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【身体測定】♂♀反転戦線、異常アリ!
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【16】
一方、こちら保健室。
騒動が南校舎で起こっている中、粛々と身体測定が執り行われていた。
鷲尾 礼美
養護教諭の指揮下のもと、保健委員の女子生徒たちが男子の柔肌にドギマギしつつも測定し続けている。
(今日一日ずっと大変ですけど……だ、大丈夫です! 私は鷲尾先生の為ならどんな事でも出来ますよぉ~)
挙動不審で他人と目線を合わせず俯いてばっかりの少女、
添木 牡丹
が作業の傍ら、鷲尾先生の顔を伺う。
テキパキと測定をこなしていくその姿に、添木の胸の高鳴りは鳴り止まない。
(……えへへ、こうして鷲尾先生の役に立つために、保健委員になったんだからぁ……)
まるで親鳥になんの疑いもなく付いていく雛のように従順な目つきで見詰める添木。
彼女は鷲尾先生に依存心を抱いていた。
添木はきっちり仕事をこなしながらも、初めて鷲尾先生と出会った日のことを思い出していた。
添木の本土で送った中学時代は最悪だった。
少なくとも、彼女がいじめで人間不信に陥るくらいには、凄惨で……。
寝子島へ来たのは、そういったいじめの影響もあった。
1年生の頃は平穏な日々を過ごしていたが、2年生に進級してから事態が一変した。
空から神様が降ってきた? 喋る猫? フツウを守れ?
次々に起きる不可解な出来事が相次いだ事が影響したのかもしれない。
気が付けば、彼女は教室ではなく保健室へ登校するようになっていた。
そこで添木に親身に接してくれたのが、鷲尾先生だった。
「新しい環境にすぐに慣れるのは大変でしょうけども、勇気が出るまでここにいていいのよ?」
温かな微笑みを浮かべながら、そう告げる鷲尾先生の言葉に、添木は自然と涙を流していた。
(ここに自分を理解してくれる人がいるんだ!)
そう思った瞬間、彼女の心は鷲尾先生抜きでは平常を保てなくなっていたのだ。
(鷲尾先生の傍に居たい。鷲尾先生が喜んでくれるなら、私はどんなことでもする!)
彼女の精神構造は、誰かに依存しないといけないほど既に壊れてしまっていた。
レイラ・トンプソン
も保健委員である。
しかし、男子生徒一同は目を疑った。
(なんで、あの子はコスプレをしているんだろう?)
ピンクの丈の短いナース服に、ナースキャップを着用。
やたら高いヒールを小気味いい音を鳴らせながら軽快に保健室を歩いている。
サイズが合っていないのか、そのアメリカンでグローバルな挑発ボディは収まりきれておらず、健全な男子生徒を否応なく前屈みにしていく。
「OH! 大変ですネ! みなさん、同じ場所を傷めているワ! とても苦しそうネ! 応急処置しますノデ、皆サン、ズボン下ろして!」
完全に風紀委員に喧嘩売ってますよね、レイラさん!?
しかし、本人は至って真面目である。その光景がどう言う意味を為すのか分かっていないようだが……!
勿論、男子生徒たちも顔を赤らめながらこれを拒否する。
「お次のトノガタ、ハリキッテドーゾ!」
おいそれTPOにあってねーだろという総ツッコミを男子生徒がしつつ、レイラの案内で次々と誘導されていく。
言動はだいぶおかしいが、仕事はちゃんとできる子のようだ。
「割り込み禁止ヨ! ソクバイカイの行列と身体測定は順番は大事!」
時折注意を促しつつ、『こちら最後尾』というプラカードを携え、まるでラウンドガールのように案内を行うレイラだった。
「HEY! ユーも測定するなら、ちゃんと列に並んでネ!」
がしっと首根っこを掴み、ズルズルと最後尾へ男子生徒1名を引きずっていく。
「はーなーせー! 儂は関係ないんじゃー!」
男子生徒……播磨にはっ倒されて男と化した
大田原 いいな
が真っ青な顔して連れ去られていく。
授業をサボってたら播磨と遭遇、男になってしまったことに気が付かず、屋上へ向かうところをレイラに捕まったのだ。
もとより男に見間違えられる格好なので、反転してなくても拉致られたかもしれないが。
「儂は野郎ではない! 野郎ではないというておろうに! こら~っ、聞いておるのか~っ!」
「Why? ユーは立派なニホンダンジじゃないの?」
大田原の姿を見て、首を傾げるレイラ。
「ヤマトダマシイあるなら、男子の身体測定を受けてくだサイ!」
「……男子の測定、で、あるか?!」
大田原、既に脂汗ダラダラである。
それはつまり、心拍数急上昇を意味しており、彼女のろっこん『TRANSMUTE』の発動トリガーを引くのに充分な条件が揃ってしまうのだ!
