夜空に一つ、光が走る。
暗い海を切り裂いて、輝く軌跡を描いていく。
どこまでも続いていくように見えたそれは、ある一点でふっと消えてしまう。
だけど。
また一つ、また一つと光は走る。
そのほとんどは、かすかにしか見えないような暗いもの。
もしも月が一緒にいれば、きっとその光にかき消されてしまうだろう。
例えそれに負けなくたって、あっという間に燃え尽きる。
それでも、星は流れていく。
燃え尽きるまでの一瞬を、星空に刻みつけるように。
言っていたのは、ラジオだった。
今日の晩、流星群が見られるかもしれないと。
なんでも極大日――流星群が活動する期間の中で、最も多くの流星が流れる日――なのだとか。
天気予報は、一晩中晴れ。雲はほとんどなく、遮るものは何もない。
都合のいいことに、月も今晩はお休みらしい。
流星群を観測するには、絶好の環境だ。
ピークは23時から24時にかけて。
見晴らしのいい所で観測すれば、かなりの数が見られそうだ。
さあ。
文月の晩、降り注ぐ星を眺めて過ごすのはどうだろう?
どうも、ガイドをご覧いただきありがとうございます。
風雅宿です。
今回は夏の流星群観測シナリオをお届けいたします。
コンセプトや傾向は「星ふる夜、いつもとちがう空の下で」(詩帆ミチルマスター、以下「星ふる夜」)と似たような雰囲気になるかと思いますので、そちらもご確認頂ければ幸いです。
7月の流星群の晩、お好きな様にお過ごしください。
◆主な舞台
「星ふる夜」でも主な舞台となりました、桜台墓地(地図上のH-7)付近となります。
また、リアクションのメイン時間帯は流星群がピークをむかえる23時~24時となります。
◆できること
「レジャーシートを広げてノンビリ流星群観測」
「近くの川で花火をしながら、時々流れ星を見る」等など。
他の方への確定アクションでない限りは、自由にアクションを書いて頂いて構いません。
必ずしも流星群を見なければならない、というではありません。
ですので、思い思いに流星群の夜をお楽しみ頂ければと。
◆その他注意とか
アドリブ度高めの場合、方向性やNGについて明記をしていただくとご期待に添えるかと思います。
GAの場合、GA【グループ名】の記述を"「キャラクターの手段・行動」の先頭"にお忘れなく!
お相手さんが記述を忘れていたり【 】内に誤字脱字があったり、あるいは目的部分に入っていることが時々あります。
だからと言ってGAが不成立になるということはありませんが、できるだけ気をつけて頂けると幸いです。
それでは、ご参加お待ちしております。