうだし。
「母さん、ちょっと流星群見に行ってくる」
そう声をかけ家を出る。
携帯を取り出して、ほんの一瞬考えた後すぐにしまった。
なんとなく、今日は一人で見たい気分だ。
……誘う友達がいないとか、そういうわけでは断じてない。ぼっちだったのでは先日まで、それも島に来たタイミングの都合上知り合いがいなかっただけなのだ!
えー、こほん。それはそれとして。
どこで見ようか、流星群。
「桜台墓地の辺りでいいか、うん」
一人で夜の墓地というのはちょっと勇気がいるけれど、他に良さげな場所も思いつかないし。
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月26日
参加申し込みの期限
2014年05月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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