(し、しまったのじゃ! また成長した大人の女性の身体に……!)
心拍数100を超え、大田原の身体が変身を遂げる!
「OH! ユーはShockでナイスバルク! 一瞬で姿が変わるなんテ、ニンジュツ、サイコー!」
「……は?」
大田原は自身の身体を確認した。
発達した大胸筋。6つに割れた腹筋。隆起した僧帽筋。丸太のように太い上腕筋。見るからにカッチカチの大腿二頭筋と大腿四頭筋。そしてぷりっと引き締まった大臀筋。
なんと、普段ならセクシーなお姉さんに変身するはずが、男性化した状態での発動だったため、筋肉キレキレのボディービルダーと化していたのだ。
無論、衣服は膨張した筋肉のおかげで、局部以外は弾け飛んでしまっている。
「何じゃこの格好は!」
絶句する大田原に、レイラは手を取って微笑みかける。
「素晴らしい身体だワ! さぁ、一緒に並んであとで目一杯披露ツカマツリソウロウ!」
「うわあああ!!」
自身の変化に頭がクラクラしだす大田原。
すると、どこからともなくロケット花火を取り出し、点火するではないか!
「儂は人違いでええとそのあのだからその……、に、逃げろおおおおおお!」
列に向かってロケット花火を乱射しながら、マッチョ大田原は逃亡していくのだった。
※危険なので絶対に真似しないで下さい。
「で、では、そのっ、胸囲を調べるので……、服を、脱いで下さい~……!」
添木、顔を赤らめながら男子に指示を出す。
(仕事とはいえ、男子の裸を間近で見るのは、恥ずかしいですぅ……!)
羞恥のあまり、体に余分な力が入ってしまう。
だが、大好きな鷲尾先生のためにと精一杯仕事をこなしていく。
「ら、楽にしてくださいねぇ~? 腕上げてください~、う、後ろ、失礼しますねぇ~……」
コチコチに固りながらも、添木はメジャーを男子の胸部に巻き付けて計測開始。
(あれ? うまくメジャーが巻けない~)
だが、男子の裸に緊張しているせいか、指先がうまく動いてくれない。
巻こうとするとスルッと指先からメジャーが滑るため、どんどん添木の体は男子に密着する形に。
いつの間にか、彼女の柔らかなFカップの乳房を男子に押し当てていた。
(こ、この態勢は測り易いです~! 手元が安定します~!)
なんと、添木の乳房の厚みで手元が固定され、胸囲が計測しやすいというミラクルが発生。
会心の手応えを覚えてしまった添木は、以降、『おっぱい密着型測定術』を男子に施し、健全な男子たちの姿勢を更に“くの字”にしていくのだった。
「鷲尾先生、少しお時間を頂けないか?」
浮舟 久雨
をはじめとする、保健室先遣隊が到着を完了した。
事態を説明すべく、まずは鷲尾先生に面会を求めることにした。
「あら? なにかしら、浮舟さん? ……って、雰囲気が違うわね? 成長期?」
男性化している浮舟に首を傾げつつ、快く鷲尾先生は対応に応じる。
……添木が遠くでガン見している。その瞳孔に光が差していないのは気のせいだろう。
「少し、廊下が騒がしくなることを許して頂きたい。泣き叫びながら校内で暴れる女子生徒がここに来るらしいのだ。でも御心配無用。私たちで止める」
「あら? そんなことが起きていたの?」
「いや、鷲尾先生が出るまでもない。接触した相手を気遣う余裕もないほど、ひたすらに泣いていたのでな……。そのままここへ来させたら、この場が混乱するだろう」
そして、浮舟はふと播磨の泣き顔を思い浮かべた。
「何がきっかけで彼女が涙を流したのか、私には分からない。けれど、このまま放っておくのは……嫌だ。気持ちを楽にさせてやりたい」
ギリ、と奥歯を噛み締める。
不器用な自分にできる、精一杯の手段を行い、必ずこの作戦を成功してみせる。
自他共に厳しく、妥協を許さない完璧主義者の浮舟は、納得いかないことがあること自体気に食わないからだ。
「鷲尾先生、どうか、作戦遂行の許可を」
「もう、堅苦しいわね? つまり生徒同士の問題ってことよね? ……いいわ、キチンと対処なさい?」
鷲尾先生はにこり、と菩薩のような笑みを浮かべた。
「ありがとうございます」
浮舟は一礼すると、保健室を飛び出す。
入口で待機していた仲間――
綾辻 綾花
、
カノエ・フェブルウス
、
志波 武美
、
追分 義一
が一斉に頷く。
「――行くぞ。作戦の最終フェイズに入る!」
「「了解!」」
さぁ、いよいよクライマックスです。
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焼きスルメ
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
88人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月26日
参加申し込みの期限
2013年02月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月02日 11時00分
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