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<CI@SP>ふたつのミドリのゆくえ
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●セールもライブも、夏の賑わい!●
「よーし、プール作るぞー!」
「「おー!!」」
その頃、chトラの理想学園では、エスカルゴの声に一同拳を上げていた。
でも学校のプールだというのに、一部は何故か流れるプールやウォータースライダーの話をしている。
「ま、いつも通りみんなで好きなようにやればいいさ」
エスカルゴ校長は慣れたものだ。
「あ、校長」
皆が思い思いに取り掛かる中、金髪が声を掛けてきた。
背後には、見掛けない青年がぼんやりと立っている。
「コイツもれいびでさ、高校まで俺と一緒だったんだけど……色々あって、最近ちょっと良くなってきたっぽいから誘ったんだ。よけりゃコイツもここに置いてやってくれねぇ?」
「ん? それは全然構わないよ」
なんたって行き場のない若者たちが多く集う場所だ。
「ほらショーゴ、挨拶くらいしろよ。この人がここのオーナーで、みんな校長って呼んでンだ」
促された青年は、少し遅れて頭を下げた。
それにしても訳アリそうな人物だ。
大半のアバターが夏の装いの中で、濃色の長袖にハイネック。
ひょろひょろと背ばかり高く痩せこけていて、死んだ魚のような目は心ここにあらずといった風だ。
(相当辛い目に遭ったのかもね……)
エスカルゴは静かに、彼を学園に受け入れた。
『もしかして、せれねさんとCitrusCat'sの未明せれねさんって同一人物ですか? miaoのとこで路上ライブ見掛けて……アバターとそっくりで可愛くて、びっくりしちゃいました! ネットとリアルの両立って大変かもですが、これからも応援……』
ヤ バ イ 。
ラジオ番組へのファンレターを読んでいた瑠奈は、狼狽した。
「そりゃあ……うん。最近思いっきり顔バレで有名人になっちゃってるし、普段変な服着てたらだめだよね……。あ、そういえばLechatからメールマガジンがきてたっけ」
セールのお知らせを見て、瑠奈は自宅兼スタジオを後にした。
『レインもすっかり元に戻って、ひと安心だよ♪』
「ご心配をお掛けしました」
コアとなる部分が無事だった為、無事に復元されたメイド風マヌカノイドの姿に悠華は笑顔を浮かべた。
『じゃあ、今日はLechatさんのセール覗いてくるね』
「ええ、行ってらっしゃいませ」
最近のレインは、以前より表情が豊かになった気がする。
『あ、ミントちゃん。それにせれねちゃんっ? 一緒にお買い物?』
店の近くでバッタリ会った3人は、互いに驚く。
「あたしは取材なのー」
ミントは公式放送局の腕章を着け、マイクを持っていた。
側にいるミケねこちゃんはお目付け役のようだ。
「でね でね、素敵なファッションの女の子も取材するようにって言われてるんだー。猫島コレクションなんだって。二人とも撮らせて~」
『えっ』
「悠華も可愛いし、瑠奈みたいにアイドルになったらいいのに」
(なん……だと)
裕也はミントの呟きに飲み物を零しそうになった。
(いや、だがテストプレイ放送の時も思いきり露出していたし……念の為、最近出たボイスチェンジャーのHUD買っとくかな……)
「「いらっしゃいませー!」」
「いらっしゃいませですニャ♪」
旧市街エリアの服飾店『Lechat』では、オーナー二人とマスコットのふーちゃんが新作ドレスを着てお客さんたちを迎えていた。
お店を空けていた事のゴメンナサイとWEBサイトオープン記念も含めての、新作以外全品半額セールとあって次々とお客さんがやって来る。
「夢いっぱい詰め込んだワンピース、いかがですか?」
「お休みしちゃってごめんなさいでした! これからも夢いっぱいなLechatをよろしくお願いしまーす!」
日菜と璃人の明るい声が、店内に響いている。
「こちらミントでーす。今Lechatの前なんだけど、わー、すっごい混んでるよ~」
悠華と瑠奈が見守る中、レポートを始めるミント。
しかし、その間にも店や周辺がごった返してくる。
『これ、ヤバイんじゃない?』
「う、うん。ちょっと隣のエリアに退避した方がいいかも……って」
二人が話しているうちに画面が固まり、真っ暗になった。
後に伝説となるサーバダウン『Lechat落ち』である。
「言った傍からこれか!」
ログイン画面を表示し直し、裕也は嘆息した。
仕方ない、とホームから再開を選びログイン。
『二人とも大丈夫ー?』
『ダイブ解けちゃったけど、なんとか……Lechatのところはまだだめみたい』
瑠奈もログインし直し、隣の区画まで様子を見に行ったようだ。
『うーん、みんなどこ? 真っ暗だよー、もう閉店なの?』
そこへ、やたら能天気なミントの声が。
真っ暗? と瑠奈は違和感を覚える。
『まさかミントちゃん……落ちた鯖の中にいるの?』
『え、落ち? よく分かんないけどね、ふーちゃんとかマヌカノイドが止まってるのは見えてきたよ~』
『と、とりあえず違う場所にテレポートして』
『はーい』
数十分後、区画のサーバが復旧した。
その間、ふーちゃんは夢を見ていたようだという。
「そっか、サーバが止まってる時はそこにいるマヌカノイドも稼働してない……イコール眠ってるのに近い状態って事なのかな?」
「直樹さんに貰ったアイテム、ちゃんと効果があったって事ですかねっ?」
「おふたりとも、そんなに見つめたら恥ずかしいですニャ」
穴が空くほど見られて、ふーちゃんはテレテレしていた。
瑠奈たちはたっと落ち着いて買い物が出来たようだ。
「えーっと、期間は長いので慌てないでくださいって告知出して……ご近所さんにもゴメンナサイしにいかないとっ」
同じ区画の面々は「有名になった証だねー」と笑ってくれたものの。
「分店とか考えた方が良いのかなぁ」
大分品数も増えたし、と日菜は可愛いものいっぱいの店内を見回した。
「……じゃあ、お願いします」
入り組んだ路地の先にある工房で、刀はぺこりと頭を下げた。
Mystiqueは笑みを湛え、キヌを見遣る。
「ええ、他にも困った事があったら、何でも言ってね」
「ありがとうございます」
キヌをサポートするマヌカノイドを、と刀はMystiqueに注文を入れたのだ。
「こんなに何から何までして頂いて」
「いいんだ、キヌさんに楽しんで欲しいから」
キヌはしきりに自分の服装を気にしている。
「あの……この格好、変じゃないですか?」
「? 似合ってますよ」
「で、でも……こんなに足を出した事なんてなくて」
今のキヌは着物ではなく、膝下くらいまでのスカートのシンプルなドレスを身に着けていた。
刀は思わず彼女のミュールを履いた白い脚を眺めてしまう。
「……大丈夫です」
彼の目が泳いだのは、気のせいだ。
「っと、友人がこっちに来てくれるそうです。……あ、小山内。こっちだ」
少し離れた場所にテレポートしてきた海の頭上に浮かぶ名前表示に、刀は片手を上げた。
(ここでの小山内は青い髪なんだな……!?)
人々の間から現れた海の姿に、刀は目を見張る。
ばいーん、とばかりに見事な胸に、つい目が。
『どうしたの?』
「いや」
スケッチブックを見せた海に、刀はそっと目を逸らした。
目が泳いでるのは、気のせいじゃないです。
さて置き、海とキヌにお互いを紹介する。
「よろしくお願いしますね、海さん」
『よろしく』
挨拶を交わしつつ、海はちらっと二人の様子を窺ってしまう。
キヌの刀への視線は親しみが籠っているものの、弟に対してのような感じで海はなんだかほっとした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
羽月ゆきな
前回シナリオ
<CI@SP>Evergreen≒Deciduous
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月25日
参加申し込みの期限
2014年05月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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